遠い親戚の訃報の知らせを受け、
どうしても駆けつけたかったのですが、
遠方ということもあり仕事の都合で
どうしてもお葬式やお通夜には間に合わない・・・
ということで、弔電を送ろうと思っていました。
しかし、突然の訃報だったこともあり、
バタバタしているうちに
お葬式に間に合わなくなってしまいました・・・。
何をやってんだか。。。
だけど、お悔みの気持ちはしっかり伝えたいし、
遅れてしまったけど
弔電は送ろうかと思ったのですが、
それってマナーとして良いのでしょうか?
亡くなった方を悼む気持ちを伝える為の大切なことなので、
きっちりマナーを守りたいですよね。
そこで今回は、
弔電が間に合わない場合の
正しい対処法についてシェアします。
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サクッと要点だけ見る→
遅れて弔電が届くのはマナー違反
結論から言うと、
間に合わないと分かったならば
弔電を送るのはNGです。
遅れて弔電を送ることはマナー違反となってしまいます。
弔電は、お葬式やお通夜、告別式に
どうしても駆けつけることが厳しい場合に、
手紙よりも早く簡単に
お悔やみの気持ちを伝えることが
出来る手段として使われています。
値段にもよりますが、
お高めの台紙などを利用した場合、
見た目も豪華ですし
送らないよりはいいんじゃないの?
と思いがちですが、
受け取った側からすれば、
葬儀も過ぎたのにマナー違反だな
という印象を与えてしまうので気を付けましょう。
弔電が間に合わなかった時はお手紙とお香典(御供花料)で
それでは、弔電が間に合わなかった時は
どうやってお悔やみの気持ちを
伝えたらいいのかということについてです。
基本的に、弔電が間に合わなかった場合であれば、
手紙(お悔やみ状)とお香典(御花代:おはなだい)を送ります。
手紙の内容は、
弔意とお悔やみの言葉を
伝えるのが遅くなってしまったことのお詫び、
そして葬儀に参列することが出来なかったことの
お詫びなどを伝えると良いかと思います。
お香典の表書きは、
四十九日の前であれば「御霊前」とし、
四十九日の後であれば「御仏前」とします。
ただし、これは宗教によって異なる場合があるので注意してください。
どちらが適しているのか分からない、
不安だという場合は「御供花料(ごきょうかりょう)」を送るのが無難かと思います。
また、お香典(または御供花料)も送る場合は
現金書留で送ることも忘れないようにしましょう。
弔電はいつまでに届くのが良いか
そもそも、弔電は
いつまでに間に合わせなければいけないのか
どうかが大切ですよね。
弔電は、基本的に送られてきたものの
一部が告別式で読まれることになります。
どの弔電を読むかどうかは、
告別式の前日であるお通夜の親族が集まった際に選ぶことが多いです。
なので、その選ぶ時には届いているのが理想ということになります。
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よって、出来ればお通夜までには届いているのが理想で、
遅くとも告別式(お葬式)の3時間前までには届いているように送るべきです。
また、お葬式の会場が自宅の場合は、
式場で行う場合よりも混雑することがあるので
3時間前だと遅いかなと思います。
なので、その場合は前日までに届くようにするのが理想です。
基本的に、
弔電はすぐに送るのがマナーです。
どうしてもバタバタしていて
文章を考える時間が取れなくて・・・
など事情はあるかと思いますが、
早く送ってもマナー違反になることはないので、
出来るだけ早く申し込むようにしましょうね。
参考ページ:詳しく解説、弔電の頼み方ガイド
諦めないで!当日間に合う弔電サービス
すぐに送るのがマナーだと分かっていても、
弔電を送るのが初めてであれば
分からないことが多くて手こずってしまったり、
突然のことでなかなか時間が取れず、
あっという間に気づけば葬儀当日になんてことは
どうしてもあると思います。
そもそも訃報を知ったのが
葬儀当日だったということもあるかもしれません。
「葬儀は今日だしもう間に合わない・・・手紙を用意しよう。」
と思う前に、本当に間に合わないのか確認して下さい!
弔電に限らず、
電報は当日の申し込みでも
その日中に届けてもらうことが
可能な場合もあります。
NTTの電報サービスは
19時までに申し込みをすれば
当日のお届けも可能とのことです!
・午前8時から19時の申し込みで
当日中に届けてもらえます。
(時間指定はありません。)
・19時から午前0時の申し込みで
翌日の朝8時以降に届けてもらえます。
・午前0時から午前8時の申し込みで
当日朝8時以降に届けてもらえます。
NTTの電報サービスを利用する方法は、
電話であれば「155」にかけると利用することが出来ます。
インターネットであれば「D-MAIL」
というサイトがNTTの電報サービスになります。
NTTの欠点としては、
当日配達が可能ではあるけれども
時間指定が出来ないことです。
通常であれば2~3時間ほどで届けてくれるとは思いますが、
ちょっと心配ですよね。
「VERY CARD」というサイトであれば、
福岡・大阪・名古屋・東京・札幌と
配達可能な地域が限定されてしまいますが、
3時間以内に届けてくれるサービスがあります。
お届けの地域が限定されてしまうのは残念ですが、
きちんとお届けの時間が分かっているのは
急ぎの場合とてもありがたいですよね。
電報といえばNTTというイメージが一般的には強いと思うので、
他の会社の電報サービスはどうなの?
と思っている方もいるかもしれませんが、
VERY CARDは民間で初めて電報サービスを始めた会社で、
きちんと実績もあるのでご心配はいりません。
弔電が間に合わなかった場合まとめ
弔電は、告別式で読まれるので、
遅くとも告別式の3時間前までには
届くように送るのがマナーで、
間に合わなかった場合は
弔電は送らずに
お香典+手紙という手段で
お悔やみの気持ちを伝えるのが良いということでした。
弔電が間に合わないかも!?の場合まとめ
気づけば葬儀当日で間に合わないかも・・・
という場合も、
NTTやその他の会社でも
当日中に弔電を届けてくれるサービスがあるので、
確認してみて下さいね。