引っ越しにゴミ出しが間に合わない！当日そのまま置いていくのはダメなの？

引っ越しは色々な手続きなどやることがたくさんあって、荷物の整理はついつい後回しになってしまいますよね。

ギリギリになって準備をしていたら、思ったよりもゴミが出てきてしまったのですが、引っ越しの日までのゴミ回収が既に過ぎてました・・・！

住んでいたマンションやアパートのゴミ置き場や部屋に置いていくのは、当然マナー違反なので良くないです。

では、どう処分すれば良いのでしょうか？

引っ越しまでにどうにかゴミを処分出来る方法があると助かりますよね。
そこで今回は、引っ越しまでにゴミ出しが間に合わない時の対処法についてご紹介します。

間に合わない！引っ越しのゴミどうする？

引っ越しまでにゴミ出しが間に合わないからと言って、部屋に置いていったりゴミ回収の日でもないのにゴミ捨て場にゴミを放置するのは絶対にしないで下さい。

では、このような場合どうやってゴミを処分すればいいのかご紹介します。

自治体の焼却場を利用する

自治体では、焼却場やクリーンセンターが設けられています。
稼働時間内であれば、自分で直接持ち込んで受け付けてもらうことが出来ます。

持ち込む際の手順は、車で処分したいゴミを焼却場へ運び、受付をします。
そして、許可を得てから指定された通りのルートでゴミを下ろしていきます。
最後に精算を済ませたら終わりです。料金は数百円程度の場合がほとんどです。

手順は自治体によって多少異なる部分はあるかもしれませんが、大体このような流れです。

東京都の焼却場一覧

粗大ごみが間に合わないなら不用品回収業者

不用品回収業者に依頼するという方法もあります。
不用品回収業者はどんなゴミでも基本的には回収してくれるので、自治体だと処分してもらえないようなゴミでも対応してもらえます。

また、対応が早いので即日回収してくれる場合もありますし、２４時間受け付けてくれる業者もあるので引っ越しまで時間がないという場合でも安心です。

ただ、自治体よりは料金は上がってしまいます。
物によってそれぞれ相場があり、日用品だと約３００円、家電だと約５，０００円、寝具類だと約８，０００円という風になっています。

引っ越しだと処分したいものが大量の場合もあると思うので、その場合は積み放題のプランがある業者だとお得になります。
相場は、軽トラックで約２０，０００円、１ｔトラックで約３０，０００円、２ｔトラックだと約４０，０００円となっています。

リサイクルショップへ持ち込み

綺麗だしまだ使えるけれど、もう必要ないというものだとリサイクルショップへ持ち込むのもいいかと思います。

店舗に持ち込むのでも良いですし、最近では自宅まで査定しに来てくれるサービスを行っているところもあります。

ただ、必ず買い取ってもらえるとは限らないことや、自宅まで来てくれるサービスがなければ自力で運ばなければいけないというデメリットはあります。

引っ越しまでまだ時間に余裕があるのであれば、利用してみるのも良いですね。

新居へ持っていく

もう時間がなくてどの方法も間に合わないとなれば、新居へ持っていき、引っ越し先で処分するということになります。

他の引っ越しの荷物と一緒に運ぶことになるので、量が多いと場合によっては引っ越し料金が上がる場合もあります。
粗大ごみなど、量が多い場合は事前に引っ越し業者へ問い合わせておきましょう。

友人や近所の方、大家さんなどに協力してもらう

これは、他の方法がどうしても難しいという時の最終手段にはなりますが、近くに頼めるような関係の友人やご近所さんがいればお願いして捨ててもらうという方法もあります。

協力してもらえるのであれば、何か御礼はした方が良いですね。

大家さんは、普段からコミュニケーションをとっていてそれなりに関係が出来ていないと難しいかもしれませんが、お願いできそうなら相談してみるのも良いかもしれません。

引越しゴミを置いていくとトラブルになることも

「少しのゴミくらい大目に見てもらえないだろうか」とか「まだ使える家電とかなら次入居する人が使えるから置いていっていいのでは？」などと考えるかもしれませんが、少しのゴミでも、まだ使える家電や家具でも置いていくのはダメです。

賃貸では「原状回復」というのが基本マナーとなっています。
つまり、自分が入居した時と全く同じ部屋の状態にして退去しなければいけません。

ゴミや家電、家具を置いたまま出ていくのは原状回復出来ていないのでダメです。
ゴミが残っていると、後々処分するためのお金を請求されたり、何かトラブルが起こることも考えられるので、ゴミは全て処分してから引っ越しをしましょう。

引越し当日のゴミはどうする？

荷造りを終わらせていても、引っ越し前日までは生活しているのでどうしても当日生活ゴミが出てしまいますよね。
生ごみなんかもあると処分に困ってしまいます。

ですが、このような場合でも上で説明した通り、トラブルを防ぐためにも置いていったりゴミ捨て場に放置するのは避けて、新居に持っていきましょう。

引っ越しの次の日がゴミ回収の日だったら、「１日くらい早く捨ててもいいのでは？」というのも良くないです。

早く捨ててしまうと、カラスなどが荒らす可能性があり衛生上良くないのもありますし、ゴミ捨て場にゴミがあると放火犯に狙われやすいとも言われているので防犯面でも良くないです。

引越しゴミ出しは早めに計画する！

引っ越しの時に大量にゴミが残っていると、処分が何かと面倒になってしまうので、退去日の最低１か月前からゴミ捨ての計画を立てるようにしましょう。

粗大ごみなどゴミの種類によっては月１しか回収していないものもありますし、事前に申し込みが必要だったりするので直前だと間に合わないということが起こってしまいます。

急な引っ越しや、他にもやることが多くてゴミまで手が回らないなど事情はあるかと思いますが、部屋に放置したまま引っ越すことだけは避けましょう。

引越しゴミそのままはダメ！まとめ

ゴミを処分する方法は、

・自治体の焼却場

・不用品回収業者

・リサイクルショップ

・友人やご近所さん、大家さんに頼む

このような方法があり、これらが難しければ新居へ持っていくということでした。

この中でも、退去日までとにかく時間がなく、それなりの量のゴミがあるという場合は不用品回収業者がおすすめでした。

新居へゴミを持ち込むのはなんだか気分がすっきりしないので、出来ればゴミをすっきり処分してから引っ越ししたいですね！