私の実父が死亡したと連絡が来ました。
母親とはすでに離婚しており、私はすでに成人しているので、養育費の支払いも終了して、会うこともほとんどない、血のつながった父親です。
虐待を受けたとか、両親の喧嘩が絶えなくて、辛い家庭で育ったとか、父親の女癖が悪かったというわけではありません。
かといって両親が円満な離婚というわけではありませんでしたが、両親の価値観の不一致で離婚となりました。
小さいころは定期的に会っていた父親でしたが、大きくなるにつれて、私も忙しくなり、社会人になってからは、ほとんど会うことのない父親でした。
そんな母と離婚した父親が死亡した際、葬儀に行くべきかどうか早急に知らなければいけないので、調べてみました。
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親族から訃報が届いた場合
葬儀に参列しても良いです。遺族から訃報が届き、葬儀に招かれた場合は、参列した方が良いとのことです。離婚後、どのような人生を歩んだのかは分からないのですが、遺族からの連絡は、最期に挨拶をしてほしいという意思の表れがほとんどのようです。そのため、できるだけ葬儀に参列するようにしましょう。遺族も何か伝えたいことがあるかもしれませんし、実子として相続のこともあるかもしれません。
離婚理由が、DVや虐待の場合
葬儀には行かなくても良いとのことです。離婚理由が、DVや虐待の場合、葬儀に参列することで、悪い記憶がよみがえり、心理的に負担が大きくなるというリスクが考えられるからです。このような場合、ご遺族から葬儀の参列を求められた場合、丁重にお断りしても良いとのことでした。
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子どもだからといって、喪主をするべきなのか
両親が離婚していて、親権を持たない方の親、もしくは離婚後の関係が希薄な親の場合は、喪主を拒否しても良いようです。また身寄りがない場合、葬式代の負担なども拒否できることも多いようです。行政が故人の財産を確認し、葬儀の代行を行ってくれるとのことです。両親が離婚していて、さらに希薄な親子関係の場合、亡くなったからといって、負担を抱えることは無いようです。
遺族と連絡をとった方が良い場合
故人に遺産(プラスのものもマイナスのものに)がある場合、子は相続人になります。そのため、遺族は相続をどうするか、子も含めて相談することが必要になります。マイナスの遺産がある場合は、相続放棄をするなどの法的手続きをしないと、子が負担しなければならなくなり、大変なことになります。そのため、遺産の話が出た場合は、連絡をとり、相談する必要があるとのことです。
まとめ
離婚した親が亡くなった場合、葬儀に参列するかどうか、とても悩むことだと思います。関係が希薄であったり、離婚理由が悪い場合は、参列しなくても良いとのことですが、遺産がある場合は要注意です。遺族から連絡があったとき、無碍に拒否するのではなく、大切な話があるかどうかは、確認してからの方が良いでしょう。心理的に負担になる場合は、その旨をしっかりと伝え、相続のことだけは、確認して心理的負担の無いような結論を出してもらえば良いと思います。