離婚した親が死んだら連絡くる4つの理由

友人の両親は20年以上前に離婚し、母親に育てられました。
そのためほとんど父親のことなど忘れて暮らしていたようですが、ある日突然、その父親が「亡くなった」との連絡が来たそうです。

最初は名前を聞いてもピンと来ず、何のことなのか、理解できなかったようです。
しかし母親に話していたら、父親のことのようで、もう20年以上も昔に離婚して、父親のことなど記憶にすら残ってないのに、亡くなったという連絡がわざわざ来たのも驚いたし、意味が分からないと言っていました。
私も確かに20年以上前に別れた父親の訃報がなぜ来るのか気になったので、なぜ離婚した親が死んだら連絡くるのか調べたことシェアします。

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離婚した親が死んだときに連絡が来る理由-実の親-

両親が何年前に離婚しようと、離婚後に戸籍から抜いたとしても法律上、実の両親は親のままのようで、親が再婚して再婚相手と特別養子縁組になる以外、実の両親の子どもということから変わることはないようです。

そのため、離婚した親の訃報を受け取ることは、珍しくないことであり、何らかの相続があれば、子は相続人になるようです。

離婚した親が死んだときに連絡が来る理由-相続問題-

離婚した親が死んだら連絡くる

親族や故人の相続に関係のある人からの連絡は、相続をどのようにするか、相談しなければならない場合があり、そのために訃報が届く場合があるようです。

相続する遺産は財産や土地などの資産価値のあるものだけでなく、借金などの負の遺産もあります。

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実の両親の相続は、たとえ離婚していたとしても子は相続人になるので、連絡がくる可能性はあります。

離婚した親が死んだときに連絡が来る理由-死因、引き取り-

役所や警察などから、連絡がくることがあります。
故人の死亡の原因について尋ねられたり、故人に身寄りが無かった場合、遺骨の引き取りなどで連絡がくることがあるようです。

離婚した親が死んだときに連絡が来る理由-負債-

離婚した親が死んだら連絡くる

債権者から連絡がくることがあるようです。
故人に借金があり、借金の債権者が相続人を何らかの手段で調べて、返済を求める連絡がある場合もあるようです。

もし故人に借金がある場合は、相続する財産がどれだけあるかを調べて、そのまま相続するのか、放棄するのか、限定的に承認するのかを相続開始を知ってから3カ月以内に手続きをしないといけないようです。

まとめ

両親の離婚により、片方の親と長年会わず、戸籍から抜けたとしても、その親が死亡した場合に、連絡がくることがあるというのが事実のようです。

死亡の連絡により、プラスの相続がある場合であれば、良いのですが、マイナスの相続がある場合には、注意が必要です。

また他にも死因や身寄りの有無によって公的な機関から連絡がくることがあるようです。

家族にはいろいろな形があるので、連絡を受けた場合は、ご自身の気持ちやこれからどうしたいかなどをしっかりと考えて、結論を出していただければと思います。

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