雑誌で枝豆は栄養もあってカロリーも低くダイエットに良い食材だと紹介されていたので、ダイエット中の私は早速毎日枝豆を食べていました。
ところが、家族に枝豆って食べ過ぎは良くないらしいよと言われてしまいました・・・。
えっ、マジ!?
具体的にどんな良くないことがあるの?と聞くと知らないと言うので、気になって枝豆について色々調べることにしました。
「枝豆のデメリット」「冷凍枝豆は体に悪い」「冷凍枝豆は危険」とか検索ワードにでてきます!
そこで今回は、枝豆にはどんなデメリットがある?ということや、どれくらい食べても大丈夫なのか、そして枝豆の栄養ってどんなものがあるの?などについてお伝えします。
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枝豆のデメリットは何?
枝豆は栄養たっぷりの体に良い食材ではありますが、食べ過ぎることで逆に体に毒になってしまうことも・・・。
どんなデメリットがあるのでしょうか。
1.アルコールと食べる時は注意
枝豆は居酒屋さんに必ずと言って良いほどある定番のおつまみですし、ビールなどと一緒に良く食べますよね?
しかし、アルコールと一緒に食べるときは特に食べ過ぎに注意!
枝豆には「プリン体」という痛風の原因となってしまうものが含まれています。
枝豆に含まれているプリン体は枝豆100gで47.9mgなので、特別多いわけではないです。
しかし、アルコールと一緒に摂取することで尿酸値が一気に上がってしまうので痛風になりやすいんです!
普通に枝豆だけを食べるのであればプリン体はそれほど心配しなくても大丈夫ですが、アルコールと一緒に食べる時には食べ過ぎに気をつける必要があります。
2.カロリー
枝豆はカロリーが低いから!とバクバク食べていました。
しかし、枝豆も食べ過ぎると結構なカロリーになるそう・・・。
枝豆のカロリーは100gあたり134kcalです。
茹でた大豆で180kcalなので豆の中ではカロリー低めだと思います。
これだけ見るとやっぱりカロリーは気にしなくても良いのでは?と感じますが、人参は36kcal、じゃがいもは73kcalとなっており、野菜と比べると枝豆のカロリーは特別低い訳ではないというのが分かりますね。
もちろんお菓子などを食べるよりは枝豆の方がダイエットには良いですが、枝豆はカロリーが低いからとたくさん食べてしまうと、気づかないうちにカロリーオーバーしてしまう危険性があるので注意しましょう。
3.下痢をしやすくなる
枝豆は食物繊維が豊富です。
食物繊維と言えばお腹に良いというイメージが強いですが、消化があまり良くないので摂りすぎるとお腹を壊してしまうことがあります。
私もおそらく枝豆の食べ過ぎで下痢を起こしていました。
昔からお腹は弱い方だったのでそれほど気にしていなかったのですが、家族に言われて枝豆の量を控えたところ、お腹が痛くなる回数がかなり減りました!
4.塩分に注意
枝豆に塩は欠かせないですが、塩分を摂りすぎると心疾患や腎臓疾患、不整脈などの病気の原因ともなるのでかなり危険です。
しかも、むくみなどの原因ともなるので塩分の摂りすぎはダイエットにも良くない!
茹でる時だけでなく、食べる前にさらに塩をかけているという方は特に注意です。
少しの塩でも枝豆本来の美味しさを感じることが出来るので、塩のかけすぎには気をつけましょう!
枝豆を食べる時の適量
枝豆をおやつとして食べる時は、70g〜150gくらいまでにしましょう。
さやで言うと約30〜60さやになります。
これでカロリーは100〜200kcalくらいです。
ご飯として枝豆を置き換える時は180gくらいを目安に食べましょう。
さやで言うと約70さやです。
ちなみにカロリーは調理法によって異なります!
炒めるよりも茹でたり蒸す方法がカロリーは抑えられますよ♪
もちろん、枝豆ダイエットでご飯と置き換えると言っても枝豆しか食べないのは栄養が偏ってしまうので、他にもバランスよく食べながら足りなくなりがちな栄養を枝豆で補うというイメージで!
枝豆には栄養がたくさん!
枝豆に含まれる主な栄養素は以下の通りです。
・食物繊維
・ビタミンB1
・ビタミンC
・オルニチン
・メチオニン
・葉酸
・イソフラボン
・鉄分
・カリウム
・マグネシウム
・リン
これだけを見ても、たくさんの栄養素があって体に良さそうですね〜!
1.腸内環境が良くなる
先ほど摂りすぎは良くないとご紹介した食物繊維ですが、適量であれば便秘の解消や腸の中にある有害物質を追い出してくれる効果や大腸ガンを予防してくれる効果などがあるとっても優秀な栄養素です。
便秘が解消されることでお腹がスッキリしてダイエット効果も得られますし、病気も予防出来て嬉しいですね!
2.疲労回復
ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える効果があり、オルニチンは新陳代謝を活性させる効果があるので疲れが溜まるのを防いでくれます。
疲れが溜まった時や夏バテでやる気が出ない・・・なんて時には枝豆を食べて元気を出しましょう!
3.二日酔い防止
オルニチンは肝機能を強めてくれます。
また、メチオニンはビタミンB1やビタミンCと一緒にアルコールの分解を手伝う効果もあります。
なので、アルコールと食べるときの食べ過ぎは良くないとお伝えしましたが、食べ過ぎなければ二日酔い防止の為にも食べるのは良いんです!
居酒屋に必ずと言って良いほど枝豆があるのは、ただ美味しいからだけではなく、こういう効果もあるからなんですね〜。
お酒飲まないから関係ないわ〜って思った方!
暴飲暴食しがちだったり、ストレスが溜まっていたり、睡眠不足が続いていないですか?
これ全部肝臓に良くない生活ですよ!
そういう方にもオルニチンが含まれた枝豆はおすすめです♪
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4.高血圧の予防、改善
カリウム、マグネシウム、リンなどのミネラル類は体の中の塩分を分解して出してくれる効果があるので、高血圧の予防、改善にも繋がります。
5.女性に嬉しい効果
・葉酸
葉酸は妊娠を希望している方や妊娠中の方がサプリで飲むほど女性と赤ちゃんにとってかなり重要な栄養素です。
・イソフラボン
そして、イソフラボンは女性ホルモンと同じような働きをしてくれます。
女性の場合、閉経後は女性ホルモンが低下してしまって更年期障害や動脈硬化、骨粗しょう症などになりやすくなってしまうので、イソフラボンを摂取することでこれらを予防できます。
さらに嬉しいのは健康面だけでなく美容にも効果が!
イソフラボンは髪や肌を綺麗に保ってくれる効果もあるんですよ。
・鉄分
また、月経期や妊娠中など何かと女性は貧血になりやすいですよね。
枝豆には鉄分も含まれているので貧血予防にも良さそうですね!
上記の効果から枝豆をダイエットに取り入れる人もたくさんいます。
枝豆ダイエットのデメリットは?
冒頭では枝豆のデメリットを述べましたが、枝豆ダイエットにもデメリットがあります。
栄養の偏り
枝豆はタンパク質や食物繊維が豊富ですが、炭水化物や脂質が少ないため、エネルギーや必須脂肪酸が不足する可能性があります。
また、枝豆にはビタミンCやカルシウムが含まれていませんので、栄養バランスを考えるためには、枝豆以外の食品も摂取する必要があります。
カロリーオーバーにも
枝豆は低カロリーで健康的だといって、過剰に摂取してしまうとカロリーオーバーになる可能性もあります。
一日の摂取量の目安は一般的に100g程度とされています。
また、枝豆には多くの塩分が含まれていることもありますので、無塩の枝豆を選ぶか、洗って塩分を取り除くことがおすすめです。
アレルギーや副作用に注意
枝豆は大豆の若どりであり、大豆アレルギーの人は摂取できません。
大豆アレルギーには個人差があり、かゆみや発疹、腫れ、呼吸困難などの症状が現れることがあります。
さらに、枝豆に含まれるイソフラボンは女性ホルモンに似た作用を持ちますので、妊娠中や授乳中の女性やホルモンバランスに影響を受けやすい人は摂取量に注意が必要です。
冷凍枝豆は危険ホントに体に悪いのか?
詳しくはヤフー知恵袋のこちらのページが示しておりましたが、詳しく解説されたサイトが削除されています。
削除されたサイトには、農薬の基準が違う外国からの輸入品には注意とかかれていました。
原産地に注意して購入したほうがよいですね。
なるべく国内産を探しましょう。
また、冷凍枝豆のデメリットは、食中毒のリスクがあることや、栄養価が低下することです。
冷凍枝豆は、収穫後すぐに茹でてから急速冷凍されていますが、その過程で細菌が混入する可能性があります。
特に、ボツリヌス菌やサルモネラ菌などの病原菌が原因となる食中毒は重篤な症状を引き起こすことがあります。
そのため、冷凍枝豆を食べる際には、必ず加熱してから食べるようにしましょう。
結論としては、国産冷凍枝豆は危険ではありませんが、注意点があります。
適切な加熱方法や栄養バランスを考えて食べることで、冷凍枝豆のメリットを最大限に活かすことができます。
冷凍枝豆は調理と保存の仕方に注意
冷凍枝豆も普通の枝豆と栄養素に違いはないですが、調理の仕方や保存方法によって味がかなり変わっちゃいます。
冷凍枝豆調理の仕方
冷凍枝豆の1番のデメリットとして、調理の仕方によっては水っぽくなりがちです。
おひたしにしたり茹でたものをそのまま食べる時は、正直冷凍枝豆よりも生の枝豆の方が美味しいです。
水っぽくなりがちな冷凍枝豆は火にかけて一気に水分を飛ばす調理法がおすすめ!
冷凍枝豆は小さい氷の粒が周りについていると思うので、凍ったままフライパンなどに入れてそのまま火にかけましょう。
そうすることで水っぽくなるのをある程度防げて美味しくなります!
保存方法
一般家庭の冷凍庫は開閉する回数が多いので温度変化が激しく、食品が酸化して冷凍焼けを起こしやすいです。
これを防ぐ為に、ジッパーバックなどで2重にして保存することをおすすめします。
また、開閉の回数をなるべく減らすように意識し、長い時間開け続けないようにすることもポイントです。
1度開封したものはなるべく早く使い切ることも冷凍焼けを防ぐには重要です。
これらは枝豆だけでなく他の野菜やお肉などにも言えることです。
枝豆は茹でちゃダメ蒸すんです!
枝豆は塩茹でして食べるだけでも美味しいですが、枝豆は茹でるとビタミンCが半分くらい流れ出てしまうんです!知ってましたか?
なので、全ての栄養素をしっかり摂りたい!という方には蒸し焼きをおすすめします。
茹でた時よりも蒸し焼きの方が枝豆に残る栄養素はかなり高いです。
しかも、蒸し焼きの方が枝豆の甘みをしっかり感じられて美味しいんです!
蒸し焼きの方法は、
1 枝豆を塩もみする
2 フライパンに枝豆を入れ、蓋をする
3 弱火で5分蒸し焼きにする
これだけです。
簡単で味も美味しく、栄養も逃さずにしっかり摂れます。
まとめ
枝豆を食べ過ぎることのデメリットや危険は、
・アルコールと一緒に食べるときは特に量に気をつける
・案外カロリーはそれほど低くない
・食物繊維が豊富なのでお腹を壊しやすい
・塩のかけすぎに注意
主に以上のことがありました。
最初にデメリットを紹介しましたが、枝豆は適量をきちんと守って食べれば体に良い栄養素がたくさん含まれたかなり優秀な食材なんです!
いろんな食材をバランスよく食べながら、枝豆をうまく取り入れていってみてください。