らっきょうはいつ食べると効果的なの?【食前】におつまみがいい理由と効能

私は子供の頃かららっきょうが食べず嫌いでした。
ですが、祖父が身体にいいから食べなさい
ってあまりにしつこかったので、
食べてみると案外ハマりました・・・。

それ以来、カレーのお供はらっきょうです!

しかし、らっきょうは食事中に食べるよりも
さらに効果的に食べられるタイミングがある
と小耳に挟みました!

どうせ食べるならより効果を感じられる方が良いですよね。

ということで今回は、
らっきょうを食べるのはいつが一番効果があるのかについて調べてみました。

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らっきょういつ食べるべき?効果的なのは食前!

まず、らっきょうを食べるならいつのタイミングが良いのか?
についての答えはずばり「食前」です。

らっきょういつ食べるべき?効果的なのは食前!

らっきょうは食前に食べる方が、
効果が高まります。
その理由は、
食物繊維をはじめにとることが出来るからです。
らっきょうには食物繊維が含まれています。
そのらっきょうを食前に食べておくことで、
食事による血糖値の上昇を抑えてくれる効果があります。

この効果は、
食事中や食後に食べると
あまり効果は感じられなくなってしまうので、
食前が良いわけなんです。

らっきょうの栄養と効能

それでは、らっきょうには
どんな栄養が含まれていて、
どんな効能があるのかをご紹介いたします。

まず、栄養ですが、
先ほどもお伝えした通り
食物繊維が含まれています。
これがらっきょうに最も多く含まれている栄養になります。

らっきょうは100gあたり食物繊維は20.7g含まれており、
約1/5は食物繊維ということがわかります。
野菜に含まれる食物繊維の平均は0.8gなので、
平均よりもとても多く含まれていますね。
食物繊維が豊富な野菜といえば
ごぼうなどが浮かぶかと思いますが、
らっきょうに含まれる食物繊維は
ごぼうと比べてなんと3.5倍以上となっています!

らっきょうは食物繊維以外にもたくさん栄養分がある

食物繊維以外にもたくさん栄養分は含まれており、

・ビタミンB1

・含硫アミノ酸

・サポニン

・ジアリルスルフィド

・フラボノイド

・アリシン

・フルクタン(食物繊維の一種)

これらの栄養が含まれています。

では、これらのらっきょうに含まれる栄養には
どのような効能があるのか説明します。

便秘解消

まず、食物繊維に関しては有名なのでご存知かもしれませんが、
硬い便を柔らかくしてくれる効果があります。
そして、ビフィズス菌などの善玉菌を増やしてくれる効果もあるため、
便秘に効果があります。

血糖値の上昇を抑える、コレステロールの除去

先ほどもお伝えした通り、
らっきょうには血糖値の上昇を抑える効果があります。
これは、フルクタンという
食物繊維の一種による効果です。
血糖値の上昇を抑えてくれるということで、
糖尿病や肥満の予防が期待出来ます。

さらに、腸内でコレステロールを吸着して
排出してくれる働きをします。
よって、コレステロール値の改善、
動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などを予防する効果が期待できると考えられます。

また、サポニンという栄養にも
血中のコレステロールや中性脂肪を分解し、
排出する働きがあるため、
血液をサラサラにしてくれる効果があります。

らっきょうに含まれるフルクタンは、
冷水に溶けやすいという効果があるので
水につけすぎたりしないよう気を付けましょう!

代謝を活発に

含硫アミノ酸は、人間の体の元となるタンパク質を構成する成分です。
なので、これを摂取することで
細胞を活性化し、代謝を上げる効果があると考えられます。
代謝が上がることで
痩せやすい身体になるので
ダイエットにも良いです。

疲労回復

ビタミンB1には糖質の代謝をうながし、
エネルギーを生み出す働きがあります。

そして、アリシンには
ビタミンB1の働きをうながしてくれる効果があるので、
どちらも含まれているということで
相乗効果により
疲労回復の効果もあるということです。

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血栓予防

これはジアリルスルフィドとアリシンの働きや効能となります。
血小板の凝集を抑えて血栓を予防してくれます。
ジアリルスルフィドには解毒作用、活性酸素の除去、血液の凝固を抑える効果などがあります。
そしてアリシンにも血栓を防いでくれる働きがあります。

この2つが血液をサラサラにしてくれ、
血流を促進し、動脈硬化や心臓病の予防などの効果があるといわれています。

らっきょうの食べ過ぎには注意!

らっきょうの食べ過ぎは健康に注意!

らっきょうに限らず、
なんでもそうですが
体に良いからといってばくばく食べ過ぎも逆に良くないです。

栄養価が非常に高いらっきょうなので、
摂取しすぎると反対に健康に良くないのです。

1度にたくさん食べてしまうと、
消化液の分泌を促進するジアリルスルフィドが
胃の粘膜を過剰に刺激してしまい、
胃もたれなどの症状が出てしまうことがあります。

らっきょうを食べるならば、
目安としては1日に大きいもので3個程度が適量です。
小さいものでも5個くらいまでにしておきましょう。

カレーのお供としてだけではなく、
他にも美味しく食べられる方法がたくさんあるので、
ついつい食べ過ぎてしまいそうになりますが、注意しましょう。

おすすめらっきょうレシピ

それでは最後に、
らっきょうを食べる際のおすすめなレシピをご紹介します。

おすすめらっきょう人気レシピ

らっきょうは水につけすぎると
栄養が溶けてしまうとお伝えしましたが、
熱にも弱いため生のままやサラダなどにして食べると
栄養をそのまま摂取することが出来ます。

なので、酢漬けだと栄養が溶けて出て行ってしまうので
あまりおすすめしませんが、
酢漬けにする場合は
汁ごとだと栄養もとることが出来ます。
しかし、汁ごとといっても全部はやはりきついかと思います。

なので、今回は酢漬け以外のレシピをご紹介します。

焼きらっきょう

一番シンプルですし、
焼くだけなので難易度低めでささっと作れると思います!

おつまみ生らっきょう焼き

(材料)

生らっきょう:適量

お好みのたれ(焼き肉のたれなど):適量

1.らっきょうの根と茎を切り落とし、
  薄皮を向いて洗います。

2.下処理したらっきょうを、
油のひいてないフライパンで
焼き目がつくまで炒めます。(約5分)

3.焼きあがったらっきょうをタレに10分ほど漬け込み完成です。

ポイントは、らっきょうは
炒めすぎずささっと焦げ目がつく程度にすることです。

らっきょうとツナのサラダ

生のらっきょうは
においがちょっと苦手という方に
おすすめなのがこのメニューです。

美味しいらっきょう野菜

(材料)4人分

生らっきょう:200gくらい

ツナ:1缶

塩コショウ:少々

マヨネーズ:適量

熱湯:1リットル前後

1.先ほどと同じく、らっきょうは根と茎を切り落とし、
薄皮を向いて洗います。

2.輪になる方向へ薄く切っていき、ザルに入れます。

3.ザルに入れたらっきょうに熱湯を回しかけます。

4.お箸などでらっきょうを混ぜてぐるぐるほぐします。

5.ツナ缶のオイルを切り、
らっきょうと混ぜ合わせます。
それを塩コショウとマヨネーズで味つけをして完成です。

他にもたくさんおすすめレシピはありますが、
この2つでしたら食事の前につまむのにもちょうど良いかなと思ったのでご紹介いたしました。

らっきょういつ食べる?のまとめ

らっきょうには本当にたくさんの栄養があって、
健康のために嬉しい効能もたくさんあり、
素晴らしい食材だということが分かりました。
その栄養の効果をしっかり感じるには
食前に食べるのが良いということも分かりましたね。

こんなに体に良いのだから、
もっとたくさん食べたい!
と思ってしまいますが、
1日の摂取量は3~5個(大きさによる)
とのことなので、
しっかり守って美味しく食べましょう。

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