神社にお参りする時間はいつがベスト？夜の参拝はダメじゃない

先日、友人から神社にお参りにいくんだけど、
付き合ってって言われて
時間を聞いたら、仕事終わりの夜からなんです。

夜に神社にいくのなんて、初詣くらいで、
普段、神社やお寺って夜にお参りして大丈夫なの？
と思うわけです。
そもそも開いてるのかしら？

忙しくて昼間になかなか行けない場合、
夕方や夜になってしまうと思うのですが、
夕方以降に神社やお寺にお参りするのは
良くないなんてことも聞きますよね。

これって本当なのでしょうか。

今回は神社にお参りする時間について
調べてみたことをシェアします！

神社の参拝時間は夜でも問題ない

夕方や夜の神社への参拝は
「神様がいないから」
「逢魔が時（おうまがとき：薄暗くなる夕方の時間のこと。魔物に遭遇する時間とも言われている。）だから良くない」
「夕方の１６時以降は影の気の影響で、邪気などの良くないものに憑りつかれやすくなあってしまう」
というような理由から、
縁起が良くないと言われていることは事実です。

しかし、これが絶対だと決められたルールではなく、
夕方以降、夜でもお参りをする方は実際にいて、
お百度参りや汚れを清めることなどは
夜に行われていたりして、
夜の方が神様により近づくことが出来る
とも考えられているみたいです。

なので、どうしても叶えて欲しいお願い事をする時は
むしろ夜の方が良いとも言われています。
神社のお祭りも夜にやっていたりしますし、
夜だからといって心配はいらないでしょう。

このことから、
実際には神社へのお参りの時間は
何時でも問題ないという風にとらえて良いと思います。

ただし、暗くなってからの参拝は
いくつか注意点があるので、
この後に詳しく説明したいと思います。

神社にお参りするおすすめの時間は早朝や明るい時間

お参りはいつでもＯＫということでしたが、
お参りに適した時間はあります。
早朝から午前中が一般的には
お参りするには良い時間だと言われています。

早朝は空気が澄んでいて、
外の空気を吸うだけでも気持ち良いですよね。
なので、早朝や日の出ているうちは
気持ち的にも、とても良い状態と言えるので、
その時間に神社へお参りに行くと
しっかりお祈り出来て最適な時間だと言えます。

また、午前中のうちにお参りをした方が
神様へ願いがより早く届くとも考えられているので、
午前中がおすすめということです。

お参りできる時間が神社によって異なる

夕方以降や夜の神社のお参りには
注意点がいくつかあるということでしたが、
注意することの一つ目が神社の拝観時間です。

拝観時間は神社や時期によってもばらばらで、
夕方に閉まってしまう神社もあれば、
２４時間いつでもお参りすることが出来る神社もあります。

例えば、東京の明治神宮は
日の出と日の入りに閨門（けいもん）と閉門の時間を決めているみたいなので、
１月は６時４０分閨門、１６時２０分閉門となっており、
２月は６時２０分閨門、１６時５０分に閉門という風に、
毎月時間が異なっています。

京都にある御金神社に関しては、
季節に関係なく２４時間お参りすることが出来ます。

このように、神社や季節によって
お参りできる時間が全然違うので、
昼間であれば基本的に閉まっていることはないと思いますが、
夕方以降に参拝しようと考えている場合は
前もって調べておくのが良いですね。

夕方以降の神社の参拝は人が少ない方が良い

次は、注意点というか
出来ればそうした方が良いことになるのですが、
夜に参拝する場合、
出来るだけ他の参拝者とは顔を合わせない方が良いと言われています。
中に人がいるかどうか見える
小さめの神社の場合に限るとは思いますが、
先に参拝している方がいれば、
その方が鳥居から出るまで
神社には入ってはいけないということも言われています。

なので、夜にお参りするのであれば
出来るだけ人が少ない時間帯が良いということなのです。

しかし、神社の中は明かりが少なくて暗い場合もあるので
足元に気を付けなければいけないというのもありますし、
人が少ない時間というのは色んな意味で
危険があるのでちょっと怖いですよね。

このことから、
日の当たる時間のお参りをおすすめしているのもあります。