炊飯器が臭い!!寿命は何年なの?⇒3~5年ですよ!

炊飯器を使い始めて何年か経つと、
買ったばかりの頃はしなかった
においの症状が炊き立てのご飯から・・・
これって炊飯器がくさくなってきてる!?

そろそろ寿命なのかな?と思ったのですが、
炊飯器の寿命って平均何年なのか知ってますか?

また、寿命にはまだ早いけどにおう場合、
どうやって手入れすればいいのでしょう?

丸洗い出来ない電化製品だから、
掃除方法がわからず、
買ってからまともに掃除をしたことのない方も
いるのではないでしょうか。

今回は、炊飯器がくさくなる原因や、
においの改善方法、そして平均寿命などについて調べたのでシェアします!

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炊飯器が臭くなる症状の原因は?

炊飯器が臭くなる症状の原因

・炊飯器は汚れが溜まりやすい!

炊飯器がくさくなってしまう原因として考えられるのは、
蒸気キャップや内窯、パッキンなどに溜まった汚れが一番かと思われます。

なので、まずはその部分が汚れていないかを確認してみてください。
特に、パッキンの部分が複雑になっているタイプの炊飯器は、汚れがたまりやすくなっています。

お米はほぼ毎日食べますよね。
なので、炊飯器の使う頻度が高いため、
掃除するタイミングがなかなかなくて
最後に掃除したのがいつか思い出せないほど放置してたりしませんか?

私も、なんとなく炊飯時の熱で殺菌されてそう・・・
なんて思って、掃除はそこまでしなくてもいいんじゃないかと思っていました。
失敗です。。。

ですが、実は炊飯器は細菌が繁殖しやすいんです!
なぜなら、お米の主成分はデンプンですよね。
デンプンは、細菌の大好物なのです。
更に、熱だけではいなくならない細菌(セレウス菌など)もいるので、
炊飯の熱で完全に殺菌されてるなんてことはないので、
きちんとお手入れすることが大事なんです!
細菌だらけの炊飯器で炊いたお米は当然においますし、
そんなお米は食べたくないですよね。

・内側だけでなく外側も

スチームカット機能付きの炊飯器は、
何かと便利ですが、蒸気キャップにも汚れは溜まりやすいです。
結構忘れがちですし、蒸気だけではそこまで汚れてないでしょ、
と放置していることも多いと思いますが、
しっかり丸洗いしましょう。

それでは、くさいにおいの元を落とすにはどうすればよいのでしょうか。

炊飯器の臭い取りはクエン酸

炊飯器の汚れ、においの元を落とすにはクエン酸

・クエン酸を使ってにおいを落とす!

クエン酸は食品にも使われるものなので、
万が一残っていて口にしてしまっても安心ですし、
しっかり臭みをとってくれる優れものです。

また、クエン酸は殺菌効果も期待できるので、
炊飯器のカビ取りもしてくれます!

ただし注意点としては、
炊飯器の種類によってはクエン酸が使えない場合もあるので、
メーカーに問い合わせるか、説明書で確認してから使いましょう。

においを落とす手順

1.まず内釜に水を7から8分目くらいまで入れます。
(3合炊きの炊飯器であれば3合の印のところまでです。)
においが強い場合は水ではなくお湯の方が効果は高いかと思われます。

2.クエン酸を30g入れます。
(1合あたり10gのクエン酸を入れる計算なので、
入れた水に合わせた量を入れてください。)

3.そのまま白米メニューで炊飯ボタンを押します。

炊飯が終わったら保温を切って温度が下がるのを待ちましょう。

4.温度が下がったら、内釜と蒸気キャップを外して食器用洗剤で洗います。

5.水分をふき取って風通しの良いところで乾かしたら完了です。

用意するものは水とクエン酸のみですし、
炊飯ボタンを押したら汚れと臭いはほとんどとれているので楽ですよね!

レモンで代用も可能

クエン酸は、ドラッグストアやホームセンター、100円均一のお店など、
基本的にどこにでも売っているとは思いますが、
クエン酸がなくてレモンがある場合は代用可能です。

1.クエン酸の時と同様、水を内釜の7~8分目くらいまで入れます。

2.そこにレモンのスライス1枚を入れて炊飯ボタンを押します。

3.ここからもクエン酸の時と同様で、
保温を切り、内釜と蒸気キャップを外して
食器用洗剤で洗い、乾かして終了です。

重曹でにおいとりは可能!

クエン酸のように殺菌効果はないのですが、
重曹でもにおいを取ることは可能です。
重曹には酸性の汚れやにおいを取る効果があるからです。

重曹を使った場合の手順を紹介します。

1.白米炊飯の場合の1~2合のラインまで水を入れます。

2.そこに重曹を小さじ半分入れます。

3.炊飯ボタンを押します。

炊飯が終わったら保温を切って温度が下がるのを待ちましょう。

4.先ほどまでと同様、内釜と蒸気キャップを外して食器用洗剤で洗います。

5.水分をふき取り、風通しの良いところで乾かして完了です。

流れはクエン酸とレモンの時とほぼ同様で、簡単です!

炊飯器の平均寿命は3~5年

・内釜の寿命

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炊飯器の内釜は使用条件によって多少差はありますが、
内釜のメッキが剥がれてきた時が買い替え時のサイン。
このメッキが剥がれてくるのが3~5年だと言われています。
コーティングが剥がれて来ると、センサーの反応が鈍くなり、
温度調節が出来なくなってきて、
うまく炊けなくなっていくという事です。
また、内釜は直接お米に触れる部分なので余計気を使いたいですよね。

内釜のコーティングがなるべく剥がれずに長く使う方法は?

それは「洗米の際は、内釜でなく、別の容器(ざるやボウルなど)を使うこと」です。
お米や研いでいる手、爪などが当たって傷をつけてしまい、
コーティングが剥がれやすくなってしまいます。
なので、内釜をなるべく傷つけないように工夫することが1番大切です。

また、内釜の劣化が原因なら、
内釜だけ買い替えれば予算を抑えられるのではと思ったのですが、
内釜のみでも結構値段(大体2万程)はするので、
炊飯器自体買い替えるのと
さほど変わらないようです。
なので、尚更内釜を大切に、
なるべくコーティングが剥がれないように
使用するのが長持ちさせるコツ
ということになります。

・炊き上がりにムラが出てきたら替え時

内釜の劣化の他に、
寿命を判断する方法は
炊き上がりを見てみてください。

買った当初より明らかに炊き上がりにムラが出てきていたり、
加熱不足が起こっていたりする場合は、
炊飯器の機械内部自体が
寿命を迎えている可能性が高いです。

水の量を変えていない、新鮮なお米を使っているのに、
味に変化が出てきたり、
炊き上がりにムラがある事が増えた場合は
寿命なのかもと思うのが良いかと思います。

参考ページ:お米のパサパサの原因は炊飯器が故障?

・きちんと掃除、お手入れしているのに臭う

炊飯器の寿命が近づくと、
お米がくさくなることがあるそうです。
先ほど紹介した方法でにおい取り、殺菌をしたにも関わらず、
炊き上がったご飯がやっぱりくさいという場合は、
炊飯器の寿命が近づいていると考えましょう。

・温度センサーの異常が起こる

温度センサーは、自動で内釜の温度を感知してくれ、
調節してちょうどよい温度でご飯を炊き上げるシステムです。
寿命が近づくと、このセンサーの調子が悪くなって
うまく炊き上がらないことが増える可能性があります。
温度センサーは内釜の底の部分に設置されているのですが、
そこに水分がつくとサビてきて、故障し始めるそうです。
そのサビを取り除くとなおることもあるので、
まずサビていたらサビをとりましょう。
それでもうまく炊き上がらない場合は寿命だと考えます。

炊飯器の寿命は、意外と短いですね。
なので、できるだけ長く使うために、内釜は特に大切に扱いましょう!

参考ページ:炊飯器を安く買える時期は何月?

炊飯器が臭い!!寿命は何年なの?

におう原因が炊飯器以外の場合

くさい原因が炊飯器の場合のお手入れ方法は紹介しましたが、
お米がくさくなる原因は炊飯器だけにあるとは限りません。

炊飯器の故障、お手入れ不足の原因の他に考えられる事を6つ紹介します。

1.保温時間が長いこと

特に夏場などは長時間保温状態で炊飯器の中にお米を残しておくのは良くないそうです。

保温時間の最大は基本的に12時間、
夏場に関しては4~5時間を目安にということなので、
一食で食べきらなかったものは炊飯器から出して、
タッパーで冷蔵庫や冷凍庫に保存が良いですね。

2.しゃもじを入れたまま保温すること

しゃもじを入れたまま保温していると、
雑菌が繁殖して衛生的にも良くないですし、
結果においの原因となります。

3.炊き上がったご飯をすぐにほぐしていないこと

これ、結構知らない方いるのではと思います。
私も最近知りました。
炊き上がったご飯は、必ずほぐしましょう!
底のほうからほぐして水分を少し飛ばすことでくさくなることを防げます。

4.洗米が不十分であること

米ぬかが残っているとにおいの原因となるので、
しっかり洗米しましょう。
また、無洗米も実は、少しは洗った方がにおいは防げるみたいです。
これも知りませんでした。

5.炊き込みご飯を保温していること

炊き込みご飯は、保温しなくてもにおいが残ってしまいますよね。
保温したらさらににおいを残すことになり、
くさくなってしまうので、
保温はせず、炊き込みご飯を作った後は念入りに掃除しましょう。

6.予約設定の時間が長すぎること

お米を長時間水につけていると雑菌が繁殖してしまうそうなんです。
とくに夏場は腐敗しやすいので注意が必要となります。
予約設定時間は便利ですが、
長くても12時間以内に設定するようにしましょう。

また、夏場など気温が高いときは、
氷を一緒に入れて予約するようにしましょう。
目安としては、3合で氷10個程度一緒に入れると良いです。
水の量は普段通りで大丈夫です。

くさくなってしまう原因、結構多くて難しい!
となってしまいそうですが、
一つ一つはすごく簡単なことなので、
それぞれ頭に入れておいて毎日気を付けるのが良いですね。

炊飯器の寿命は何年?のまとめ

お米、炊飯器がくさい時の原因やお掃除方法、
炊飯器の寿命などについて紹介しました。

炊飯器の寿命は3~5年で、
他の電化製品と比べると少し短めかな?
という印象でしたが、

「内釜に傷をつけないよう大切に扱う」

「きちんと掃除、お手入れをしてにおいをふせぐ」

などすればにおいは防げて、
炊飯器も長く使えるので、
これからはぜひ意識してみてはいかがでしょうか!

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