カビキラーの待ち時間って何分?使い方を間違わないで!

年末の大掃除で、お風呂のカビ取りをしようと「カビキラー」を使用しました。
商品に書かれている説明通り20分〜30分ほど放置して流したのですが、一部の頑固なカビは落としきれませんでした。

カビ取りといえばカビキラーと言えるくらい定評のある商品ですが、長年放置してしまったカビは流石に難しいか・・・と思いましたが、諦めきれず調べてみると、カビキラーの効果をより発揮することができる使い方があるんです!

そこで今回は、カビキラーを流す時間はどれくらいか?カビキラーを使うときの注意点、より効果的な使い方について調べたことシェアします。

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カビキラーの待ち時間は場所や汚れの程度で違う

カビキラーの説明を読んでみると、通常の汚れはカビキラーを吹きつけてから数分後。水で洗い流すように書かれており、ひどい汚れの場合は20分〜30分くらい時間をおくと良いという風に書かれています。

カビキラーの待ち時間は場所や汚れの程度で違う

まず、基本的なカビキラーの使い方は以下の通りです。

1 カビキラーが浸透しやすくするために、掃除する場所の石鹸汚れや皮脂などを軽く洗い流しておきます。

2 水分が残っているとカビキラーの効果がしっかり得られないので、しっかり乾かします。

3 カビなど落としたい汚れの部分にカビキラーを吹きかけます。この時、近すぎると跳ねかえるので10cm以上は離して吹きつけましょう。

4 数分放置します。

5 カビキラーが残らないように水でしっかり洗い流します。

この流れでそこまで酷くない汚れであれば大体の汚れは落ちます。
忘れがちな手順ですが、水分がなくなるまでしっかり乾かすのはかなり重要です。
水分が残っていると、成分が薄まってしまうので、汚れが残ってしまう原因となります。

しかし、どのくらいの汚れが軽い汚れなのか判断が難しいですよね。
そこで、場所別で掃除の仕方や効果的な待ち時間をご紹介します。

・排水口

お風呂の中で最も汚れやすい場所の排水口です。
少し放置しただけでもあっという間にカビが生えてしまいがちな場所ですよね。

まずは髪の毛などは取り除き、ブラシなどを使って軽く汚れを落とします。
そして、雑巾などを使って水分を拭き取り、カビキラーを吹きかけます。

特に頑固なカビが生えやすい場所なので、待ち時間は30分がいいです。

排水口の汚れはカビキラーを吹きかけた後に、上からラップやキッチンペーパーなどをかけるのがおすすめです。
カビキラーがより汚れに密着して効果が高まります。

30分放置したら、ラップを剥がしてしっかり水で洗い流しましょう。

・浴槽のふた

デコボコした溝のあるタイプのふたはカビが生えやすいですよね。
こちらも同じく、水分をしっかり拭き取っておき、カビキラーを吹きかけます。

待ち時間は、10分くらいがいいです。

カビの範囲が広かったり、長年放置した頑固そうなカビの場合はラップをかけたり放置時間をもう少し長めにします。
そして、水でしっかり洗い流した後、仕上げにお風呂用洗剤を使ってブラシで溝を洗いましょう。

・床

お風呂の床は、皮脂や石鹸の汚れがつきやすいので、あらかじめ軽く洗い流しておきます。
そして、水分をしっかり拭き取り、全体にカビキラーをまきます。

床の場合は10分くらい放置で綺麗になると思います。

まだらにならないように出来るだけ均一にまきましょう。

・壁、天井

壁は、お風呂用洗剤で軽く洗ってから水分を拭き取るか乾かしておきます。

壁にもそのまま吹きかけて良いですが、目の高さよりも高い部分の壁や、天井に関しては垂れてくると危険なので、クイックルワイパーの雑巾やモップなどにカビキラーをつけておき、それを塗るようにしましょう。

薄い茶色のカビやピンクのカビであれば5分程度で綺麗になります。

真っ黒の頑固そうなカビは10分〜15分程放置しましょう。

水で洗い流す際にも、目に入らないよう注意しましょう。
水を含ませたスポンジやタオルなどで洗い流し、仕上げに乾拭きをすると良いです。

カビキラーの賢い活用術!! その1

カビキラー使用時に注意することは?

お風呂場 カビキラー 時間

カビキラーは次亜塩素酸塩と水酸化ナトリウムという成分でできた塩素系漂白剤です。
この2つの主な成分がカビなどの汚れに浸透して組織を破壊することで頑固な黒カビも綺麗に白くしてくれます。

ただ、組織を破壊するということはそれだけ強力な成分なので、使用する際には注意が必要です。

・直接触れない

まず、直接触れないように使用する際は手袋をしましょう。
また、跳ね返ったものが目に入ったり、吸い込んでしまう恐れもあるので、マスクやメガネなどをかけるとより安心です。

・酸性と混ぜない

塩素系漂白剤は酸性のものと混ぜてしまうと有害なガスが発生するので危険です。

・酸性タイプの洗剤

・アルコール除菌

・お酢

・クエン酸

これらは酸性なので、混ぜてしまわないように気をつけましょう。

・お風呂以外に使わない

お風呂は基本的に大丈夫ですが、カビキラーを使用するとその場所を傷めてしまう場合があるので、お風呂以外の場所にできたカビには使用しないようにしましょう。

・換気をする

換気をしながら使用しましょう。

次亜塩素酸塩は分解されるのが早いのでそこまで神経質にならなくても大丈夫ですが、使用後もしっかり換気し、きちんと洗い流しましょう。

赤ちゃんや妊婦さん、アトピーなどがある方など肌が弱い方は使用後するには入らず半日くらい時間を空けることをおすすめします。
においがある程度なくなれば問題なく入れます。

カビキラーを使える場所と使えない場所

カビキラー 風呂以外

先ほど素材によっては傷めてしまうことがあるとお伝えしましたが、どんな場所だとカビキラーを使うことが出来ないのでしょうか。

使えない場所

・木製

・アルミ

・金属製品

これらの素材に使うと変色するなどして素材を傷めてしまう可能性があります。

使える場所

・お風呂の小物類(風呂場用の椅子やシャンプーボトル、石鹸ケースなど)

・お風呂場の床や壁、天井(タイルなども)

・ゴムパッキン

・排水口

お風呂用のカビキラーは基本的にお風呂の中であればどこにでも使えます。
お風呂の床の隅など、ブラシや手が届きにくい場所でもカビキラーを吹きつけるだけでこすらずに汚れを落とすことが出来ます。

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カビキラーは使用する場所によって使い分けられる

カビキラー 時間置きすぎ

カビキラーにもいくつか種類があるので、用途に分けて選ぶとより高い効果を感じることが出来ます。

ゴムパッキン用 カビキラー

スプレータイプのカビキラーが定番ですが、ゴムパッキン用のカビキラーはジェルタイプになっています。

なので、ゴムパッキンだけでなくタイルの目地部分や窓枠などの細かい部分にも使うことが出来ます。

また、公式ホームページによるとお風呂場だけでなく、冷蔵庫の扉のゴムパッキンや、洗面台のつなぎ目になっているゴムの部分などにも使うことが出来るそうです。
ジェルなので垂れにくいですし、ピンポイントで直接塗ることが出来るので、細かい部分のカビにはスプレータイプよりも効果的です。

電動スプレー カビキラー

軽くレバーを引くと、電動で噴射するタイプのものがあります。
普通のタイプよりも値段は高く、乾電池が必要となりますが、大掃除の時などまとめて掃除を行う時に手が疲れにくくて楽です。

洗濯槽 カビキラー

洗濯槽用のカビキラーもあります。
忘れがちですが、洗濯槽にもカビは発生します。
洗濯槽用のカビキラーを入れて洗濯機を運転するだけでしっかり洗浄してくれるのでお手軽ですよね。

洗いたてなのに洗濯物のにおいが気になるなと感じたら使ってみてください!

まとめ

カビキラーの待ち時間は、それほどひどくない汚れであれば5分程度で、長年放置してしまった頑固なカビなどには20分〜30分ほどということでした。

よりしっかり効果を発揮するために、水分をしっかり取ることと、ラップなどをかけて浸透力をあげることなどがポイントでした。

また、使い場所によってカビキラーを使い分けることでより効果的に汚れを取ることが出来そうですね!
カビキラーを使うときには手袋やマスクをして換気を忘れずに掃除を行ってください!

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