エアコンはクリーニングしないほうが良い?しないとどうなる?4つのデメリット

我が家のエアコンは自動お掃除機能が付いているので、勝手に綺麗になってくれてるんだなぁ〜と思っていました。
なので、購入してから3年経ちますがクリーニングとかエアコンのお手入れは1度もしてません。

しかし、最近エアコンがなんだかカビ臭いような気がするんですよね〜。。。
やっぱり、エアコンクリーニングは必要なのでしょうか?
クリーニングをしないとどうなるのでしょうか?

そこで今回は、エアコンクリーニングは必要なのか?クリーニングをしないとうけるデメリットはどんなことがあるのか、クリーニングの値段相場やおすすめの時期などについて調べたことをシェアします!

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エアコン クリーニングしないとどうなる?

結論からお伝えすると、エアコンのクリーニングはした方が良いです。

掃除していないエアコンをつけると様々な問題が出てきます。

健康に問題が出る

エアコンのクリーニングを行っていないと、エアコンの中にカビが発生します。
エアコンを使用すると中に発生したカビなどを部屋中に広げていることと同じです。

この状態が続くとアレルギーを起こしたり、肺炎などになるリスクも高まります。
なので、小さなお子様やお年寄りがいる家庭は特に気をつけなければいけません。

異臭がする

中にカビが発生していると、エアコン使用時にカビ臭さがあると思います。
健康に問題が出るだけでなく、部屋中に異臭が広がってしまうのは気分が悪いですよね。

電気代が高くなる

カビやダニがエアコンの中に溜まるとエアコンが効きづらくなり、電気代が上がってしまいます。
エアコンの状態にもよりますが、20%くらい電気代が高くなる場合もあると言われています。

故障の原因になる

カビやダニが溜まっているとエアコンが効きづらくなるということはエアコンに負担をかけている状態ということですよね。
その状態で使用し続けると、エアコンの寿命が早まってしまいます。

エアコンクリーニングしたことないけど・・・自動お掃除機能が付いているエアコンも汚れる

エアコンクリーニングしたことない

最近のエアコンは自動でお掃除をしてくれる機能がついているものが多いですよね。(メーカーによって名称は変わります。)

これが付いていると、我が家のように掃除をしなくても綺麗になっているから大丈夫と思い込んでいる場合が多いのではないかと思います。

しかし、自動お掃除機能がついていてもお手入れは必要です。
むしろ、この機能が付いていることで全くお手入れをしないせいでより汚れが酷くなってしまっているケースが多いのだそう。。。

自動お掃除機能でお掃除してくれるのはフィルターだけなので、内部のカビやダニまでは除去できていません。
また、フィルターお掃除で出たほこりは定期的に捨てる必要があります。

これ、私も知らずに3年間過ごしていたので、早速ダストボックスに溜まったほこりを捨てたのですが、ほこりが溜まりすぎて溢れてしまっていました。。。

ほこりが溜まったまま自動お掃除機能を使うと、ほこりがまたフィルターに戻ってしまって、より汚れを広げてしまっている可能性もあるので、知らなかった方は今すぐ確認して下さい!

ダストボックスのお手入れ方法はエアコンによって違うので説明書を確認して下さい。

エアコンクリーニングの頻度は?

常に綺麗な状態で使用するなら1〜2年に1回は行った方が良いです。
しかし、業者に頼むとなるとそれなりにお金もかかってくるので、1年に1回クリーニングを行うのは難しいこともありますよね。
エアコンを使用している環境によっては3年に1回でも大丈夫な場合もあります。
なので、それぞれのエアコンの状態を確認してクリーニングが必要かどうか見ましょう!

エアコンクリーニング自分で確認するポイント5つ

エアコンクリーニング自分で確認するポイント5つ

1つ目は臭いです。

エアコンの内部にカビが発生していると、エアコンから出る風がカビ臭いです。
毎日使用していると気付きにくいですが、久しぶりに使った時になんか変な臭いがするなと思ったらエアコンのカビが原因かもしれないです。。。

2つ目はエアコンの吹き出し口が汚れているかどうかです。

吹き出し口が黒くなっていたりする場合は要注意です。
エアコンの中でかなりの量のカビが発生していて吹き出し口まで汚れてしまっている可能性があります。

また、中も汚れていないか確認しましょう。
ライトで照らして中を覗くと汚れが見えます。
高い場所で覗くのが難しい時は細い棒などに汚れても良い雑巾などを巻き付け、吹き出し口から中を拭いてみて下さい。
汚れがついたら中にカビなどが発生しています。

3つ目はアレルギーなどの症状が出ていないかどうかです。

エアコンを使っている時は特に鼻水が酷くなったりする場合、エアコンのカビやダニが原因の可能性が高いです。

4つ目はエアコンの効きが悪くなっていないかどうかです。

先ほどもお伝えした通り、エアコンが汚れているとエアコンの効きが悪くなります。
なかなか冷えてこなかったり、暖房をつけていても寒いといった場合、故障でなければ汚れが原因の可能性があります。

5つ目は水漏れです。

エアコンの排水用のホースにほこりが詰まるとエアコンから水漏れを起こす場合があります。エアコンの中の汚れも水漏れの原因になります。

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エアコンクリーニング業者の値段相場は?

エアコンクリーニング業者の値段相場は?

自動お掃除機能など何もついていない普通のタイプのエアコンであれば、クリーニングの相場は8,000円〜12,000円です。

自動お掃除機能が付いているエアコンは13,000円〜17,000円が相場です。

自動お掃除機能が付いているエアコンは中が複雑な構造になっているので相場が高くなっています。

また、業務用などの天井に埋め込まれているタイプだと相場は23,000円〜29,000円くらいになります。

エアコンクリーニング業者の時間はどれくらいかかる?

作業時間も、普通のエアコンだと1時間から長くても1時間半くらいですが、自動お掃除機能付きだと2時間から2時間半くらいかかります。

エアコンクリーニングするおすすめ時期は?

エアコンを使おうと思ったら汚れていたからいざ業者に頼もうと思っても、エアコンを使用する夏や冬は業者も忙しく、なかなか予約が取れなかったり相場よりも値段が上がっていることが多いです。

なので、エアコンのクリーニングをするなら春か秋です!
この時期なら業者によっては割引されていることもあります。
少しでも安く済ませたいなら、エアコンを使用し始める前に点検してクリーニングを頼みましょう。

また、春に行うなら梅雨に入る前に済ませておくことをおすすめします。
梅雨はジメジメする日が続くのでエアコンにもカビが発生しやすくなってしまいます。

ですが、夏に冷房を使用した後は、中の空気が冷やされて水滴になりカビが発生しやすい状態なので秋に行うのが一番良いのかなと思います。

春の時点で汚れが酷く、夏はそのまま使用するのが難しそうなら梅雨になる前に済ませておき、とりあえず一夏は使用出来そうなら一番カビが酷くなる秋が良いですね!

エアコンが汚れやすくなる環境

エアコンはクリーニングしないほうが良い

エアコンは使っている場所など環境によっても汚れやすさは変わります。

・ペットを飼っている

室内で犬や猫などのペットを飼っている場合、ペットの毛やダニが詰まってエアコンが汚れるのが早くなります。

・子供がいる

子供がいると、走り回ったりすることもあると思うので、大人だけで生活している場合と比べてほこりが舞いやすいので汚れやすいです。

ペットや子供がいるとエアコンが汚れやすいですし、健康には特に気をつけてあげたいのでクリーニングは1〜2年に1度は行った方が良いでしょう。

・キッチンが近い

キッチンの近くにエアコンを設置している場合、料理の際の油をエアコンが吸い込んで汚れやすいですし、油汚れなので特に頑固な汚れがついてしまいます。

油汚れは長年放置してしまうとクリーニングが大変になってしまうので、こちらも1〜2年に1回は行うことをおすすめします。

・換気が不十分

窓を開けないなど、あまり換気を行っていないと部屋に湿気が溜まりエアコンにカビが発生しやすくなります。
花粉の時期などは仕方ないですが、基本的には部屋の換気をしっかりしましょう。

また、加湿器を良く使う場合も注意です。
暖房を使う時は加湿器を使うと思いますが、常に締め切った状態でずっと加湿器を使っていると湿気が酷くなりカビが発生しやすくなってしまいます。

これらの環境にあるエアコンは汚れやすいので、少しでも汚れにくくする工夫が必要です。

エアコンを汚れにくくするには、

・フィルターをこまめに洗う

・送風機能を使って乾燥させる

・エアコンにカバーをする

以上の3つを行いましょう。

まず、フィルターの掃除をします。
自動お掃除機能が付いている場合は、ダストボックスをこまめに掃除するようにします。
2週間に1回くらいの頻度でフィルターのほこりを取る作業をします。
電源を切った状態でフィルターを外し、掃除機で吸うとほこりをある程度取ることができます。

ただ、これだけだと掃除機で取りきれない細かい汚れは溜まっていくので、1ヶ月に1回くらいは水洗いをします。
フィルターはキッチン用の中性洗剤などで洗うことが出来ます。
ブラシを使ってしっかり汚れを落としましょう。

そして次に、乾燥です。
冷房を使った後はエアコンの中を乾燥させる為に1時間くらい送風機能を使うと乾燥させることが出来ます。
暖房を使った後は送風にする必要はありません。

エアコンを長期間使用しない時は、カバーをつけておくとほこりが入りにくくなります。
エアコン専用のカバーがあればそれで良いですが、エアコンの上にタオルなどをかけておくことでも効果があります。

まとめ

やはり、エアコンはクリーニングが必要ですね。。。

ホームセンターなどにエアコンの内部を自分で掃除することが出来るスプレーもありますが、そのスプレーが詰まってしまって反対にカビを発生させてしまったりすることもあるそうなのであまりおすすめしません。

自分でやるお手入れはフィルターやダストボックスの洗浄だけにして、内部のクリーニングは業者に頼むのが良さそうですね。

我が家は小さい子供がいてアレルギーなどを起こしてはいけないので、これからは汚れの程度を見ながら1〜2年に1回はきちんとクリーニングをしようと思います!

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