先日、恥ずかしい思いをしました。。。。
カレンダーにある「赤口」を「せきぐち」ってずっとよんでたんです!
これって、私だけでしょうか?
カレンダーには「大安」とか「先勝」「仏滅」って書いてありますよね。
これは「六曜星(ろくようせい)」というもので全部で6つあり、
その中に「赤口」というものもあります。
これは「しゃっく」や「しゃっこう」
という読み方を初めて知りました。
仏滅は良くない日だというのは有名ですが、
実はこの赤口も厄日と言われています!
ということは、
結婚式だったり祝い事を
仏滅の日にしないように
赤口にすると良くないことがありそうですよね。
今回は、赤口にしてはいけないことや、
そもそも赤口とはどういう日なのか、
また六曜星についても調べてみました。
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赤口にしてはいけないこと
「赤口(しゃっこう、しゃっく)」には、
やってはいけないことというか、
気になるようであれば
避けた方が良いというものはいくつかありました。
・お参り、神社への祈祷
・お祝い事
・引っ越し
・納車
特にこの4つは、
気になるのであれば
赤口の日にするのは避けた方が良いとされています。
この中でも引っ越しと納車はしない方が良いです。
赤口の意味についてこの後ご紹介しますが、
赤口は「火」や「血」に
関連するようなものは
出来るだけさけるべきと言われていて、
引っ越しは火事を、
納車は事故から血を連想させてしまいます。
なので、この2つは特に避けた方が良いかと思います。
この中に結婚式やお葬式が入っていないことを
意外に思われたかもしれませんが、
この2つも気になるのであれば
避けた方が良いことなのですが、
そこまで気にしなくても良いみたいです。
最近では特に、お日柄よりも
結婚する2人にとって
思い入れのある日などを重視する傾向があり、
赤口でも気にせず挙式や入籍をする人は
少なくないようです。
また、仏滅や赤口の日は
式場も埋まりにくいということで
仏滅や赤口の日は割引サービスがあるなど
お得に式を挙げることが出来ます!
ただし、結婚式は自分たちだけではないので、
自分の家族、相手の親御さんや親戚の方達が
お日柄を強く気にされる場合、
赤口に行うのはあまり良く思わないかもしれないので
事前に確認しておきましょう。
赤口のお葬式やお通夜もそこまで問題ありません。
赤口よりもお葬式をするのが良くないと言われているのは
「友引」です。
友引以外でしたらお葬式やお通夜は行っても良いとされています。
ちなみにお宮参りも、
気になるなら出来るだけ避けた方が良いという程度で、
お日柄よりもお母さんと赤ちゃんの体調、
天候などを優先してお宮参りに行きましょう。
赤口ってどんな日なの?
簡単に言えば不吉な日なのですが、
どういう日なのか詳しくご紹介します。
六曜の中で赤口は
仏滅の次に凶日だと言われており、
注意が必要です。
赤口は赤舌日(しゃくぜつにち)とも呼びます。
赤舌神という神がいるのですが、
その手下の鬼が人々を困らせるという
言い伝えから、
赤口(赤舌日)は厄日となっているみたいです。
そして先ほども少しお伝えしたのですが、
赤口という漢字から
赤=火や血=火事やケガという風に連想されてしまいます。
なので、赤口は特に火事とケガに注意しましょう。
赤口はいい日?吉になる時間がある
赤口は一日中、凶というわけではなくて、
吉となる時間帯があります。
それが、朝の11時から13時くらいまでです。
これを午の刻(うまのこく)と言います。
午の刻は、鬼が休んでいる時間だと
言われているので吉となるそうです。
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赤口の納車や引越し、結婚式は11時から13時に!?
ということは、
赤口でも午前11時から午後1時までは吉なので、
例えば入籍も、自分たちの記念日が赤口でなんだか嫌だけど、
この日がいい!という時は
午前11時から午後1時の間に
婚姻届けを出したら良いということです。
もちろん入籍だけでなく、
上に挙げた赤口にしてはいけない
(出来れば避けた方が良い)事は、
この午の刻を狙って行えば問題ないということになります。
しかし、納車と引越しに関しては、
先ほども述べたように、
火事と怪我には特に注意すべき日なので
参考ページ:要注意!先勝の午後の納車はダメ
六曜星について
ちなみにですが、
赤口以外の六曜星はどんなものがあって
どんな意味を持つのかについてもご紹介します。
六曜星は「六曜」という風に略されて呼ばれます。
「大安」「友引」「先勝」「先負」「仏滅」「赤口」と6つあります。
結婚式での挨拶などで
「お日柄も良く」という風に言っているのを
良く聞くかと思いますが、
お日柄はその日の吉凶の事を指していて、
この六曜でお日柄を判断されることが一般的です。
大安
大安は、詳しい意味は知らなくとも
吉日だということくらいはご存知かと思います。
「何事も大いに安し」というような意味で、
何をしても吉だということですね。
なので結婚式などのお祝い事だけでなく
引っ越しなども大安にすると良いということで
この日を選ぶ人も多いです。
友引
次に友引です。
友引は昔は「物事に勝敗なし」といった意味で、
今は「凶事に友を引く」という意味です。
勝敗なしということで、
勝負をしても引き分けになる日という事です。
「友があの世に引き寄せられてしまう=死んでしまう」と言われているため、
友引にお葬式や法事を行うには良くない日とされています。
ですが、反対にお祝い事に関しては問題なく、
幸せをお裾分けするといった意味合いで
結婚式の引き出物を
友引の日に贈ったり
「友を引く」ということから
友引の結婚式は良いとされています。
先勝
これは「せんかち」や「せんしょう」と読みます。
物事は早くした方が良いという意味で
「先手必勝」と同じような言葉ですね。
これも赤口のように
吉の時間と凶の時間があります。
早く行う方が良いということは、
つまり「午前中に何かを行うのが良いと言われている日」なので、
午前中が吉で
午後2時から6時までが凶とされています。
先負
「さきまけ」「せんぷ」「せんまげ」と読みます。
漢字の通りで、
相手より先に負けてしまうといった意味です。
この意味から、
先負の日は自分から進んで物事を行うのは
避けた方が良いと考えられています。
また、何かをするなら
先勝とは反対で午前中よりも
午後からの方が良いとされています。
仏滅
仏滅も、意味は知らなくとも
とにかく良くない日だということだけは
知っているのではないでしょうか。
意味は漢字の通りで
「仏様も滅するような最悪な日」という意味です。
六曜の中で最も良くない日がこの仏滅です。
「仏も滅する」と言われるほどなので、
何をするにも避けた方が良い日となっています。
以上が六曜のそれぞれの意味です。
これらは決まった順番で繰り返しています。
先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口という順で、
赤口の次はまた先勝という風になっています。
なぜ6つなのかというと、
昔は1週間は6日間だったためです。
赤口にしてはいけないことまとめ
お日柄を強く気にするのであれば、
・お参りや神社への祈祷 ・お祝い事 ・引っ越し ・納車 ・結婚式、入籍
これらは赤口には避けるべきで、
どうしてもこの日!という時は
午前11時から午後1時が吉ということでした。
六曜は気にするも気にしないも
それぞれ自由ですが、
結婚式やお葬式など
自分以外の人も関係することの場合、
自分は気にしなくても
参加する人にとっては気にするかもしれないので、
そのことからも
六曜について知っておく必要がありますね。