酒気帯び運転通知が来ない!!酒気帯び運転の免許取り消しはいつから?

私の友人が、酒気帯び運転で捕まりました。。。
他人の酒気帯び運転のニュースを見ると、憤りを感じるものですが、身近な人が酒気帯び運転をしてたとなると、複雑な気持ちです。

酒気帯び運転したら、一発で免許取り消しだと思いますが、昨日友人が車でうちに来たんです。
えっ、て思ったんですが、友人いわく免許取り消しの通知が来ないようで。

今回は酒気帯び運転をして捕まった場合、いつから免許取り消しになるのか?それに伴う色々な事情を調べたのシェアします。

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酒気帯び運転の免許取り消しはいつから?2ヶ月~半年後

意見の聴取通知書

酒気帯び運転発覚後、数週間~半年程度で「意見の聴取通知書」というものが郵送で届きます。
日本の司法制度のルールの一つに、罰則を科す前に違反者に対して弁論の機会を与えるという内容のルールがあり、ここでは検察庁で具体的な事実確認が行われます。

ちなみに、酒気帯び運転での免許取り消しに関して罰則が軽くなることはほとんどないそうです。

聴取をする日時や場所などは、実施日の数週間まえに郵送で届きます。
病気等のやむ負えない事情がない限り、日時の変更はできないそうです。

しかし、欠席・事前連絡で代理人や付添人を同行することは可能とのこと。
申請期間などは地域などによって異なります・

出頭要請通知書

意見の聴取通知書が届いた後、次は出頭要請通知書が郵送でとどきます。
出頭要請通知書は、事前に前歴や累計の胃癌点数などが調べられ免許取り消し・免許停止などの処分が下される場合に送られてきます。

罰則が免許取り消しの場合、前歴や点数を問わず出頭通知書が届き「免許取り消し処分」が執行されます。

欠落期間開始の通知

出頭要請通知書の到着後、出頭し免許取り消しの処分が下された場合処分の執行日から免許の再取得のできない「欠格期間」がスタートします。

この時に欠格期間開始の通知が郵送で届きます。

酒気帯び運転発覚後、ここまでで2か月~長い人だと半年ほどかかる場合があるそうです。
また、これらの通知を無視すると罰金を命じられたり逮捕されたという事例もあるそうなので、通知が届いたら速やかに出頭するようにしてください。

酒気帯び運転の定義と罰則内容

酒気帯び運転 罰金 初犯

酒気帯び運転は、呼気1リットル中のアルコール濃度によって判定されます。

アルコール濃度 0.15mg以下

 違反ではあるが罰則の対象にならない

アルコール濃度0.15mg以上0.25mg以下

 違反点数  13点

 免許取取消または免許停止期間 90日

 ※過去3年間で違反がある場合は免許取り消しの対象

アルコール濃度0.25mg以上

 違反点数 25点

 免許取り消し・欠格期間2年

これに人身事故・物損事故が加わると、より厳しい処分が科せられます。

免許を取り消されるだけでなく、道路交通法の刑事罰として

「3年以下の懲役、または50万円以下の馬琴」

が科せられ、前科者という経歴がつきます。

こちらも要チェック>>免許取り消し処分を軽減させる手段

免許取り消しが与える影響

免許取り消しになった場合、自分だけでなく周りの人たちにも迷惑がかかります。
家族や友人に迷惑がかかるのはもちろん、勤務先の会社からも解雇を言い渡されてしまう可能性があります。

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金銭的な問題でも信用がなくなり今後の人生に大きくかかわってきてしまうので、出来心で「自分なら大丈夫」という気持ちで酒気帯び運転はしないでください。

免許再取得の方法

免許取り消しになった人

免許取り消しになった場合の再取得の方法ですが、まず各地の自動車学校や運転免許試験場で原則2日間、10時間に及ぶ取消処分者講習というものを受講しなければなりません。

これを受講することで、「取消処分者受講修了書」が交付され、免許を再取得するための受講資格が与えられます。

※修了証の有効期限は1年

※受講は欠格期間終了前後どちらでも受講可能

受験資格を与えられたあとは、2種類のどちらかの方法で免許を再取得することができます。

自動車学校に通う

○メリット

・確実に再取得できるから堅実的

・1からしっかりと学びなおすことができる

×デメリット

・もう一度、免許取るときと同じ工程を踏まなければいけない

・最低でも学科教習26時限、技能教習34時限(オートマ限定31時限)が必要

・費用がかさむ

運転免許試験場で試験を受ける

○メリット

・最短で10日以内に免許再取得

・教習所よりも時間や費用を抑えられる

×デメリット

・一発試験は平日のみ、現役の警察が試験管

・難しい

・1発合格しないと、2回目以降は費用が掛かる

 その場合教習所に通うより日数も費用もかさむ場合もある

同乗者の罰則は?

酒気帯び 運転 免許 取り消し いつから

運転する人が飲酒しているのを知っていたり、お酒を勧めたり、酒気帯び運転の車に同乗することで、運転手以外の人にも厳しい罰則が課せられます。

飲酒者に車を提供し運転した場合 

車両提供者に対して3年以下の懲役または50万円以下の罰金

運転手に酒を提供した場合 

酒の提供者には2年以下の懲役または30万円以下の罰金

運転手が飲酒していて酒気帯び運転になることを知って同乗した場合

同乗者に2年以下の懲役または30万円以下の罰金

このように、酒気帯び運転の車に同乗したり、お酒を進めたりする行為でも、罰則があります。

運転手には飲ませない!車を提供しない!

酒気帯び運転の車には乗らない!

を守り、自分自身も守ってあげてください。

アルコールが抜ける時間

酒気帯び運転通知が来ない

一般的に、60㎏の男性がビール1本分のアルコールを抜くのに3~4時間と言われています。
また、数杯程度のお酒でも、人によってはアルコールが抜けるのに12~13時間程度要する場合もあるので、アルコールを飲んだ当日はもちろん、翌朝も運転することは控えるようにしてください。

心配であれば、市販のアルコール検出器などでアルコール濃度を測り、正常値になったのを確認するのも良いですね。

最後に

酒気帯び運転は、免許停止や免許取り消しだけではなく、再取得するために要する時間や費用がかかったり、周りの人たちからの信頼を失ったり、前歴がついてしまったりと良いことは一つもありません。

また、万が一酒気帯び運転をしてしまった場合は通知に従って速やかに対応するようにしようと思います。

参考ページ>>免許取り消し処分を軽減させる手段

https://www.youtube.com/watch?v=NOQ_QyQ1gzY

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