自動車の運転免許の取り消しを受けた場合、再取得が難しいと言われていますが、その理由を紹介していきます。
ただ運転免許の取り消しまでいくような重い行政処分を受けるぐらいの運転をしているということは、命を奪う可能性がある運転を常日頃からしていると考えられますので、再取得の際にはしっかりと交通ルールについてや運転技術、正しい道路標識の見方などを確認する機会にし、次は免許取り消しになるような運転はしないようにしてください。
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運転免許取り消しになって再取得する方法
運転免許取り消しになって免許を再取得する方法は2つあります。
・運転免許試験場や運転免許センターで試験を受ける
これは免許を取る試験場やセンターで試験を受けます。合格であれば、すぐに免許を再取得することができます。
・自動車の教習所に通って再取得をする
これは、一番最初に免許を取得する際と同じです。教習所に通うタイプと合宿タイプがあります。
この2パターンで免許の再取得が可能です。それぞれのメリットデメリットがありますので、詳しく紹介していきます。
運転免許試験場や運転免許センターで試験を受ける
この方法であれば費用もかなり抑えられます。
試験代やその他手数料を支払うだけで試験を受験して免許証を再取得します。
費用面ではかなりメリットが大きいですが、デメリットも大きいです。
試験は一発ということでかなりのプレッシャーがかかります。
本番に強いという自信があれば良いですが、本番に弱いタイプの方には本当にオススメできません。
1回で合格できれば費用面ではメリットが大きいですが、複数回落ちて再試験が重なると出費は大きく、メリットがなくなってしまいます。
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免許取り消しなると再取得が難しい理由
再取得が難しいと言われる理由は、大半の方が費用の面で自動車教習所に通わず、運転免許センターで試験を受ける傾向があり、試験は1回のみで、過去の運転経験などは加味されないので、試験中の運転技術のみが採点対象となります。
そのため、1発で合格できない場合もあり、再取得が難しいと言われます。
自動車教習所に通う
この方法は教習所に通うということでお金がかかります。
通うタイプと合宿タイプやオートマ限定かマニュアルなどでは価格の差が大きいので一概には言えませんが、20~35万円ほどの予算が必要になります。
しかし、教習所では1からの指導で丁寧に分かりやすく指導してもらえるので、もう免許取り消し処分を絶対に受けたくない、知識も技術もしっかり身に付けたいと思った場合は、お金がかかっても教習所で再取得することをオススメします。
めでたく再取得したら
再取得したら、運転免許に関しては何もかもリセットされます。
免許取り消しになる前の点数や前歴がなくなるということです。
逆にゴールド免許だった場合も緑に戻ります。
さらに初心者マークも再取得してから1年間は貼らないといけないです。
まとめ
免許取り消しになってしまうと車を運転できなくなるので、再取得をする人は多いと思います。
しかし、再度試験を受けたり、教習所に通ったりと人によっては時間や金銭的に厳しいこともあるため、免許の再取得は難しいと言われています。
しかし、車は命を奪う可能性があるものなので、安全運転についての技術や知識をしっかりと身に付けているかの試験を受け、合格であれば再取得できます。
1度免許を取得したら、危険な運転や違法な運転は絶対にやめて、ルールを守り、安全運転をしましょう。