臭くなった靴を復活させる方法は10円玉と無水エタノール

最近、お気に入りのスニーカーが少し臭うなぁ・・・と気づいたんですが、なかなか洗うって行動がうつせない。
お座敷に上がる時など、靴を脱がなければいけない場面で気づかれないかそわそわしてしまいます。。。

毎日の仕事用の革靴やパンプス、お気に入りの靴など、履く頻度の多い靴っていつの間にか臭くなってしまいますよね。

臭いをとるにはどうすればいいでしょうか?
洗えばいいでしょって、話なんですが、
できれば洗いたくないんです。。。

また、靴が臭くなってしまう原因はなんなんでしょうか?
原因を突き止め、臭くなる前に予防したいですよね!

そこで今回は、臭くなってしまった靴を復活させる方法、
そして臭くなってしまう原因と予防法について調べてわかったことシェアします!

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臭くなった靴を復活させるには?

靴の臭いは10円玉を入れるだけ

靴に10円玉を入れて消臭するという方法です。
これは結構有名な方法なのかな?

銅は水分と触れることで銅イオンを出すという性質があります。
このイオンを靴についている菌が取り込むことで細胞が壊れ、臭いがなくなるという仕組みです。

10円玉の量は10枚くらいで、靴の中に並べ、履く前に取り出しましょう。

注意点としては、カビが生えやすくなってしまうので長い間入れっぱなしにしたり、頻繁に10円玉を入れるのは避けましょう。

スニーカーが臭いけど洗えない場合やローファーの臭いを消す方法

ローファーの臭いを消す方法

無水エタノールでスプレー

これは、洗うことが難しい革靴などにおすすめの方法です。
水1に対して無水エタノールを0.3〜0.5の比率で加え、スプレー容器に入れるだけで除菌消臭スプレーになります。

これを靴にスプレーして、ふき取ることで臭いを抑えることができます。

靴にファブリーズやリセッシュはやめとけ!

ファブリーズやリセッシュは消臭効果はたしかにありますが、
無水エタノールよりは除菌作用は劣ります。

ファブリーズやリセッシュを使い続けていくと、
靴の中の繊維にこびりついた臭いの原因となる
皮脂、雑菌の上からおおいかぶさる形で
スプレーの成分が溜まっていきます。

繊維に溜まった汚れを根こそぎ取り除かないと
ニオイの解決にはならず、
延々とスプレーすることなり、
そして汚れはそのまま蓄積していき、
リセッシュ、ファブリーズを何本使うことになるかわかりません。

水洗いできる靴の場合はシンプルに洗おう

革靴だと難しいですが、スニーカーなどであれば自分で洗って臭いをとることが可能です。

固形石鹸で洗い、しっかり乾燥させるだけで臭いが取れる場合もありますが、頑固な臭いが染み付いてしまっている時は粉末の酸素系漂白剤を使うことで殺菌、消臭の効果があります。

スニーカーの洗い方の流れ

1. ブラシを使って、固形石鹸で泡だてながらスニーカーをこすり洗いし、40度くらいのお湯で洗い流します。

2. 50度くらいのお湯を用意し、バケツに入れます。そこに酸素系漂白剤を染み抜きの割合で入れます。
漂白剤がしっかり溶けたら、1時間以上スニーカーを浸け込み、すすぎます。

3. 雑巾やタオルなどでスニーカーの水分を拭き取り、ベランダなどで天日干しします。

以上の流れでスニーカーを洗いましょう。
水分が残っていると雑菌が繁殖する原因となるので、風通しの良いところでしっかり乾燥させるようにしましょう。

靴が臭くなってしまう原因とは

靴 臭い 10円

そもそも、どうして靴が臭くなってしまうのでしょうか。

足は汗をかきやすいので、それが原因になってはいますが、汗自体が臭うわけではありません。

靴の臭いの原因は、ズバリ「雑菌の繁殖」です。

靴を長時間履いていると、汗が乾かないのでどんどん蒸れていってしまいます。
その汗やアカ、角質、皮脂などが雑菌の餌となってしまい、繁殖してしまい、臭くなってしまうのです。

汗だけでなく、雨で濡れてしまった靴を乾かさずにそのままにしてしまった時も雑菌が繁殖してしまいます。

つまり、雑菌が繁殖しやすい環境というのは、高温多湿で雑菌の餌となるものがたくさんある場所です。

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靴が臭くなる前の予防法

臭くなった靴 復活

靴が臭くなってしまう原因は雑菌だということがわかりました。

では、雑菌を繁殖させない為には具体的にどうすれば良いのでしょうか?

通気性の良い靴を選ぶ

合皮やゴム製の靴は通気性が悪いので蒸れやすいです。
よく履く靴は特に通気性の良い素材のものを選ぶことで蒸れにくくなり、雑菌の繁殖を抑えられます。
また、消臭効果のあるタイプのものだとより効果があると思います。

同じ靴ばかり履かない

毎日同じ靴だと、前日の蒸れが残ったままになってしまい、どんどん湿気が溜まっていってしまいます。

履く靴をローテーションすることで靴を乾燥させることが出来るので、蒸れによる雑菌の繁殖を抑えることができます。

仕事用の革靴であれば、出来れば3足くらいはあると良いです。

1日履いた靴は乾燥させる

1日履いた靴はすぐに靴箱にしまうのではなく、風通しの良い場所で乾かしたり、10円玉を入れる、新聞紙を丸めて入れるなどをすることでしっかり乾燥させることが出来ておすすめです。

また、乾かす前に消臭スプレーをかけておくことでより臭いを予防することが出来ます。

スニーカーなどは天日干しをしても良いですが、革靴は傷めてしまうので陰干しにしましょう。

サイズがきちんと合っている靴を履く

あまり関係なさそうですが、自分の足のサイズに合った靴を履くことも臭い予防になります。サイズの合わないキツい靴を履くことで、汗の量が増えます。
よって、蒸れがひどくなり、雑菌が繁殖してしまいます。

中敷を使う

靴を定期的に洗うことで清潔に保てるので臭いの予防になりますが、面倒で続かなかったりすると思います。

なので、中敷を使って汚れたら取り替えるというようにすると楽ですし、清潔が保てます。
靴を洗うよりもかなり手間が省けます。

足や靴下も除菌しよう!

靴が臭くなってしまわないようにする為の予防ということで、靴をメインにして対策法をご紹介しました。

しかし、雑菌というのは靴だけではなく足や靴下にも繁殖しています。

靴に触れる足や靴下に雑菌が繁殖したままだと、いくら靴をしっかり乾燥させて除菌をしたとしても、また靴が臭くなってきてしまいます。

フットケア

まず、足についてです。

1日の汚れが落としきれておらず、菌がついたままだと当然雑菌は繁殖してしまいます。
足の指の間や、爪の間などは忘れがちなので、意識して洗うようにしましょう。
爪を洗う為の専用のブラシなどを使ったり、爪が伸びすぎないようにこまめにケアをするとさらに良いです。

また、かかとなどがガサガサになって角質が溜まった状態の人も注意が必要です。
角質を餌にして菌が繁殖してしまうので、しっかり洗うだけでなく角質ケアも行う必要があります。

足の臭いが特に気になる時に試して頂きたいのが「重曹足湯」です。
重曹は弱アルカリ性で、臭いの原因は弱酸性なので、中和されるので臭いが無くなります!

【最強説】足の臭いを100円で消す。投稿したくないw

両足が入るくらいの大きさの洗面器にお湯を入れ、重曹を大さじ2くらい入れます。
そこに足を10分〜20分ほど入れて足湯をし、最後にシャワーでさっと洗い流しましょう。

そんな時間ないよ、という場合は20秒でケアできる、最近人気商品になってきた
このジェルで対策するのもありですね。

ソックスケア

スニーカー 臭い 洗えない

次に、靴下に関してです。

靴下は履くたびに洗濯するので雑菌はそこまで繁殖していないのでは?とも思いましたが、いくつか気をつけなければいけない点がありました。

まず、靴下を洗濯した後はしっかり乾燥出来ているかどうかを確認しましょう。
湿った状態の靴下を履いてしまったら、当然蒸れて雑菌が繁殖してしまいます。
さらに、アイロンをかけたり乾燥機にかけると、靴下に繁殖した菌を熱で殺すことが出来ます!

靴下の除菌は先ほどの足の殺菌と同じく重曹でも出来ます。
洗面器にお湯をため、重曹を大さじ2くらい入れます。
そこに靴下を入れて10分〜20分ほど放置し、その後は普通に洗濯機で洗濯するだけです。

そして、汗をかいた後はこまめに靴下を履き替えることで臭いの予防になります。
スポーツをする日などだけでも、靴下をいくつか持って行って履き替えるようにすると臭いを防げます。

その他にも、通気性の悪い素材の靴下や、ストッキングやタイツなどは蒸れやすいので注意が必要です。
足の指の間にかいた汗を吸ってくれるので、5本指タイプの靴下や、消臭効果のある靴下がおすすめです。

まとめ

いつも履いている靴が臭くなってしまって、買い換えるしかないのかな・・・と悩んでいる方は、ぜひ復活させる方法を試してみて下さい。

臭くならないように予防するには、「雑菌を繁殖させないこと」がポイントでした。
靴だけでなく足や靴下も清潔にしましょう!

靴のカビ臭い匂いを取る方法  靴 ファブリーズ やめとけ

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