1日1食は太るの?1食にするメリットとデメリットは?

一日一食だけなのになんで太るの?
一方、太らない人もいるのはなんで?


私が1日1食ダイエットをちゃんと知ったのは、
妊娠出産でかなり体重も増えたので、
ダイエットをしようと決意たときでした!
むかーし、昔からダイエットは色々して来たので、
聞いたことはあったのですが、
まだ実践したことはありませんでした。

1日1食って大変そうだけど
その分すごく効果はありそう!
って思ったのですが、
ダイエット仲間の友人によると、
1食しか食べていないのに逆に太ってしまったり、
体重が落ちたのは最初だけで
すぐに減らなくなってしまった・・・
とかいう失敗談も聞きました。

そこで、それは本当なのか、
1日1食なのに太る原因は何なのか?
1日1食で太らない人はどうしているのか?
1日1食に関することを調べたのでシェアします!

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1日1食ダイエットって何?

1日1食は太るの?1食にするメリットとデメリットは?

1日1食ダイエットというダイエット法があるのですが、
これはその名の通り1日にとる食事は1食だけというダイエットです。

美意識の高いモデルさんや芸能人たち、
そしてアスリートの方も行っているということで
一時期話題にもなりました。

1食の食事のタイミングはいつでも大丈夫なようです。
朝でも昼でも夜でも、自分が一番良い時間帯に食べて構いません。

1日1食のメリットとデメリット

1日1食のメリットとデメリット

メリット

・1食だけなので、ダイエット中でも過剰に食べるものが制限されない!
  好きなものを食べられる!

・1食1食がかなりの空腹状態で食べるので、とても美味しく感じられる。

・体重の減り始めが早い。

・食費も浮く。

血液がさらさらになる。

デメリット

・1食だけに耐えられず、ドカ食いしてしまう可能性がある。

・空腹で体調不良になったり、イライラしてしまったりする。

集中力が低下する。

・失敗してリバウンドした時に、元の体重よりも逆に増えてしまうことがある。

確かに、毎回の食事が美味しく感じられるのは素敵ですし、
ダイエット中は揚げ物だめ!甘いものだめ!
と何かと制限がある中で、
1食だけなので、過剰に食べるものを気にすることなく
好きなものを食べることが出来るというのは魅力的ですね。

しかし、空腹状態の時間が長いので、
それに耐えられるかどうかですね。
1日1食ではないですが、
私もプチ断食のようなダイエット法を行ったことがあります。
イライラするしお腹が空いて眠れないですし、本当に大変でした・・・。

1日1食だけなのに太る理由は?

普段は2、3食の食事という方がほとんどだと思うので、
1日に1食しか食べられないとなるとかなりきつそうですが、
その分すごく効きそうですよね。

しかし、1日1食ダイエットで
逆に太るという方は少なからずいるみたいなのです!
なぜ、1食のみの食事にも関わらず
太ってしまうのか原因をご紹介します。

ついつい間食をしてしまっている。

1日1食だけなのに太る理由は?

食事と食事の間がすごく空きますよね。
家にいれば、暇な時間にお腹が空いて、
食べ物のことしか考えられなくなって、
1食しか食べてないんだしちょっとくらい・・・
とついつい間食してしまい、
気づけばたくさん食べちゃってた!というパターンです。

お仕事中は我慢出来ても、
休憩中や家に帰ってからなど、
気が緩んだ時に我慢できずに
食べてしまったということは多いようです。

また、お菓子なんかは手軽につまむことが出来てしまうので、
自分がたくさん食べてしまっていることにすら気づけていないという人もいます。

なので、「全然食べてないはずなのになんで太ってるの!?」という方は、
この場合が多いみたいです。
太ってしまっている方は、
普段からお菓子を無意識に口にしてしまっている方が多く、
その習慣が染みついてしまっている為
ダイエットを始めてもその習慣が抜けておらず、
食事に関しては意識出来ていても、
それ以外で食べてしまっていたということが起こります。

1食だけだからと大量に食べ過ぎている。

確かに、好きなものを食べられるとは言いましたが、
だからといって食べる量には限度があるのは分かると思います。

しかし、とても空腹な状態でやっと食べられるということで、
ついつい早食いしてしまい、
少しの量じゃ物足りずに
たくさん食べ過ぎてしまって
カロリーオーバーになるようです。
間食はしてないのに体重が増えた!
という方はこの場合に当てはまると思われます。

1日に500キロカロリーの食事×3と、
1500キロカロリーの食事を一気にとるのとでは、
1500キロカロリーを1度に食べる方が太るらしいです。

食事をとることで直後に血糖値が上がり、
インスリンが分泌されます。
インスリンは、血糖をグリコーゲンというものに変えて、
筋肉や肝臓に送り込み、貯蔵する働きをします。

しかし、筋肉や肝臓に貯蔵出来るグリコーゲンの量は決まっているので、
その貯蔵出来る範囲を超えてしまった血糖は、
全て体脂肪になってしまうというわけです。

つまり、少しずつ食べれば
貯蔵できる量を溢れることはほとんどないか、
少しで済むのですが、
一気にとってしまうと
貯蔵出来る範囲をたくさん超えてしまうので
体脂肪が増える、
つまり結果的に太るということです。

また、1日1食ダイエットを始めてから
ずっと太りもしないけど
痩せもしないという方は、
食事をとり過ぎてはいないけれど、
まだまだ食事の量が多くて
痩せることもないという状況だと考えられますので、
その場合はもう少し食べる量を減らす必要があります。

停滞期に突入している。

1日1食ダイエットを開始して少し経ってから起こることです。
はじめのうちは体重が落ちていたのに、
ある時から太るわけではないけど
痩せもしなくなったという方がいます。

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これを停滞期というのですが、
ダイエットが順調に進んでいれば
ほとんどの方が経験することです。

これが起こってしまう原因は、
体がだんだん1日1食(1200キロカロリーとっていることにします)の食事に慣れてきてしまい、
体質が変わることです。
これまで2000キロカロリーとっていたのが、
1200キロカロリーだけしかとらなくなったことで、
体がその変化に適応しようと、
体内の環境を乱さず一定に保とうとします。
これを「ホメオスタシス」といいます。

なので、はじめの頃は2000キロカロリー必要な体で
1200キロカロリーしかとらないことで、
800キロカロリー不足している分痩せました。
しかし今では1200キロカロリーでも大丈夫な体に変化したので
1200キロカロリーの食事では
痩せなくなったということです。
どういう状態かというと、
「基礎代謝」が落ちて
「消化吸収率」も上がっています。

この状態になってしまうと、
1200キロカロリーをとり続けても
太ることも痩せることもありません。

この時点で健康的な体重になっているのであれば、
この生活を続けることでキープすることが出来ますね。
まだまだ健康的な体型にはなっていない!
という場合はこの後ご紹介する対処法で乗り越えましょう。

1日1食ダイエットで痩せるには!

1日1食ダイエットで痩せるには!

1日1食だけなのに太ってしまう
(または太りもしないけど痩せもしない)
ことの原因は分かりましたが、
じゃあどうすれば良いの?
ということについてお話します。

食べたものを記録する。

ついつい間食してしまっている方、
食事を食べ過ぎている方に効果的なのが、
記録して自分が食べているものや量を把握することです。
レコーディングダイエットというダイエット法があるくらい、
食べたものを記録して、
自分がどれだけ食べているのかを知ることは大切です。

そうすることで、
普段無意識にお菓子を食べてしまっていた方は、
そこで初めてこんなに食べちゃってたの?!
と知ることが出来て、
少しずつ食べないようにコントロールすることが出来るようになってきます。
間食していないのに痩せない人も、
食事の量をもう少し減らそうかな、とか考えられます。

食事も間食も関係なく、
口にしたものは全て記録するようにしましょう。
まず、自分が食べている量を自覚することがダイエットの第一歩です!

ホメオスタシスを乗り越えるには食事だけではだめ。

順調に減っていたのに体重が停滞し始めた・・・
じゃあまた食べる量を減らすしかない?
と思うかもしれませんが、
それは危険なのでやめましょう。

停滞期を乗り越えるには、
基礎代謝を上げることが効果的です。
基礎代謝を上げる方法は、
筋肉をつけること、
つまり運動をすることです。

そして、少しだけ摂取カロリーを増やすという方法をおすすめします。
運動せずに摂取カロリーだけ増やすのは
リバウンドするだけなので意味ないですが、
摂取カロリーが1200キロカロリーで
運動はしていなかった状態から、
摂取カロリーを1500キロカロリーで
300キロカロリーほどを消費出来るくらいの
運動をするという風に変えていきます。

こうすることで、
極端に摂取カロリーが少ない状態ではなくなり、
ホメオスタシスから抜け出せるので、
再び体重が減るという仕組みです。

停滞期になってしまうと、
そこで諦めて普段の食事に戻り、
結局リバウンドするという方はたくさんいます。
ですが、それすごくもったいないです。
頑張っても体重が減らないのって
すごく苦しいですが、ここを乗り越えればまた痩せ始めます。

食事制限は、はじめのうちは体重もするする落ちて良いのですが、
やはり運動することも大切です。

1日1食は体臭にまで影響がある?!

1日1食のメリットで
血液がさらさらになるとお伝えしました。
1日1食にすることで
体内の老廃物が流れていって、
血液もさらさらになるということです。

そして、血中のコレステロールが低下することで、
臭いの原因の一つである皮脂の分泌が減り、
結果的に体臭まで変化することがあるのだそうです。

「血液さらさら」「老廃物が流れる」「コレステロールの低下」
体に良さそうなワードがたくさん出てきましたね!
デメリットもいくつかありますが、
健康にも良い点も多く、
痩せられて体臭がなくなる(ましになる)のは魅力的ですね。

まとめ

1日1食は太るのか?と問われると
・単純に、無意識のうちに間食をとっている
・単純に、1食中に大量に食べ過ぎている
この2点どちらかにあてはまっている人は
太りますってことになります。

なので、間食しない・大量に食べ過ぎない
を守ってる人は決して太ることはないと言えます。

しかし、
1日1食は決して楽なダイエット法ではないですし、
忍耐力が必要です。
やり方を間違えれば
逆に太ってしまうこともあるので
注意が必要ですね。
中途半端にやって、
また元の食事に戻すなどを繰り返していると
体に良くないです。
また、1度痩せて成功したと思われても、
元の普通の食事に戻すと
再び太ってしまう可能性が高いです。

ダイエットは「一生続けられる方法で」というのは良く言われています。
1日1食をずっと続けるというのはかなりの覚悟がいりますよね。
なので、1日3食が健康的な食事方法というのが一般的だとは思います。

ですが、お伝えした通り1日1食にも
メリットはたくさんありましたし、
無理のない範囲で行うのであればとても良さそうです。
一時的なダイエット法としてはおすすめしませんが、
もしされるならば
運動をしながら
少しずつ摂取カロリーを増やすことで、
一気に体重が増えることなく
摂取カロリーを増やせそうです。

もし実行される方は、
食事が1回だけということで
水分不足が心配なので、
こまめに水分を取りながら
無理はしないということを心掛けましょうね。

こちらもチェック>>1日1食は朝夜いつ食べるべき?

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