雨の日が続くと部屋がジメジメしてきて気分もなんだか下がっちゃいます。
部屋のカビ防止のためにも湿気対策はきちんとしないとなぁと思っているのですが、除湿剤はどこに置くのが効果的なのでしょうか?
つまりは、湿気はどこにたまるの?
たまりやすい場所は上?下?
また、除湿剤を置く以外にも湿気対策はどんなものがあるのでしょうか。
そこで今回は、湿気がたまるのは上下どっち?ということや、除湿剤の置き場所として正しいのはどこなのか?そして除湿剤以外の湿気対策などについて調べてみたのでシェアします!
Sponsored Link
サクッと要点だけ見る→
湿気がたまる場所は上下どっち?
湿気がたまる場所は、水分量によって違いがあるんです。
水分を多く含んだ湿度の高い空気は上に上がります。
ですが、結露などを起こすと空気ではなく水になるので下に行きます。
なので、湿気は一旦上に行きますが、多湿状態になると下に行くので下の方が湿度が高いという状態になります。
少しややこしいのですが、湿度が高くなるのは下で、水蒸気の量が多くなるのは上です。
このことから、家やマンションなどでは1階や地下など下の階の方が湿気がひどくなります。もちろん押入れやクローゼットの中などでも同じなので、布団や季節外の保管して置く服などカビやすいものはなるべく上の方に置く方が良いです。
また、湿気を防ぐためには空気の通り道を作ることが効果的なので、ぎゅうぎゅうに詰め込まないこともポイントです!
ちなみに加湿器の水蒸気は加湿器のタイプによって上に行くか下に行くかの違いがあります。超音波式の加湿器は下に行くようになっていて、蒸発するタイプの加湿器はミストの温度が高いので上に行きます。
なので、超音波式の加湿器を使っている場合、床に直置きしてしまうと水が溜まって床がベタついてしまうので高さのある場所に置くようにします。
チェック>>加湿器を使うときに気をつけること
除湿剤や湿気取りを置く場所はどこがいい?
湿気は一旦上に行くので除湿剤は上に置いた方が効率が良さそう・・・と思いましたが、湿気が溜まるのは下なので除湿剤は下に置くのが正解です!
出来るだけ床に近い方が良いので、我が家では床に直置きしています。
高い場所に置いてしまうと落としてしまった時に中に溜まった水が溢れてしまうこともあるので、出来るだけ低い場所に置きましょう。
棚の上などに置いていてあまり効果を感じられない方は、1度床に置いてみてください!
すぐに出来る湿気対策!
・換気する
何も買わずにすぐ出来る湿気対策は換気です!
押し入れやクローゼットの扉をずっと閉めていると湿気が溜まってしまうので、定期的に開けて換気をしましょう。
部屋の換気の際は、空気が入るところと出て行くところを作るとより効果的に湿気対策ができますよ〜!
なので、窓があれば2つ開けるようにすることをおすすめします。
換気する頻度は雨の日以外は毎日した方が良いです。
・上着をそのまましまわない
着ていた上着には湿気が残っているのでそのままクローゼットに入れちゃうのはNG!
1度風に当てたりしてからクローゼットに戻すようにします。
・エアコンの除湿機能を使う
雨が続いた時など、湿気がひどい時はエアコンの除湿機能を使うのもおすすめです。
電気代はかかりますが手っ取り早く湿気の対策ができます。
チェック>>エアコンの除湿は何度に設定するのがいいの?
・カーテンの素材を変える
窓際は特に結露を起こしやすく、カーテンにカビが発生してしまうこともあります。
麻素材のカーテンは通気性もよく、部屋の湿度を調節してくれる効果もあるので湿気対策におすすめです。
快適湿度は何パーセントくらい?
普通に生活する上で適しているとされる湿度は40%〜60%です。
湿度が高すぎるとジメジメしてカビやすくなったり、乾燥していると肌がカサカサしたり喉が痛くなったりするので湿度は私たちの生活に大きく関係しますよね。
これら以外に、湿度が高すぎたり低すぎたりするとどんなことが起こるのでしょうか?
Sponsored Link
湿度が高すぎる場合
・汗が出にくくなって熱中症になりやすい
・汗が出ないことで体に熱がこもり、疲れやすくなる
・暖かい時期は害虫が発生しやすくなる
湿度が低すぎる場合
・インフルエンザなどの菌が増える
・インフルエンザや風邪などのウイルスが体の中に入りやすくなる
・静電気が起こりやすくなる
参考ページ>>冷風扇は湿度が上がるけど涼しいの?
湿気はどこにたまるまとめ
湿度が高い空気は一旦上に行きますが、加湿状態になると水になって重くなるので下に下がります。
なので、湿気がたまる場所は下というのが答えでした。
よって、除湿剤なども出来るだけ床に近い場所に置くようにして、カビやすいものは出来るだけ高い場所にしまうようにします。
部屋の換気をしたり上着をそのまましまわないようにするなど、すぐに出来る湿気対策もあるのでぜひ試してみてください!
参考ページ>>カビは熱湯で殺せるの?
湿気取りについて解説している動画あったので載せておきます。