冬場は特に、肌も喉も乾燥が気になります。
そんな時、乾燥から守ってくれる加湿器は大活躍しますよね。
ですが、乾燥で喉が最も痛いと思うタイミングって
朝起きた時じゃないですか？なので、
夜寝てる間も加湿し続けていたら
喉も痛くならないし良いと思いますよね。
でも、加湿器をつけっぱなしで寝て、
朝起きると、壁がべちゃべちゃ、床がびしょびしょ
そんな経験ないですか？
今回は、加湿器を夜つけっぱなしで
寝るのは喉や肌に良いのか、
なんで壁が床がびしょびしょになるのか、
加湿器の使用時の注意点などについてまとめました。
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寝る時に加湿器を使用する場合気を付けること
暖房と併用すること
空気は温まると湿度が低くなり、
冷えると湿度は高くなります。
なので、暖房を切ると温度が下がる＝湿度は高くなるので、
加湿器は必要なくなります。
暖房を切ったまま夜加湿器つけっぱなしで寝ると
必要以上に湿度を上げることになり、
これが朝起きた時に、壁や床がべちゃべちゃになる理由です。
そして、これらはカビや結露の原因になり、
カビは、喘息やアレルギーなどを引き起こしてしまう
原因ともなるので健康にも良くないです。
寝る時に限らず、
常に暖房と加湿器はセットとして考えて下さい。
直接肌に当てない
寝る時に加湿器を使用する場合は、
肌に直接蒸気が当たらない位置に置いて下さい。
私は、加湿器が直接当たっている方が
より加湿されて喉や肌にも良さそう！と思っていて、
以前は寝る時、枕のすぐ隣、直接当たる場所へ置いてしまっていました。
加湿器は、きちんと掃除していたとしても、
加湿器の内部は水が残りやすく
雑菌が発生しやすい環境です。
こまめに掃除をしたとしても
蒸気を完全に綺麗に保つことは難しいと言われています。
衛生的ではない蒸気に
寝てる間当たり続けるのは良くないですよね。
また、肌に良さそうだからと、
加湿器の蒸気に直接当たっている方もいるかもしれませんが、
これも間違っています。
加湿器の蒸気は、普通の水ですよね。
ただの水分を肌に含んでも、
潤うのではなく逆に乾燥しやすくなってしまいます。
加湿器は、あくまでも部屋の湿度をあげる為に使用しましょう。
ですが、イオンが発生するようなタイプの加湿器もあるようで、
こちらに関しては肌や喉も潤うので例外となります。
加湿器の良くない使い方
エアコンの風が当たる位置に置くのはＮＧ
エアコンの風が当たる場所置いてしまうと、
エアコンの温風によって加湿器の湿度センサーが正確ではなくなり
（湿度センサーがないものは問題ないですが）、
適切な加湿が出来なくなってしまいます。
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置き場所としておすすめなのは、
お部屋の真ん中の７０～１００センチの高さの位置に置く、
またはエアコンがある真下も、
湿ったちょうど良い空気が風にのって
お部屋に行きわたるので良いです。
部屋の隅や壁際などに置きがちですが、
壁や窓の近くはべちょべちょになる可能性があり
カビや結露に注意が必要です。
タンクにミネラルウォーターはＮＧ
加湿器の説明書を読むと、
使用する水は必ず「水道水」で、
と指定しているものがほとんどだと思います。
「水道水よりミネラルウォーターとかの方が良さそうじゃない？」と
水道水以外を使用するのは、絶対やめて下さい。
水道水を指定しているのには理由がきちんとあります。
水道水には塩素が含まれていて、
その塩素がタンクの内部の雑菌の繁殖を抑えてくれています。
ミネラルウォーターには塩素が含まれておらず、
雑菌はどんどん増えてしまいます。
なので、必ず水道水を使用しましょう。
加湿器を使わずに加湿する方法
加湿器は暖房と併用するようにとお伝えしました。
では、暖房を使いたくないけど、
加湿はしたいという場合におすすめの、
加湿器を使わずに加湿出来る方法をご紹介します。
コップや洗面器などに水を入れて部屋に置く
加湿器ほどの即効性は期待出来ませんが、
水がゆっくり自然に気化してお部屋の湿度を上げてくれます。
また、自然気化式の紙加湿器というものがあります。
こちらは水をいれた容器に専用のフィルターをつけるだけなので、
電気も使わず、自然に気化して加湿してくれるものなので、
一度チェックしてみて下さい。
部屋干しをするoｒ濡れタオルを干して置く
洗濯物を部屋干しすると
こちらも自然気化で湿度を上げることが出来ます。
また、部屋干しはしたくない場合は
濡れタオルを干すだけでも効果は期待出来ます。
難点としては、コップなどに水を入れる時と同様ですが、
即効性はなく、大体１時間程はかかるかと思います。
ルームミストまたは霧吹きを使用
市販のルームミストを部屋にふきかけることで、加湿の効果があります。
また、ルームミストは使いたくない場合は、
清潔な霧吹きなどに水を入れ、
ルームミスト同様部屋にふきかけると良いです。
こちらは即効性があります。
また、お部屋の加湿だけでなく、
直接喉や肌をケアすることも良いですね。
喉を乾燥から守りたい場合は、
寝る時に濡れマスクを使用すると効果があります。
私も冬場の就寝時や、新幹線や夜行バスなどの移動の際に
使用したことがありますが、
アロマの香のものもあってリラックスして眠ることが出来ますし、
朝起きた時の喉のカラカラな感じの痛みがましになっていました。
お肌の乾燥が気になる人は、
パックや保湿効果の高いクリームなどを
寝る前に使用すると翌朝の乾燥がましになっているかもしれません。
まとめ
加湿器を夜つけっぱなしで寝る際は、
使い方に気を付けて使用しないと
いけないことがわかっていただけたと思います。
加湿器だけでなく色々な加湿方法を試して、
乾燥の時期を乗り越えましょう。
