4月から5月の春が旬のたけのこですが、先日ご近所さんからいただきまして、いざ料理するとなると、たけのこってどこまで食べられるのか悩むのって私だけでしょうか?
皮を剥けば剥くほど小さくなっていくので、
どこまで剥けば良いのか判断が難しいです。。。
また、たけのこの食べ方はどんな食べ方があるのでしょうか?
今回は、たけのこの食べられる部分はどこまでなのか、皮はどこまで剥けば良いのか?ということと、たけのこの食べ方について調べてみたことシェアします!
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たけのこはどこまで食べられる?最初の皮を剥けば全部食べられる!
たけのこはどこまで食べられるのか?ということの結論からお伝えすると、
1番外側の茶色くて硬い皮だけ剥けば、後は根元まで全部食べることが出来ます。
えっ、なんだそうだったのか!?
私、けっこう剥いていっぱい皮捨ててました。。。
だって、最初の皮めくってもまだかたそうだし。。。
茶色い皮を剥いてもまだ白い皮が出てくると思いますが、これは姫皮(ひめかわ)という部分で、柔らかい皮なので食べることが出来ます、だって。
また、たけのこの根元の方を見ると、ものによって黒だったり赤っぽかったり、紫のような色をしたブツブツがついていますよね。
このブツブツは食べられるのかちょっと不安になりますが、ブツブツがある部分も食べられます。
気になる場合は包丁で削ぎ落すと良いです。
このブツブツは、たけのこの鮮度を判断することも出来ます。
掘ったばかりの新鮮なたけのこは、ブツブツの色が紫っぽい赤色になっています。
これがだんだん紫色に変化し、その後黒になっていくそうなので、たけのこを選ぶときにブツブツの色を基準に選ぶと良いですね!
更に、色だけでなくブツブツの量も選ぶ基準になります。
ブツブツの量が多いたけのこはアクが強い場合が多いので、ブツブツの量は少ない方が美味しいです。
たけのこはアク抜きが必要
たけのこは、そのままだとえぐみがあって食べられないので、まずアク抜きをしなければいけません。
アク抜きには、重曹を使う場合もありますが、ここでは米ぬかを使用する場合をご紹介します。
必要なものは、たけのこの他に以下のものがあります。
・たけのこが入るくらいの大きめの鍋
・米ぬか:1〜2カップ
・水:小さめのたけのこ2本で約4リットル必要。鍋にたけのこを入れた状態で、たけのこがしっかり浸かるくらいの水が必要。
・唐辛子:2〜3本
1. 洗う
基本的に皮は剥かずにアク抜きを行います。
たけのこをしっかり洗って泥などを落としておきます。
2. 切る
たけのこの頭の方を穂先と言います。
3cmくらいの穂先の部分を斜めに切り落とします。
そして、残ったたけのこに1〜2cm程度、縦の切り込みを入れます。こうすることで火が通りやすくなります。
また、たけのこがそのまま入る大きさの鍋がない場合は半分に切ったり、皮を剥いたりしても良いです。
ただ、たけのこの皮に含まれている亜硫酸塩という成分はたけのこを柔らかくする効果があるので、出来れば皮ごと茹でることをおすすめします。
3. 茹でる
鍋にたけのこを入れ、かぶるくらいの水を入れます。
そこに米ぬかと唐辛子を入れ、火にかけてください。
最初は中火から強火で煮て、沸騰しそうになったら弱火にしてください。
この時、たけのこが浮いてきてしまう場合はお皿などを使って重石をしましょう。
火を弱めてからは30分から1時間くらい煮ます。
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たけのこが小さめな場合や、新鮮なものは火が通りやすいので30分くらいで良いです。
根元に竹櫛やお箸を刺して、すっと簡単に刺すことが出来れば十分です。
4. 冷ます
火を止めたら、煮汁のまま冷まします。
鍋の大きさによって冷ます時間は異なりますが、3時間もあれば冷ますことが出来ます。
一晩置いておいても良いです。
5. 洗う
冷めたたけのこを鍋から出し、洗って米ぬかを落とします。
その後、皮を剥がしていきます。
最初に入れた切り込みから剥くとやりやすいです。
柔らかい皮は食べられるので、茶色くて固い皮以外は捨てないでください。
以上でアク抜きは完了です。
たけのこは日持ちするので、アク抜きしたものを水につけておけば冷蔵庫で1週間は持ちます。
えっ、こんなの発見しました!
参考ページ:ガッテン流超簡単たけのこのアク抜き方法(4月10日放送分)
視聴者の感想はこちら
筍部位別の美味しい食べ方
たけのこの部位にはそれぞれ呼び名があり、部位によって特徴が異なるので、適した食べ方も変わります。
茶色くかたい皮を剥いた白くて柔らかい皮を「姫皮(ひめかわ)」と言います。
この部分はたけのこの中で最も柔らかい部分なので、和え物や酢の物にすると美味しく食べられます。
次に「穂先」と呼ばれる、先端に近い部分があります。
この部分もたけのこの中では柔らかい部分で、たけのこの中で最も美味しいと言われています。
こちらも和え物や酢の物に合いますし、炊き込みご飯にも適しています。
穂先より下側の部分は「中心部」です。
この部分は、歯ごたえがある部分なので、和え物、炊き込みご飯の他にも煮物や焼き物、揚げ物など、色々な食べ方が出来るので使いやすい部分です。
最後に、「根元」です。
根元は繊維が多く、最もかたい部分です。
繊維を切るように、薄切りや千切りにしたり、すりおろすなど切り方に工夫をすることで美味しく食べられます。
煮物や揚げ物、炒め物にするのが適しています。
具体的な食べ方は以下のようなものがあります。
・和え物:胡麻和え、マヨネーズ和え
・ご飯:炊き込みご飯、ちらし寿司、中華丼
・煮物:筑前煮、若竹煮、土佐煮
・焼き物:チーズ焼き、ステーキ、ホイル焼き、バター焼き
・揚げ物:天ぷら、唐揚げ
・炒め物:チンジャオロース、酢豚、メンマ、きんぴら
たけのこどこまで食べれるの?のまとめ
たけのこは、最初のかたい皮さえむけば全部食べれるってことでした。
下処理が必要な食材なので自分で調理するのは少し大変ですが、ご紹介した以外にもたくさんの料理に使うことが出来る万能な食材でもあります!
部位によって固さや風味が少しずつ違うので、その違いを楽しむのも良いですね。
ちなみにたけのこの漢字や外国語についてこんなブログ書きました!