えっ、とろろが黒くなってるやん!?
やすりおろすと黒くなる山芋・・・原因は?食べない方がいいの?
苦労してすりおろした山芋を、いざ食べようとすると黒く変色してしまっていた・・・なんていう経験は私だけでしょうか?
黒っぽく変色してしまうと、見た目が良くないので食べていいものか不安になりますよ。
そんな山芋の変色問題について原因や対処法を調べたことまとめてシェアします!
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山芋が黒くなる原因は?
実は、山芋が黒くなる原因は灰汁(あく)なんです。
知らなかったなぁ。
灰汁の成分であるポリフェノールオキシターゼという酵素が変色のもとになっているのです。ポリフェノールオキシターゼが空気中の酸素などに触れることによって、メラニンが作り出されるので、その結果、山芋が黒く変色してしまいます。
メラニンはお肌にできるシミの原因となっているものなので、山芋が黒くなってしまうのも納得ですよね。
こちもチェック>>へそが汚いから黒くなる?
山芋が腐る時の見分け方
原因はわかりましたが、一番気になるのは『食べても大丈夫?』ということです。
結論としては、黒くなった山芋でも食べても問題ありません。
先ほど説明した通り、黒くなる原因は灰汁の成分であるポリフェノールですので、黒く変色してしまっていても、山芋の品質自体に問題があるわけではありません。
すりおろしたリンゴが、茶色くなってしまうのと同じようなものだと考えてください。
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しかし、調理してから何日も経っていたり、保存状態が悪かったりしたものは、腐って変色している可能性が高いです。
臭いや味(すっぱい)に違和感を感じた場合、食べないようにしてください。
ちなみに賞味期限ですが、とろろだと長くて3日間です。
山芋がすぐ変色しないようにするには?
金物を使わない
すりおろし器など金属の調理具を使わないというのも、ひとつの手です。
金属は酸化を促進してしまい、その結果、変色もしやすくなってしまいます。
できることなら、山芋を調理するときはプラスチックや陶器、木製の調理器具を使うようにします。
酢水につける
お酢には抗酸化成分が含まれているので、この成分が変色を防いでくれる効果があります。
すりおろした山芋に数滴入れたり、短冊にした場合は水1リットルにお酢大さじ1の割合で作った酢水につけておくことで変色防止になります。
空気に触れないようにする
空気中の酸素などに触れることで、メラニンが作り出されるという話をしましたが、空気に触れなければメラニンが作り出されることはありません。
そのため、切った山芋を水に浸けて保存したり、すりおろした山芋をラップでしっかり空気が入らないように密閉するなどしておけば、ある程度黒くなることを防ぐことができます。
山芋が黒くなるのは?まとめ
山芋が黒くなることについて、原因や対処法をお伝えしましたがいかがでしたか?
山芋は、とろろや短冊が定番ですが、変色が気になる・・・という時は、お好み焼きのつなぎに使ったり、そのまま揚げてたべるのもオススメですよ!
おいしい山芋を食べて、健康ライフを送りましょう。