カビは熱湯で死ぬの?温度と時間は?効果的な熱湯消毒のやり方

お風呂などに出来てしまったカビはいつもカビキラーなどのカビ取り専用のものを使っていたのですが、息子に熱湯でもカビ退治が出来るの知らないの?って言われて・・・
知らないのは私だけ?

でも、それって本当にちゃんとカビは死んでるの?とちょっと不安が残ります・・・。

熱湯でもしっかりカビ退治は可能なのでしょうか?
また、何度の熱湯がカビには効果的なのでしょうか?

そこで今回は、本当に熱湯でカビは死ぬの?何度の熱湯でカビ退治は出来るの?など、熱湯でのカビ退治について調べたことシェアします!

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カビは熱湯何度で死ぬ?50度です!

ほとんどの場合、カビは熱や乾燥に弱いです。

なので、熱湯でカビは死にます!

基本的には、40度以上のお湯でもカビ退治は可能ですが、お風呂場などに出来る黒カビなどの少し頑固なカビには50度〜60度以上の熱湯が効果的です!

しかし、たまにめちゃめちゃ頑固で耐熱性のカビもいるんです。。。
こんなカビだと、50度以上の熱湯でも残念ながら死なないです。
耐熱性のカビは発生してしまうとカビ取り専用のものを使うのが一番です。
そして、普段からしっかり乾燥させることで防ぐことも出来ますよ!

よって、カビの種類によって効果的な熱湯の温度が変わることがあり、場合によっては熱湯でも死なないカビもいるということですね。

どんなカビが熱湯で対処できる?

カビは熱湯で死ぬ?

一言でカビと言ってもカビは色々な場所に出来ますよね。
また、黒かったり赤いカビなど色々あります。
そもそも熱湯を使用出来ない場所に出来てしまったカビだと熱湯でカビ退治は出来ませんし、先ほどお伝えした通り耐熱性のカビにも熱湯は効果がありません。

しかし、黒カビ、赤カビ、白カビなどのほとんどのカビは熱湯で死滅させることが出来ます。

では、具体的にどんな場所に出来たカビに熱湯が効果あるのか、そしてどんな場所はダメなのかもご紹介します。

熱湯消毒でカビ退治出来るもの

・お風呂場

まず、お風呂です。

壁や床だけでなくゴムパッキンに出来てしまった黒カビなども、きちんとしたやり方をすればちゃんと殺菌することが出来ます。

ただし、カビで黒くなってしまった色に関してはどうしても残ってしまいます。
カビの色素まできちんと落としたい場合は合わせてカビの漂白剤も使うと良いでしょう。

・食器

使った後の食器をシンクで水に浸したまま放置してしまっている場合、要注意です。

「疲れているから次の日にまとめてやろう。」となることは私もあります。
しかし、食べたものの汚れがついた状態で水の中に放置・・・これはカビが発生しやすい環境です。

食器 カビ 熱湯消毒

これからはすぐに洗うようにしよう!と思える人なら良いですが、なかなか難しいですよね。
なので、食器にも熱湯でカビ退治がおすすめです!

・衣類

長期間しまっていた服にはカビが発生してしまっていることがあります。

また、嫌な臭いが取れないタオルや枕カバー、布団カバーなども、カビが原因の場合があります。
このようなカビにも熱湯は効きます。

熱湯消毒が出来ないもの

・動物繊維の衣類や靴

シルクやウールなどの動物繊維で出来ているものや革靴に関しては、熱湯で縮んでしまう恐れがあるので熱湯消毒が出来ません。

このような素材は繊細なので、自分で処理せずに専門店などに相談するのが安心かなと思います。

一度、軽く濡らしてしっかり絞った布でカビが気になる部分を拭き取ってしっかり乾燥させてみて下さい。これでダメならクリーニングなどに持っていきましょう。
色柄物も色落ちの可能性があるので熱湯NGです。

・食品

食べ物に生えたカビでも熱湯で死にます。
しかし、深くまで入り込んでしまっているカビなど完全に殺菌出来ない場合が多いですし、口にするものなので一度カビが生えてしまった食品は熱湯消毒しても食べるのはやめておきましょう。

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カビ熱湯消毒方法と時間

カビの熱湯消毒衣類編

場所別での熱湯消毒のやり方についてご紹介します。

お風呂場のカビ熱湯消毒

熱湯をかける前にお風呂全体をスポンジやブラシを使って予め掃除しておきましょう。
全体の掃除が終わったら、少し熱めのシャワーをカビの部分にかけて温めておきます。

そして、シャワーの温度を50度〜60度にしてカビにかけていきましょう。
1箇所に5秒〜10秒ほどシャワーを当てることでしっかり殺菌することが出来ます。

タイルやゴムパッキンなどに生えた頑固なカビには、熱湯をかけた後ブラシなどで擦り、もう一度熱湯をかけることでしっかり落とすことが出来ます。

また、頑固な部分には90秒くらい長めに熱湯をかけることでよりカビの根元まで届いて殺菌することが出来ます。

以上でカビ退治は終了です。
最後に換気をするのを忘れないで下さい。
できれば一晩は換気をし続けることでカビ防止になります!

食器のカビを熱湯消毒する

放置してしまった食器の殺菌方法です。
普通にいつも通り食器用洗剤で洗って水切りカゴに食器を入れます。

そこに、50度くらいの熱湯をかけるだけです。
これで熱湯消毒が出来ますし、熱湯をかけることで食器の乾きも早くなりますよ!

カビの熱湯消毒衣類編

カビの生えてしまった服やタオルは鍋を使って洗うのがおすすめ!

衣類などが入るくらいの大きさの鍋に8分目くらいの水を入れて沸騰させます。
ここに衣類を入れて5分〜10分くらい、時々かき混ぜながら煮ましょう。
火を止めて、冷めたら取り出して軽くすすげばOKです。

ただ、この方法は色落ちをする可能性もあるので白い服やタオル限定です。。。
ですが、しっかり殺菌出来て効果は抜群です。
さらに効果を高めたい場合は、煮る時に洗濯洗剤や漂白剤を入れると良いです。

色柄物など色落ちが困るものの場合は熱湯消毒は向かないので、色柄物OKのハイターを使ってつけ置きかクリーニングが良いでしょう。

熱湯はカビ予防にも効果的

熱湯はカビ予防にも効果的

熱湯はカビを死滅させるだけでなく、予防にも効果があります!

カビは35度以下の温度だと発生しやすいという特徴があります。
つまり、35度以上の温度になると繁殖しにくくなるのです!

お風呂上がりにお風呂場に水をかけるとカビが発生しにくくなるというのを聞いたことがあったので、毎日やってたのですがこれは間違い。。。

45度以上のお湯をかけるのがカビ対策としては正しいのです!

もちろんお風呂だけでなく、キッチンのシンクや排水口なども毎日使い終わったら熱湯をかける習慣をつけることでカビが発生しにくくなります。

ただ、熱湯をかけるだけでなく、その後の換気もかなり重要です。
熱湯をかけても冷めたらまたカビが好む温度になってしまうので、しっかり換気して下さいね!
熱湯は水よりも乾燥するのが早いので、その点でも水をかけるよりカビ対策に効果的だと言えると思います。

まとめ

耐熱性のカビなどを除いて、熱湯はカビ退治に効果があることがわかりました!
特にお風呂などのカビには、シャワーでそのまま掃除出来るし便利ですよね〜。
ただ、熱湯消毒で完全にカビがいなくなるわけではないのでお手入れは定期的に必要です。

チェック>>カビキラーの使い分けで耐熱性カビを撃退

熱湯でカビ予防にもなるということだったので、今日からはお風呂を出る時に水ではなく熱湯をかけて、しっかり換気をしてカビ対策していきます!

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