毎年新年に皇居で行われている
天皇陛下の新年挨拶、一般参賀ですが、
関心がありながらも
これまでは一度も参加出来たことはありませんでした。
私も主人と新しい天皇陛下に会いたいねなんて話しつつ、
何時から並んだらいいのかとか、
服装はどんな服装で行けば良いのか
など色々疑問が出てきました。
当日は予約なども不要なので、
何時から並ぶかによって
見られる位置も変わってきますし、
場合によっては人が多すぎて見られなかった・・・
なんてこともあるかもしれないので、
何時から並ぶかというのは
特に重要かと思います。
初めて行かれる方でも、
当日出来るだけスムーズに
参加することが出来るように、
新年一般参賀は何時から並んだら
確実に参加することが出来るのか、
待ち時間はどのくらいで
どのようなスケジュールなのか、
参加する服装や注意点、
皇居への行き方などについて調べたことシェアします。
令和3、4年は今上天皇の新年一般参賀が中止になりました。
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新年一般参賀は朝5時には並ぶ
平成以降に行われた新年一般参賀の中で、
参加者数に間しては2019年が最も多く、
約154000人でした。
周辺の駅から既に行列が出来ているほどの
大混雑だったそうです。
2023年は、まだコロナが終息してないので、例年よりは参加者は少なくなると思われます。
しかし最前列に行こうと思うと
かなり早い時間から並び始めないと厳しいです。
本気で最前列を狙う方は、
徹夜をして並ばれるそうです。
出来るだけ前列に行きたいという方は
朝5時から6時頃、遅くとも8時までには
並んでいないといけないと言われています。
(第1回目のお出ましは午前10時10分で、
参入時刻は午前9時30分です。)
ということは待ち時間は
5、6時間かかるというわけです。
第1回のお出ましの
前列の方を狙おうと思ったら、
始発で行かないといけない
ということになりますね。
遠方の方だと、前宿泊もしくは
車ででかけないといけません。
新年一般参賀の待ち時間って?
待ち時間も気になるところですが、
第二回、三回、四回などタイミングによって
異なってくるので
一概には言えません。
早く行った方が多少は混雑が避けられるかと思います。
ただ、最低でも1時間の待ち時間は
あると思っておいて下さい。
到着が遅ければ遅いほど待ち時間は長くなります。
入場の流れとしては、
まずボディチェックや手荷物検査があるので、
これを行う為に列に並びます。
これらが終わったら入場するための列に並びます。
門が開くと皇居内に入れるのですが、
一定の人数が入れば入場制限がかかって
入場は一旦止められます。
お出ましは全部で5回ありますが、
満員となってしまえば
最後のお出ましにも入れない
ということがあるかもしれないので、
手荷物検査などがあって
時間もかかるということを考えて
余裕を持って並び始めることをおすすめします。
以前、実際に参加したという方の話によると
手荷物検査の列で30分から1時間かかり、
列にならんでお庭に着くまで数十分から1時間、
またお庭に着いてからも多少待ち時間があということで
全て足すと、やはり最低でも1時間はかかる
ことが予想されますね。
一般参賀のスケジュール
当日のスケジュールを把握しておきたいと思うので、
新年一般参賀の流れについてご紹介します。
新年一般参賀は1月2日に行われます。
参入時刻は午前9時30分から午後3時30分です。
参入門は坂下門です。
お出ましの時間は、
当日変更があるかもしれませんが予定では、
第1回:午前10時10分頃
第2回:午前11時頃
第3回:午前11時50分頃
第4回:午後1時30分頃
第5回:午後2時20分頃
第6回:午後3時10分頃
このようになっています。
それぞれ5分間くらいの時間です。
お出ましになる方は
時間によって異なるので注意して下さい。
このような予定となっています。
※新天皇即位一般参賀(令和元年5月4日)のお出ましスケジュールについてはこちら
退出門は大手門、桔梗(ききょう)門、乾門から出ます。
お出ましが終わってからは、
入ってきた方とは逆の方へ出ることになります。
出る時も時間がかかるみたいです。
入場から新年のご挨拶までの動画が
アップされてますので載せておきます。
注意点一般参賀の服装と荷物
基本的に服装は自由ですが、注意点はあります。
まず、1月なので当然とても寒いです。
何時間も待ち時間があるということなので、
とにかく暖かい恰好で
カイロなども準備しておきましょう。
当日は雨や雪の可能性もあるので、
事前に天気予報を確認しておき、
当日はどのような準備が必要か考えておきましょう。
基本的に一般参賀は雨天決行です。
平成18年の一般参賀の参加人数は
約5万人で過去最小。
そのときは大雨が影響しています。
天気予報が雨やくもりの場合は、
傘だと後ろの人が見えなくなるので
レインコートを持参するのがベターでしょう。
最初に手荷物検査があるということで、
荷物は最小限に抑えておいた方が良いです。
あまりに大きな荷物は
参入門の前にある預かり所へ
預けなければいけなくなるので、
その預けるための列にも
並ばなければいけなくなります。
また、皇居内には坂もあるので、
更に長時間立ちっぱなしになると思うので、
出来る限り楽な履物で行きましょう。
注意点一般参賀時のトイレは済ませておく
基本的に、列に並んでしまえば
トイレには抜けられないです。
というか、元の場所に戻ることは難しいです。
万が一列を抜けてしまえば
並び直しとなってしまいます。
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なので、お年寄りの方やお子様が一緒だと
トイレはとても不安要素だと思いますが、
体調一番で無理はせず、
並ぶ直前にトイレは済ませておくことだけ
忘れないで下さい。
一般参賀時の双眼鏡はおすすめ
前の方に行きたいと思っていても、
やはり後ろの方になってしまうこともあるかと思います。
そうなると、全く見えないということはなくても
正直遠いなぁと感じるとは思うので、
もし必要かもと思うのであれば
持って行っても良いのではないでしょうか。
天皇陛下に会えることなんて希少なことなので
実際に見た!と実感するには、
双眼鏡はマストだと個人的には思います。
注意点一般参賀の撮影は大丈夫?
撮影は、営利目的で
写真または動画の撮影をすることは禁止されていますが、
個人的に楽しむ為に撮るものであれば
問題ないとされています。
しかし、何度もお伝えしている通り
人が多いことから
写真や動画撮影にもいくつか注意点があります。
後ろの方の視界を遮るほど
カメラを高い位置に構えるのは控えましょう。
また「自撮り棒」は人が多い場所での使用は
危険なので、禁止されるかもしれません。
当日の案内に従ってください。
一眼レフのカメラでも
持ち込みは出来ると思いますが、
人混みの中取り出すのは大変なので
撮影は厳しいかと思います。
携帯カメラやミラーレスなどであれば可能かと思います。
実際行かれた方の写真を見ていると
スマートフォンや携帯電話で
写真を撮られている方がほとんどでした。
一般参賀の旗って買うの?
一般参賀の写真やニュースを見ていると、
皆さん日の丸の旗を振っていますよね。
自分で作って持って行っているのかな
とも思いましたが、
皆さん全く同じものを持っていますよね。
実は、当日皇居に向かう途中で
「皇居参賀協力委員会」と書かれている
帽子を被っている方たちが配ってくれています。
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一般参賀時の最寄り駅はどこ?
最後に、皇居へ行く際の最寄り駅をご紹介します。
一般的に遠方からの方へ
東京駅の丸の内南口と案内されていますが、
都内の方は、
東京メトロ千代田線の二重橋前駅
6番出口が最寄になります。
所要時間は、
地下鉄千代田線の二重橋前駅から二重橋まで
徒歩8分から10分程度、
JR東京駅から二重橋まで
徒歩15分から20分くらいとなっています。
一般参賀の駐車場は激戦!高くつくかも
電車で行くことをおすすめしますが、
どうしても遠方から
家族や大人数で参加したいって場合は、
車を使って行く事になると思います。
最もお安く停められる駐車場は
北の丸駐車場です。
第一駐車場が143台
第二駐車場が103台
第三駐車場が259台
全部で505台しかなので、
即日満車になると思われます。
利用時間
第一・第二駐車場
8:30~22:00第三駐車場
8:30~17:00
*一般行事による休業あり
*隣接施設イベント開催時延長あり※但し、第一、第二駐車場は1月1日のみ休業
各駐車場におきましては、
営業日ならびに利用時間等を変更する場合がありますので
詳しいことはお問い合わせください。
料金
普通車 3時間まで400円、以後1時間毎100円
大型車 3時間まで1000円、以後1時間毎200円
※2018年10月1日~大型3時間まで2000円
以後1時間毎400円に料金改訂お問い合わせ
第一駐車場 03(3214)3048
第三駐車場 03(3212)2321
夜間コールセンター 0120(963)098
詳しい行き方は
二重橋の近くに楠公(なんこう)駐車場という、
ところがあるんですが、
そこは観光バス・タクシーのみが駐車でき、
一般車両は停めることができません。
その他、最寄のパーキングは
こちらから検索すれば簡単に探せますが、
料金が良心的でないので、
電車で行くほうがベターだと思います。
令和5年新年一般参賀まとめ
とにかく混雑しますし、
待ち時間も長いということなので、
余裕を持ったスケジュールで
並び始める時間を決めましょう!
出来る限り前の方に行きたいのであれば
始発で行くか、遅くても8時までには
並び始められると良いですね。
寒い季節ですし、朝早くから並ぶなど
大変ではありますが、
実際に行かれた方は
行って良かったという感想が多いです!
最後に平成に入っての
新年一般参賀の参加者数の推移をお伝えします。
平成2年 行われず
平成3年 77,770人
平成4年 80,930人
平成5年 52,700人
平成6年 111,700人
平成7年 71,800人
平成8年 64,700人
平成9年 59,300人
平成10年 68,200人
平成11年 64,200人
平成12年 57,240人
平成13年 70,870人
平成14年 72,850人
平成15年 77,710人
平成16年 68,100人
平成17年 75,080人
平成18年 50,210人
平成19年 68,830人
平成20年 79,610人
平成21年 75,790人
平成22年 79,290人
平成23年 77,110人
平成24年 70,770人
平成25年 78,760人
平成26年 81,540人
平成27年 81,030人
平成28年 82,690人
平成29年 96,700人
平成30年 126,720人
平成31年(令和元年) 154,800人(過去最高)
令和2年 68,710人
令和3年 中止
令和4年 中止
令和に入っての新年一般参賀の参加人数はどんな推移をたどるのでしょうか?
一般参賀行き方
最後に一般参賀の行き方、疑似体験の
動画がありましたので載せておきます。
温かい恰好をして準備万全にして、
良い新年のスタートを切れるといいですね。