ミニトマトの脇芽(わきめ)を取るのか、取らないのか、一体どっちが正しいの?
正直、わき芽かきするのめんどくさいです。。。
取らないでいいなら、取らないままでいたいです。
今回は、ミニトマトの脇芽を取らなくてもいい方法と、脇芽の活用方法についてシェアします。
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ミニトマトの脇芽を取らないとどうなるの?
ミニトマト栽培本などでは、たいてい脇芽は取るように書かれています。
それはなぜか?
一番の理由は、茎が多くなるほど、根から吸収される栄養分が分散されてしまうからです。
ミニトマトの実に行き渡る栄養分が減ってしまうと必然的に実は小さくなり、質も落ちてしまうことになります。
そのため、こまめに脇芽を取ることによって、大きく質の良いミニトマトができることに繋がるのです。
また、脇芽を取らずに芽が密集してしまうと、日当たりも変わってきます。
当然、お日様の光をたっぷり浴びたミニトマトの方がおいしく育ちます。
脇芽を取り、日の光の通りを良くしてあげることによって、よりみずみずしいトマトになるというわけです。
しかしながら、脇芽を取らないからといってミニトマトが育たないという訳ではありません。
栄養が少なく、実が小さくなるので小さな小さなミニトマトが好きだという方には、いいかもしれませんね。
ミニトマトの脇芽を取らなくていい方法がある!?
ここまでは、脇芽を取ることによってメリットがあることを紹介しましたが、脇芽取りってこまめにしなければまたすぐに生えてきてしまうし、ちょっと…いや、かなり面倒なんですよね。
それを、しなくていい方法があれば、楽に栽培できますよね。
先程、説明した通り、脇芽は取らなくてもミニトマトはできるのです。
栄養や日当たりの問題があるので、脇芽をとるわけですが、それらを解決する方法があります。
間隔をあけて植える、ということです。
出来る限り間隔をあけて、支柱を立てそれに脇芽を結んでいきます。
間隔をあけることで日当たりがよくなり、根も伸びやすくなるので必然的に栄養を取り入れやすくなります。
ミニトマトの脇芽は挿し木として活用できる!
いろいろと厄介なミニトマトの脇芽ですが、なんと取った後に活用できるのです。
方法は簡単。とった脇芽を土に挿しておくだけ。
これを挿し木というんですが、ミニトマトは自生力が高いので、そこからまた新しいミニトマトを栽培することができてしまうのです。
その時にして欲しいのが、新たに植える脇芽の下葉をとること。
下葉をとることによって、成長が促されます。
後は通常の栽培方法と同じ。
愛情を込めて育てるだけで、取り除いて捨てられるはずだった脇芽からおいしいミニトマトができちゃいます。
脇芽も取れて、節約にもなるなんて一石二鳥ですよね。
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ミニトマト摘心しないまとめ
脇芽についていくつか紹介しましたが、結論的には『あなた次第』です。
こういってしまえば、なんだか無責任なようですが、人の数だけ育て方もあるということです。
大きく育てたいのか、小さい方がいいのか、沢山収穫したいのか、人それぞれ好みが違いますので栽培方法も違って当然なのです。
自分好みのミニトマトに育てられるように、この記事を少しでも活用していただけたら嬉しいです。
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