ホットカーペットで寝るのは健康に大丈夫?体に与える影響は?

最近、ついついホットカーペットの上で寝てしまいます。
ホットカーペットで寝るのは良くないよって
どこかで聞いたことがあるし、
なんとなく頭痛がしたり、
体調が悪いような気がしてきました・・・。

ですが、本当にホットカーペットの上で寝ることって良くないのでしょうか?
既に寝てしまっている私ですが、
具体的に何が良くないのか不安になってきたので
健康にどんな影響があるのか調べてみました。

毎日ホットカーペットで寝てしまう方に、
ぜひ知っていただきたいことシェアします。

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ホットカーペットで寝るのは健康に良くない!

やはり、ホットカーペットで寝ることは健康に良くないです。
ホットカーペットは就寝用の暖房器具ではないので、
メーカーもホットカーペットでは寝ないよう注意喚起をしています。

特に、乳幼児や泥酔者のような
温度調節がうまく出来ない人は
特に危険なので、
赤ちゃんをホットカーペットの上に寝かせたり、
酔っ払ってそのままホットカーペットで寝てしまうといったことは危険なのでやめましょう。

新生児の冬の服装

特に赤ちゃんは、身体が小さいので
大人よりも体力がなく、
あっという間に危険な状態になってしまう可能性が高いです。
ちょっとくらい大丈夫、
と言って気づいたら
結構時間が経ってしまっており、
赤ちゃんが熱中症になってしまった
なんてことが実際に起こっています。

ホットカーペットで寝るとどんな影響が?

ホットカーペットの上で寝ることは良くないということは分かりましたが、
具体的にどんな悪影響があるのかご紹介します。

影響1.睡眠の質が下がる

ホットカーペットで寝ると睡眠の質にどんな影響が?

まず1つ目が、睡眠の質が下がってしまうことです。
通常、人は眠るとだんだん体温が下がっていきます。
そうすることでリラックスできる副交感神経が優位な状態になり、
質の良い睡眠を取ることが出来ます。

しかし、ホットカーペットで寝るということは、
体は温められ続けていますよね。
すると、交感神経が働いてしまい、
先ほどとは逆で興奮状態になってしまいます。
なので、熟睡することが出来ずに睡眠の質が下がってしまうということなのですね。

私がなんだか体調が悪い、だるいと感じたのは、
睡眠の質が下がってしまっていたからだと思われます。
睡眠の質が悪いと、寝ても疲れが取れず、
寝起きもなんだかだるく感じると思います。

体を温めたまま寝てはいけないということなので、
こたつでも同じことが言えますね。

影響2.低温やけどをしてしまう

ホットカーペットで寝ると低音やけどになる可能性がある

2つ目は、低温やけどです。
ホットカーペット自体はすごく熱いわけではなくても、
皮膚の同じ場所に長時間触れ続けていると、
熱かったり痛かったりという自覚症状がなくても
低温やけどを引き起こすことがあります。

低温やけどが起こる温度は、
肌よりも少し高い温度とのことなので、
44℃から50℃くらいです。

低温やけどになってしまう時間の目安は、

44℃:3時間~4時間

46℃:30分~1時間

50℃:2分~3分

このくらいの時間触れ続けると
低温やけどになってしまう危険性があります。

ホットカーペットの温度は、
メーカーにもよりますが

弱:約25℃

中:約35℃

強:約45℃

これくらいが目安です。

室温やかかる圧力によっても変動はありますが、
温度を強に設定していると
低温やけどになってしまう危険性が一番高いということですね。

低温やけどは誰でもなる可能性がありますが、
特に注意してもらいたいのが
比較的皮膚が薄い高齢者の方です。
皮膚が薄いと、低温やけどのリスクは高くなります。

そして、寝返りがまだ出来ない赤ちゃんも注意が必要です。

低温やけどの症状は、程度にもよりますが、
ひどい場合だと水ぶくれが出来たり、
皮がめくれる、皮膚が赤くなる、痛みがあるなどがあります。

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しかし、一見そこまでひどくなさそうに見えたり、
低温やけどだと痛みがそこまでない場合もあるにも関わらず、
皮膚の深いところまで損傷してしまっている場合もあります。
なので自分で大丈夫だと判断せずに、
低温やけどになってしまったら
病院へ行くことをおすすめします。

低温やけどくらいで病院なんて大げさと思うかもしれませんが、
低温やけどは「弱火で肉を焼いているのと同じこと」と言われるくらいなので、
甘く見ずに低温やけどになってしまったときはきちんと対処しましょう。

関連ページ>>ホットアイマクスはつけたまま寝ていいの?

影響3.熱中症や脱水になる

ホットカーペットで寝ると熱中症や脱水になるかも

3つ目は、熱中症や脱水になる可能性があるということです。

秋や冬でも、
ホットカーペットで寝るなどすれば
熱中症や脱水にはなってしまいます。

熱中症とは、体温調節がうまく機能しなくなってしまうことが原因で、
めいまい、けいれん、疲労感などの症状が起こります。

寝ている間はただでさえ大量の汗をかくと言われています。
ホットカーペットで寝ると、
さらに汗をかくことになるので、
脱水の危険性があるのです。

確かに、起きた時に
だるさと、のどの渇きをいつも以上に感じました。
睡眠の質が下がっていただけではなく、
軽く脱水も起こしていたのかもしれません。
怖いですね。

火事に気を付ける

ホットカーペットで寝ることは、
健康に良くない事がたくさんあるのは良くわかりましたね。

ですが、本当は体に良くないと分かっていても
私のように寝てしまうこともあると思います。
その時、健康の他に心配な事と言えば
火事にならないかどうかではないですか?

基本的に、正しく使用していれば
ホットカーペットをつけっぱなしで寝たとしても
火事の心配はそこまでしなくて大丈夫です。

しかし、火事にならない為に知っておくと良いことがいくつかあるのでご紹介します。

・温度ヒューズが断線(故障)していないかどうか。

・重い家具を上に置いていないか。

・耐用年数は超えていないか。

・ホットカーペットに傷はついていないか。

・しわが寄ったまま使っていないか。

・タコ足配線を使用していないか。

・ぬいぐるみやクッションを置いていないか。

これらのことに注意しておくと火事の心配はほとんどないと思われます。

ホットカーペットには
たくさんの温度ヒューズが張り巡らされていて、
ペットの爪で傷がついたり、
重い家具を置いたり、
正しくない折り曲げ方をすることで
温度ヒューズが断線してしまい
故障する可能性があります。
なので、きちんと電源は入るか、
異常に熱い場所はないかをたまに確認して下さいね。

また、耐用年数を過ぎて使用している場合も、
いつ壊れてもおかしくない状態なので、
火事の不安が出てきます。
耐用年数を超えたら購入店舗などで点検を一度してもらって下さい。

しわが寄ったまま使用するのも、
一部分だけ熱くなりすぎてしまうなど危険なので、
確認しましょう。

タコ足配線の事故もたまに聞きますよね。
ホットカーペットにタコ足配線の使用はおすすめしないです。

ぬいぐるみやクッションも、
その部分だけ熱くなりすぎてしまい危険なので
置かないようにしましょう。

まとめ

やはり、ホットカーペットで寝ることは健康に良くない影響がたくさんありました。

私も、今回は軽い脱水や睡眠不足で済みましたが、
低温やけどなどになってしまっていたら大変だったので、
もうホットカーペットで寝てしまうことは
絶対にないようにしたいと思いました!

ホットカーペットの使用の際気を付けることは、

・とにかくホットカーペットは寝る場所ではないと思うことです。
特に酔っぱらった状態の人や、
赤ちゃんはホットカーペットに寝かせないことです。

長時間同じ場所をホットカーペットに触れ続けないことです。

特に糖尿病で神経障害が出てしまっている方は
温度に対して感覚が鈍っていて
気づきにくいので、
こまめに体勢を変えることを意識しましょう。

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