おでんに使う大根の部位はどこがいちばん美味しい?冷凍することで下茹で時間短縮できることを知りました

寒くなってきたので、
最近我が家では
おでんにする日が多くなってきました!

私も主人もおでんの具で
大根はベスト3に入るくらい
大好きなのですが、
先日食べたおでんの大根の出来が
いまいちでした・・・。

そこで、もっとより美味しく作るには
どうしたら良いのか調べてみると、
使う大根の部位と下茹でが大切みたいなのです!

では、どこの部位がおでんに向いているのでしょうか?また、茹で時間はどのくらいがベストなのでしょうか?

そこで今回は、
おでんに使うなら大根はどこの部位が良いのか、
下茹でする時の茹で時間はどのくらいなのかなど、
おでんを作る時の大根に関することをご紹介します。

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おでんに使う大根の部位は真ん中がおすすめ!

大根は、
葉っぱと、
葉っぱに近い上部、
真ん中、
そして先端の方の下部
に分けられます。

おでんに使う大根の部位は真ん中がおすすめ!

先端にいくほど辛くなっていて、
上部の方が甘いです。

おでんにするなら
真ん中か上部がおすすめなのですが、
特に適していると言われているのは
真ん中の部分になります。

水分がたっぷり含まれていて、
辛みが少ないです。
また、柔らかすぎないので
歯ごたえもしっかりあって、
崩れにくいです。
更に味も染み込みやすいということで
おでんにおすすめの部位と言えますね。

また、葉っぱに近い上部は
大根の中で最も甘みが強い部位なので、
こちらもおでんにおすすめです。
上部は大根の中では
柔らかめの部位になっているので、
煮込み過ぎると
トロトロになりすぎてしまうので
注意して下さい。

おでんの大根の下ごしらえから下茹で方法や茹で時間

大根の下ごしらえの方法、
そして下茹での仕方や
茹で時間などを説明していきます。

おでんの大根の下ごしらえから下茹で方法や茹で時間

おでん大根の下ごしらえ

1.まず、大根を必要なだけ
厚めの輪切りにして下さい。

2.大根は皮の周りが筋っぽくなっているので、
ある程度厚めに剥くと柔らかくなります。

3.切り口の角を落とします。
このことを面取りといいます。
これをしておくと、煮崩れしにくくなります。

4.さらに、染み込みやすくする為に
隠し包丁を入れます。
断面に十字の切り込みを入れるだけでOKです。

大根の面取りと隠し包丁

おでん大根下茹での方法

1.下ごしらえをした大根を深めの鍋に入れ、
水を入れます。
水から茹でると灰汁(あく)などを
きれいに取り除くことが出来ます。

2.なめらかで柔らかく仕上げたい場合は、
お米のとぎ汁か
小麦粉または片栗粉を大さじ1ほど加えると、
大根の表面にとろみがつき、
煮汁が絡みやすくなります。

  また、大根に含まれる消化酵素の働きで
デンプンを分解し糖質に変えるので、
甘みも出ます。
ぬかの成分は大根の独特なえぐみや
臭いも抑えてくれるので
お米のとぎ汁は特におすすめです。

  そして、食感をしっかりめに残して
仕上げたい場合は、
大根おろしを加えると、
消化酵素の働きによって
表面は柔らかく、
芯はしっかり食感が残るように仕上がります。

  それぞれお好みで入れるものを選んで下さい。

3.白い泡のような灰汁が出てきたら
灰汁を取り除き、
弱火で灰汁が出なくなるまで煮ます。

4.串やお箸などがスッと刺さるくらいの固さ
になれば下茹では完了です。

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大根の下処理

茹で時間は、
切った大根の厚みによって
多少誤差はありますが
大体15分くらいです。

下茹でした大根を
おでんのお鍋に入れるタイミングですが、
真ん中の部位を使った時は
最初から入れて良いです。

上部を使った場合、
柔らかいため煮崩れする可能性もあるので
中盤から入れるのをおすすめします。

おでん大根を冷凍すれば下ゆで時間を短縮できる!

おでん大根を冷凍すれば下ゆで時間を短縮できる!

大根の下茹で時間を短くする方法
があるのでご紹介します。

その方法は、
大根を輪切りに切った状態で冷凍しておく
だけです。

大根は冷凍すると
細胞壁が壊れるので、
長時間下茹でした時と
同じ効果があると言われています。

そうすると、
長時間茹でる必要はなくなるので、
少し茹でて灰汁を取るだけで
下ごしらえは完了になります。

味は落ちるんじゃないの?
と思ったのですが、
きちんと柔らかく仕上がりますし、
味も染み込みます!

下茹でするとどうして美味しくなる?

おでん大根を下茹でするとどうして美味しくなる?

下ごしらえをしなくても
食べられないことはないですが、
やはり下茹でをした方が
大根は美味しく出来上がります。

下茹でをすると、

・汁が大根臭くなるのを防げる。

・火が通りやすくなる。

・味も染み込みやすくなる。

・灰汁や辛みが取れる。

これらの効果があります。

下茹ですることで
大根の細胞壁を壊すことが出来て、
より味が染み込みやすくなり
美味しくなるので、
このひと手間が大事ということです。

大根の部位別おすすめ料理

最後に、おでん以外で
部位別におすすめの料理をご紹介します。

おでんで使わなかった部位の
余った大根をどうするか
迷った時に参考にして下さい!

葉っぱに近い上部

先ほどもお伝えした通り、
大根で最も甘い部位になります。

なので、大根おろしや大根サラダなど
生で食べるのがおすすめです。

真ん中の部位

煮物にすると
味が染み込んで
とても美味しい部位です。
ぶり大根にしても美味しいです。

先端の方の下部

水分が上の方に比べて少なめで、
辛みがあります。
お味噌汁に入れたり、
漬物にするのがおすすめです。

以上が部位別のおすすめの食べ方です!

ちなみに、
スーパーで売られている大根は
大抵葉っぱが付いていないものだと思いますが、
葉っぱが付いている場合は
捨てずに使ったほうが断然お得です。

葉っぱには
ビタミンやミネラルがたっぷりなので、
健康にとても良いです。

細かく刻み、
チャーハンや炒め物に入れると
美味しく食べられます。

注意点としては、
葉っぱはすぐにしおれてしまうので、
冷蔵庫にしまう前に
葉っぱを切り落としましょう。

おでんで使う大根の部位はどこがうまいのまとめ

おでんに使う大根の部位は
真ん中が最もおすすめで、
葉っぱに近い上の部位でも
良いということでした。

また、下茹でする時間は
約15分ほどでした。

少し面倒ですが、
下茹でするだけで
より美味しくなりますし、
冷凍しておけば時間短縮も可能なので
ぜひ試してみて下さい。

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