うざっ!もぉうっ!なんなの!
コバエって、きちんと部屋を締め切っているのにどこからともなく生ゴミなどに集まってきますよね。。。
気づけばたくさん発生してしまうコバエですが、どこから湧くのかすごく不思議です。
コバエ対策をするにはどうしたら良いのでしょうか?
そこで今回は、コバエはどこから生まれるのかということや、コバエ駆除対策など知恵袋で調べてわかりやすくまとめたことシェアします。
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コバエってどこから生まれるの?
まずは、最も気になる「コバエはどこから湧くのか?」ということについてご紹介します。
コバエはジメジメしていて汚い場所や、生ゴミを好みます。
例えば、
・キッチンや洗面台などの排水口
・洗濯機の排水口やホース
・三角コーナー
・ゴミ箱
・トイレ
・植木の受け皿や土
・ペットの尿や糞
・エアコン
・空き瓶や空き缶
・調味料(醤油など)
これらのような場所からコバエが発生し、好む場所です。
まず、キッチンや洗面台、洗濯機などの排水口はジメジメしている場所で、汚れが溜まりやすい場所です。
掃除されていないと不潔になりやすい場所で、コバエが好む場所と言えます。
そして、三角コーナーやゴミ箱もコバエが集まってきやすい場所ですよね。
生ゴミなどに卵を産み付けることも多いので、生ゴミはこまめに処理して、ゴミ箱は蓋がついているものを使用するなど工夫しましょう。
掃除されていない不潔なトイレもコバエは好みます。
トイレにも卵を産み付けてコバエが発生してしまうので、トイレは綺麗にしておきましょう。
更に、植木の土もコバエは好みます。
土の中に卵を産み付けてどんどん増えて行ってしまいます。
卵や幼虫は、土の表面から3〜5cmくらいの深さのところにいます。
植木の周りでコバエが気になる場合は3〜5cmくらいの土を全部取って捨てることで繁殖を少しでも防ぐことが出来ます。
コバエは動物の尿や糞も好みます。
動物の尿や糞に発生するバクテリアを主食にするハエもいます。
ペットを室内で飼っている方はペットのトイレ掃除をこまめに行うようにしましょう。
また、ペットの食べ残した餌にもコバエは寄ってくるので、そのまま放置しないようにしましょう。
エアコンは、冷房を付けた際に水分が発生し、中に水が溜まります。
この溜まった水を外に出そうとする溝にカビが生えてしまうことがあり、コバエが集まりやすいです。
エアコンを付けた時にカビ臭いにおいがする場合は掃除をしましょう。
お酒やジュースなどの空き缶、空き瓶なども、コバエがよく集まってくる場所ですよね。
空き缶や空き瓶は水でしっかりゆすいでから捨てるようにしましょう。
醤油など、調味料にもコバエは集まってきます。
醤油は醤油差しなどに入れてダイニングテーブルに置きっ放しにしているという場合もあるかと思いますが、コバエが入る隙間があると、醤油にコバエがたくさん浮いているなんてこともあるので気をつけましょう。
コバエの生まれ方と繁殖スピード
家でよく発生するコバエはどれも同じように見えますが、3種類のコバエがいるだって。
それぞれ発生場所が少しずつ違っているので、一つずつご紹介します。
ショウジョウバエ
出典:http://misuzu-eco.com/?p=4315
最も一般的なのが、この「ショウジョウバエ」です。
寿命は約1ヶ月と短いですが、産卵から成虫になるまでがとても早く、9日くらいで成虫となるので3種類のハエの中でも最も目にしやすいのだと思われます。
見た目は、体長約3mmで、薄い茶色です。
ショウジョウバエは、1度に500個以上の卵を産みます。
卵を産み付ける場所は主に生ゴミです。
コバエは食べ物が腐った時に発生するバクテリアを主食とします。
なので、先ほどもお伝えした通り、生ゴミはこまめに処理するのが大切です。
ノミバエ
出典:https://matome.naver.jp/odai/2140240801803321801/2140241211707063703
ノミバエは、卵から成虫になるまで約2週間かかります。
また、寿命は10日くらいなのでショウジョウバエよりも更に短いです。
体長0.5〜0.6mmと小さく、身体が丸くノミみたいなので「ノミバエ」なのだそうです。ノミバエは1度に30〜40個くらいの卵を産みます。
こちらもショウジョウバエよりは少ないですが、成虫になってからたったの3日で産卵を始めるので、駆除をしっかりしないとずっと繁殖し続けます。
ショウジョウバエと同じく、生ゴミにも卵を産み付けますし、その他にもお風呂の浴槽下や排水管などでも卵を産み付けます。
ノミバエは基本的に屋外にいるので、主食は動物の尿や糞です。
チョウバエ
出典:https://choyukkuri.exblog.jp/10796496/
3つ目のチョウバエは3種類の中で最も大きいハエで、体長3〜5mmです。
寿命はノミバエと同じくらいで約2週間です。
寿命は長くないですが、チョウバエは2〜3回に分けて卵を産むそうで、約240個の卵を産みます。
家の中だとお風呂場やキッチン、外だと下水などの水が多い場所によくいます。
夜行性なので、夜に飛び回っているコバエは大抵チョウバエだと思われます。
コバエの侵入はどこから?外からコバエを入れない為の対策方法
コバエはジメジメして汚い場所によくいるということなので、まず清潔にすることも大切ですが、とにかくしつこく繁殖し続けるので、しっかり対策が必要ですね!
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まずは、家の中にコバエを入れない為にはどうすれば良いのかをご紹介します。
とは言っても、正直外から完全にコバエを入れないというのは難しいです。
しかし、なるべく入れない為に工夫することでかなり変わります。
基本的なことですが、窓の開けっ放しは厳禁です。
窓を開けるときは網戸を閉めるようにしましょう。
また、ちょっとした隙間からでもコバエは入ってくるので、穴が空いていないか定期的にチェックしましょう。
また、網目の細かい30メッシュ以上の網戸に変えるという方法もあります。
普通の網戸ではコバエがすり抜けてしまうこともあります。
夏場は網戸で過ごすという方は特に、網戸を細かいものに変えるだけで効果が結構出ると思います。
業者に頼むのも良いですが、ホームセンターやネット通販で購入し、自分で張り替えることも出来ます。
コバエだけでなく、蚊などの対策にもなると思います!
更に、夜は部屋が明るいとコバエが寄ってきやすいので、明かりを消してから窓を開けるという工夫をするのも効果的です。
コバエがいなくならない!部屋の中でコバエが発生している時は?
もう既にコバエが部屋の中で発生してしまって、延々といなくならない時はどうすれば良いのかご紹介します。
コバエは、お伝えしている通り、ジメジメしていて汚い場所がとにかく好きなので、清潔を保つことが一番コバエ対策になります。
ゴミの対策
まず、ゴミに関するコバエ対策を挙げます。
・ゴミを溜めずにこまめに捨てる ・蓋つきのゴミ箱を使う ・三角コーナーに生ゴミを放置しない ・生ゴミは水気を切ってから捨てる ・空き缶、空き瓶、食品トレーなどはきちんと水洗いしてから捨てる
まだまだ徹底的にしようと思ったら出来ることはたくさんありますが、以上の対策が基本的なことです。
三角コーナーは、こまめに生ゴミを捨てるだけでなく、三角コーナーを綺麗に掃除するのも忘れずにしましょう。
抗菌加工がされたものや、蓋がついた三角コーナーもあるので、そのようなタイプを使うのも良いと思います。
三角コーナーの掃除が手間でなかなか出来ないという場合、三角コーナーをそもそも使わないというのも良いと思います。
いらなくなったビニール袋に生ゴミを入れてその都度捨てるというのも良いですし、100円均一などに売られている三角コーナーがいらない自立する水きり袋を使うのも良いと思います。
水回りの対策
次に、キッチンやお風呂、トイレなどの水回りに関する対策です。
・排水口やトイレは最低でも週に1〜2回は掃除する ・汚れた食器を放置しない ・バナナなどの腐りやすい果物は早めに食べる
水回りはこまめに掃除しているつもりでも、気づいたら汚くなってしまいがちな場所なので、コバエが気になる時はいつもより掃除の頻度を多くしてみて下さい。
また、飛んでいるコバエを見つけた時は、スプレータイプの殺虫剤を使うとすぐに効果が出ます。
排水口にいるコバエ専用のコバエムースという商品などもあります。
コバエ専用の殺虫剤はたくさんあるので、困った時は一度使ってみて下さい。
めんつゆトラップ
殺虫剤が手元にないときは、めんつゆでコバエ駆除も出来ます。
「めんつゆトラップ」と呼ばれる方法ですが、めんつゆと台所用洗剤と水、そしてそれを入れる容器を用意します。
家にあるめんつゆで良いですが、出来れば薄められていない希釈タイプの方が効果が出ておすすめです。
また、洗剤は柑橘系がコバエを寄せ付けやすくて適しているそうです。
容器はペットボトルや紙パックなどでもOKです。
めんつゆトラップのやり方を説明します。
ペットボトルを使う場合は、ペットボトルの底を4〜5cmくらい切り抜きます。
そこに、水を1〜2cmくらい入れます。
そして、めんつゆを少し入れます。希釈タイプであれば少しで良いですが、薄められているタイプであれば水の量は少なめにしましょう。
次に、台所用洗剤を入れます。めんつゆよりも少ない量をほんの少し入れます。
最後に少しだけ混ぜて完成です。
これをコバエが発生している場所に置いておくだけでコバエが取れて、1日経つとコバエがたくさん浮いていると思います!
めんつゆじゃ効かない場合はお酢や、りんご酢、紹興酒、赤ワインで代用可能です!
コバエってどこから湧く?のまとめ
コバエは3種類いて、それぞれ少しずつ生まれる場所やよくいる場所が違いますが、ジメジメしていて汚れている場所や、腐った食べ物などを好むという点はどれも共通しています。
コバエが好むものや場所をなくすことが一番なので、出来るだけこまめに掃除したりしてコバエ対策をしましょう!