子供の保育園のバッグなどを作るために久々に裁縫をしていたのですが、途中で接着芯が足りなくなってしまいました。
時間もないし、何か他のもので代用出来ないのでしょうか？？
また、接着芯にも色々種類があってどれを選べば良いのか初心者の私には良く分からないんですよね。。。
そこで今回は、接着芯は他のもので代用できる？ということと、接着芯の種類や選び方などについても調べたことシェアします！
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接着芯の代用は使用目的による
どういう目的で接着芯を使いたいのか？によって代用品でも大丈夫な場合とそうでない場合があります。
使用する生地が薄いなどの理由から、強度を上げるためや厚みを調節するような目的であれば、接着芯以外でも薄手の布や綿生地などを一緒に縫いつける事で代用する事が可能です。しっかり厚みを出したいならフェルトを使うのもありです。
しかし、生地が伸びてしまうのを防ぐためや、穴が広がってしまうのを防ぐために使用するのであれば、他のものでの代用は難しいです。
また、代用品を使う場合は一緒に縫い付けるだけでも良いですが、布用の接着シートを使って布同士をきちんと貼り付けた方が安定します。
とはいえ、接着シートを準備するとなると手間もかかるしコスパも良くないので、それなら接着芯を用意した方が効率的かなと思います。
・生地の強度や厚みを調節したい
・急いでいて時間がないなどの理由から、とにかく手元にあるもので済ませたい
・クオリティはそこまで求めていない
以上の内容に当てはまれば薄手の布や綿生地などで代用することは可能だと思います。
今はネットで接着芯も売られているので、可能であれば買い足しをおすすめします。
接着芯の種類
接着芯は色々な目的で使用されるので、種類もいくつかあります。
布製
ガーゼのようにかなり薄いものもあれば厚めのものもあります。
薄いものは普通の生地と同じくらい柔らかいので、しなやかな素材を生かしたい場合は薄いものを、しっかり張りを出したい時は厚めのものを使うと良いです。
厚めのものだと洗濯した際のしわも防ぐことが出来ます。
不織布
不織布とは、織るのではなく絡めて作られた布です。
価格が他のものに比べて安めなので手に入りやすく、接着芯として良く使われるのがこのタイプです。
ただ、洗濯した際にしわになりやすい素材でもあるので注意が必要です。
編み布
これは伸縮性があるのが特徴です。
キルト芯
しっかり厚みがあるので使う生地との相性なども考えないといけないので使う場面を選びますが、厚みがある分しっかり形を出すことが出来ます。
接着芯は使う場所によって使い分けよう！
ここにはこの接着芯！という風にきちんと決まりがあるわけではありません。
自分の好みなどで決めて良いのですが、接着芯によって特徴があるので合う場合と合わない場合があります。
ポーチなど小物類
ヘアゴムの飾りやポーチなどには不織布の接着芯がおすすめです。
不織布は洗濯するとしわがつきやすいので、洗濯する機会が少ないような小物が適しています。
また、厚みにも色々種類があるので、作りたい小物に合わせて選びやすいです。
バッグ
バッグは持ち手やポケット、底の部分の補強などに接着芯を使います。
厚手でしっかりしたキルト芯を使うと、バッグの形もしっかりして自立できるようなバッグを作ることが出来ます。他にもキルト芯は帽子などにもおすすめです。
幼稚園バッグのように汚れやすく洗濯する機会が多いようなバッグは厚手の布製がおすすめです。
洗濯する機会が少ないなら不織布でも良いですね。
服
薄手の布製のものは柔らかくてしわになりにくいので、服の襟など洋服作りの際に適しています。
ニット素材の服の場合は、伸縮性のある編み布がおすすめです。
まとめ
接着芯の代用として、薄手の布や綿生地、フェルトなどを使うことは可能でしたが、やはりクオリティは下がってしまいます。
とりあえず代用品で済ませたいという方であれば大丈夫ですが、長く使いたいのであれば接着芯を用意することをおすすめします。
接着芯にも色々種類があってどれを選べば良いか・・・と難しく考えてしまいますが、作る人によって仕上がりが変わるのも手作りの良いところだと思います。
接着芯によって良いところや悪いところが違うので注意が必要な場合もありますが、基本的に正解はないです。
自分の好みに合うものを色々探してみてください！手芸屋さんで作りたいものを伝えて、合う接着芯を聞いてみるのもありですよ〜。
厚みじゃなくて、接着させたいならお米で代用できます！という動画です。
コスパのいい接着シートならこんな感じで代用してもいいですね。
