辞めて欲しくない人が辞める理由 パートも社員も違いはない

人材を人財と表現するようになった昨今、辞めて欲しくない人が辞める傾向にあると言います。
私の職場にもできる営業マンに限って成績を伸ばしているにも関わらず、辞めてしまいました。入れ替わりの激しい職場ではありませんが、年間に数人辞めるのですが、半分以上は辞めて欲しくない人が辞めていくのではないかと思っています。

私はただのパートですが、会社にとってかなりの痛手かと思い、パートでも辞めて欲しくない人が辞めずに済むようなお手伝いができないかと思って調べてみました。

あと私としても辞めて欲しくない人が辞めると少しモチベーションが下がる気もしているので、きっと同じような気持ちの人もいるのではないかと思います。
辞めさせるのを止めることができるならと思って調べたことをシェアします。

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辞めて欲しくない人が辞める理由①

「成長する環境ではない」ということがあげられます。
辞めて欲しくない人というのは、会社への貢献度やコミュニケーション能力が高く、基本的な能力が平均を大きく上回る人が多いです。

そういう人は向上心が高く、キャリアアップや成長を望みます。
しかし仕事内容や評価制度、人事制度によっては成長が見込めない場合、向上心が高い人はやりがいを見いだせず、辞めてしまう傾向にあります。
自分が成長できるような環境に挑戦したいと思い、辞めてしまうことがあります。

モチベーションの高い人、会社に貢献している人は周りにも良い影響を与えます。
そのため辞めて欲しくないと多くの人から思われているのですが、自分が成長できないと思うと辞めてしまうのです。

パートやアルバイトの人でも同じことで、辞めて欲しくない人は、まわりに比べ能力が高く、成長できる環境や時給の高い職場を求めて辞めていく傾向にあります。

辞めて欲しくない人が辞める パート

辞めて欲しくない人がやめる理由②

女性に多いのですが、「妊娠や出産による制度が整っていない」ということがあげられます。今は女性もしっかりと社会貢献する時代です。

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しかし女性には妊娠や出産といったどうしても働けなくなる期間ができてしまうこともあります。産休や育休などの制度がしっかり整っていれば、一定期間休むだけで復職が可能になりますが、制度が整っていなければ、辞めるという選択肢しか残っていない場合もあります。

辞めて欲しくない人が辞めたくないと思っていたとしても制度が整ってなければ、妊娠出産を機に辞めるしかなくなるという問題が発生します。

辞めて欲しくない人が辞めないようにするために

自分を成長させたいと思っている人は日々の努力に余念がありません。
そのような人たちは研修や資格取得を応援してくれる会社に魅力を感じています。

しかし研修や資格取得は費用がかかる場合が多いです。全て自腹、休日にしなければいけないなど、会社が応援してくれないとモチベーションが下がり、研修や資格取得を応援してくれる会社に転職しようと思ってしまうのです。

そして研修や資格取得によって会社に貢献している場合の評価制度を整えることも必要です。成果が評価されることはモチベーションアップにつながりますが、評価制度がない場合、やりがいが見いだせず、評価制度がしっかりしている会社へ転職してしまいます。

他にも女性に関しては、妊娠出産といった人生の一大イベントがあります。
妊娠出産によって会社を離れる期間ができてしまうのですが、復職できるような制度が整えてあれば、妊娠出産後も働け、定着するようになります。
人が働きやすい、成果が認められる、やりがいを感じられるような制度を会社が整える必要があります。

まとめ

辞めて欲しくない人というのは、会社にとっても一緒に働く人にとっても良い影響を与え続けてくれます。だから辞めて欲しくないと思われるのですが、そういう人は成長したい、もっといろいろなことに挑戦したいなど向上心がとても高いです。

このような人たちが働きやすい、働き続けたいと思えるような制度を作っていかなければいけないと分かりました。制度を作ることは容易ではありませんが、制度が整えば、辞めて欲しくない人は辞めないし、向上心の高い人財が集まってきます。

また女性の働きやすい環境を整えることも重要です。性別に関係無く、優秀な人は多くいます。ライフスタイルに合わせて働きやすい環境を整えることは、辞めて欲しくない人が辞めない環境をつくることにつながりますね。

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