カーネーションが枯れる原因は?枯れなくさせる3つの復活ポイント

母の日と言えばカーネーションということで、長く楽しんでもらいたいと思い、鉢植えのカーネーションを母にプレゼントしました。

しかし、先日カーネーションが元気がない、枯れそうだと母から連絡が来ました・・・。

きちんと水やりはしていたそうですが、どうして枯れてしまうのでしょうか?

母は普段花を育てたりはしていないので、初心者がカーネーションを育てるのは難しいのでしょうか?

せっかくプレゼントしたので、カーネーションの正しいお手入れの方法や復活方法などを教えてあげたいと思います!

そこで今回は、カーネーションが枯れてしまう原因は何なのか?そして、カーネーションを長く楽しむ為の正しい育て方について調べてたことシェアします。

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カーネーションが枯れる原因

カーネーションが枯れる原因

きちんと水やりをしていても、正しい育て方をしていないとカーネーションは枯れてきてしまいます。

ラッピングがそのまま

プレゼントの場合、ビニールで包まれていてリボンがついているなど、可愛くラッピングされていることも多いと思います。

しかし、カーネーションは湿気に弱いお花なので長い間ラッピングされたままだと蒸れてしまうので良くないです。

せっかく可愛いのにもったいないと思ってしまいますが、写真などに撮ってから出来るだけ早くラッピングは取ってあげるようにしましょう。

鉢が小さい

お花が密集している方が見栄えが良いことから、特にプレゼントの鉢植えの場合は鉢が小さめなことがあります。

鉢の底から見て、根っこが見えており、ぎっしり詰まっているような状態であれば一回りくらい大きい鉢に植え替えてあげる方が良いです。

鉢が小さいとカビが生えたり傷みやすいです。

蕾がついたまま

蕾がたくさんついている方が、これから長く楽しめるかなと思って蕾が多いものを選んだのですが、カーネーションは出来た蕾が必ず咲くわけではないのだそうです。

咲くことが出来る数以上に蕾をたくさんつけてしまうので、ほとんどの蕾は成長している途中で空洞化してしまい、そうなるとその蕾は花が咲きません。

なので、しぼんできていたり、触ってみて中身がスカスカになっているものや潰れてしまう蕾は切り取りましょう。

空洞化してしてしまった蕾や咲き終わった花をそのままにしていると、他の蕾に日が当たりづらかったり栄養が行き渡らないのできちんと切り取ってあげましょう。

元々カーネーションが元気がない・株が弱っていた

母の日のカーネーションは園芸が目的というよりはプレゼントするものとして育てられています。

なので、贈られる当日である母の日が一番綺麗な状態になるように計画して育てられているので、それ以降は元気がないように見えたり、それ以上は育つことが出来ないカーネーションだということも考えられます。

母の日にたくさんのカーネーションを売る為に大量生産されているので元々株が弱っていたという場合もあります。

なので、正しい育て方をしていたとしても、カーネーションが既に弱っていたので枯れてしまったということもあるかもしれません。

カーネーションを枯れなくさせるには

カーネーションを枯れなくさせるには

水やりの方法と頻度

お花のお手入れの基本として、まずは水やりのポイントなどをご紹介します。

水やりの頻度ですが、あまり頻繁にやる必要はありません。
水のやりすぎもカーネーションが枯れてしまう原因となります。

回数としては大体1日1度で十分です。
回数よりも、土の状態を見て判断するのが良いです。
基本的には表面の土が乾いていたらあげるようにしましょう。

水やりをする際は葉っぱや蕾、お花などに直接水がかからないように、土にそーっと水をかけるようにしましょう。
花などが濡れてしまうとカビが生える可能性があります。

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また、1度にあげる水の量はたっぷりあげましょう。
鉢の底から流れ出るくらいあげて良いです。
鉢を持って、ずっしり感じるくらいあげれば十分です。

受け皿に溜まった水は放置せずに水やりをする度に捨てるのも忘れないで下さい。

植え替えの方法

先ほどお伝えした通り、カーネーションが植えられている鉢が小さい場合は植え替えをした方が良いので、その方法をご紹介します。

カーネーションは夏と冬が得意ではないので、夏と冬を迎える前に植え替えをしてあげる必要があります。

植え替えをしてあげることで秋にもう一度カーネーションが楽しめますし、うまく育てられれば毎年花を咲かせることが出来ます。

また、枯れそうになってしまっているカーネーションも、植え替えをすればまた元気になるかもしれないので試してみて欲しいです!

カーネーション鉢植え替え

1. 鉢に培養土を入れる

鉢は、元々の入っていた小さい鉢より最低一回りは大きいものを用意します。
そして、市販の培養土を鉢に入れます。

枯れかけてしまっているカーネーションは、水のあげすぎや肥料の与えすぎが原因となっていることも考えられるので、肥料の入っていない培養土にしましょう。

肥料を与えるのは花が咲いている時だけです。
肥料を与える頻度に関しては肥料の種類によって異なるので、購入した肥料の説明に従って与えて下さい。

2. 鉢から出す時は根っこを崩さない

鉢に入れた土に、穴を掘っておきます。
そこに鉢から土ごと出して植え替えるのですが、元々植えていた土は崩さずに、そのままの状態で掘っておいた穴に入れます。

根っこをいじらず、周りに土を足すようなイメージで植え替えをしましょう。

ちなみに、花が一旦咲き終わったら「切り戻し」をしてあげると、秋にまた元気な花を咲かすことが出来ると言われています。

やり方は、株元から10cmくらいの高さで、元々の高さの3分の1くらいの高さくらいまで茎を切ってしまうだけです。
こうすることでムレを防ぐことも出来ます。

ベストな置き場所

カーネーションベストな置き場所

カーネーションを育てるには日光はとても大切です。
高温多湿には弱いので少し注意は必要ですが、しっかり日に当ててあげるようにしましょう。

弱ってしまったカーネーションに関しては、いきなり直射日光を当ててしまうのは良くないので、とりあえずは風通しの良い日陰に置いてあげると良いです。

そして、日によって環境が変わるというのはカーネーションも疲れてしまうので、あまり頻繁に場所を移動させることはせず、定位置を作ってあげるようにしましょう。

つまり、室内でも屋外でもどちらでも問題なく育ちますが、日光に当てることはカーネーションが育つのにとても大切なので、基本的には日の当たる場所に置いてあげて(室内であれば日当たりの良い窓際など)、弱っているカーネーションに関してはひとまず風通しの良い日陰に置いてあげましょう。

まとめ

カーネーションを枯らさないためのポイントは

・ラッピングは出来るだけ早く外す

・入れられている鉢が小さくないかどうかを確認して植え替えてあげる

・スカスカになっている蕾は切り取る

・水をあげすぎない

・日光にしっかり当ててあげる

以上の5つがありました。

植え替えたり、蕾を切り取ったり、少し手間になることはありますが、この手間をかけてあげることでカーネーションが枯れずに次の年も綺麗に咲いてくれる可能性が高まるので、弱ってしまっているカーネーションも諦めずに試してみて下さい!

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