車についた花粉の落とし方!水洗い熱湯どっちがいい?

私は花粉症なので
ただでさえ花粉には困っているのですが、
花粉の季節になると
車にも花粉が付いてしまって困ります。

乗っていなくても
どんどん汚れていってしまいますし、
少し拭いてみても綺麗に落とせないんですよね。

しかし、
車に花粉が付いた状態のまま放置していると、
シミになったり腐食してしまうこともあるのだとか・・・!

大事な車を傷つけない為にも、
正しい花粉の落とし方を知っておきたいですね。

そこで今回は、
花粉を落とすおすすめの洗車方法や、
花粉が付いた車を放置してしまうと
どんな危険性があるのか、
そしてシミになってしまった時の対処法、
花粉が付いた状態の車にしてはいけないこと
などをご紹介します。

Sponsored Link

サクッと要点だけ見る→

花粉を落とす洗車方法!

車についた花粉の落とし方

水洗い

車に花粉が付いてしまった時は、
雑巾などで拭くよりも
水で洗い流した方が良いです。

普通に洗い流す方法でも良いですが、
高圧洗浄機を使うとより良いです。

高圧洗浄機を使う時も使わない時も
洗車の流れは同じで、
「水で花粉を洗い流す→カーシャンプーなどを使ってしっかり洗う」
という流れで洗います。

花粉を洗い流す前に
車をこすってしまうと
花粉によって
車に傷がついてしまう
可能性があるので必ずこの流れで行って下さい。

そして、仕上げにキーパークロス
しっかり拭き上げます。
車のボディを濡れたままにしてしまうと、
再び花粉が飛んできて付いてしまったら
また落とすのが大変なので、
きちんと専用のクロスで拭き上げます。

花粉が落ちにくい場合はクリーナーを

洗車がなかなか出来ず、
結構放置してしまった場合
水で洗い流すだけでは
落としずらくなってしまっているかもしれません。

そんな時は、クリーナーを使用すると良いです。
車専用の、鳥の糞や虫、花粉を落としてくれる
クリーナー(除去剤)があるので、それを使用しましょう。

花粉からは、
ペクチンというたんぱく質が出ているので、
タンパク質を除去する効果のある
クリーナーであれば花粉は落とせます。

ちなみに、花粉は
特に車のルーフやボンネットに付きやすいので、
洗車の際はこの部分を念入りに洗いましょう。

その他にもフロントガラスとワイパーゴムとの間にも
花粉が溜まりやすいので忘れずにしっかり洗って下さい。

花粉を放置するとシミになることも

冒頭でもお伝えしましたが、
花粉を放置するとシミが出来てしまいます。

花粉が付くと、
車のボディに侵食し続けて、
悪化していくと
塗装のクリア面の下までも
侵食していってしまうのだそうです。

ここまでになってしまうと、
完全に落とすことは
難しくなってしまう場合もあるので、
そうなる前に
先ほどご紹介した方法で
こまめに洗車することをおすすめします。

特に花粉の多い3月から5月の間だけでも
定期的に花粉を落とす習慣をつけましょう。

花粉を放置したり、
洗い流さずにいきなり拭き取ろうとしてしまうと、
ボディに傷が付いたり
コーティングが剥がれることもあるので
注意して下さい。

花粉が付いたまま雨に濡れるのは特に良くない

車に花粉が付いたまま雨に濡れるのは特に良くない

雨には特に注意が必要で、
花粉は水に濡れて乾燥すると、
ペクチンという物質を排出させます。

Sponsored Link

このペクチンは
車のボディを腐食させてしまうこともあり、
花粉が落としにくくなってしまう
原因でもあります。

よって、
やはりこまめな洗車はかなり重要
だということが分かりますが、
正しい洗車方法で花粉を落とさないと
ボディを傷つけるだけではなく、
ペクチンを更に排出させてしまうことになります。

・乾いたスポンジ等でボディをいきなり拭く。

・バケツで水をかけるだけ。

この2つは特に良くない洗車方法なので
気を付けましょう。

車 花粉 水洗い

シミになってしまった時は?

既に花粉を放置してしまい、
シミが出来てしまったという場合の
落とし方をご紹介します。

花粉でシミが出来てしまった時は、
50℃くらいのお湯にキーパークロスを浸し、
絞らずにそのまま拭き取って下さい。

お風呂のお湯よりも少し熱いので、
やけどをしないように
厚手のゴム手袋をつけた状態で行いましょう。

これで綺麗になったら、
仕上げに乾いたキーパークロスで拭き上げます。

この方法でも落とせないほどの
頑固なシミになってしまっている時は、
更に熱い約70℃のお湯を
シミの出来た場所へ直接かけて下さい。

かなり熱いのでやけどに注意しつつ、
キーパークロスで拭き取ると
シミは取れると思います。

シミの原因であるペクチンは
一定の温度より熱くなることで壊れ、
シミが消えるのだそうです。

なので、
温度が高くなればペクチンは壊れるので、
夏になればシミは自然と消えると言われています。

夏になり気温が高くなると、
ボディは熱い時で70℃を超えることもあります。

そうするとお湯をかけた時と同じ効果があるので、
ペクチンは壊れてシミもなくなります。

花粉を落とす前のワックスがけはNG

花粉を落とす前のワックスがけはNG

花粉の時期のワックスがけは注意が必要になります。

花粉を落とさずにワックスがけをしてしまうと、
花粉をボディとワックスの間に
挟んでしまうことになるので、
花粉が落とせなくなり
ボディが腐食していってしまう場合もあります。

ワックスがけは花粉を落としてからが基本です。

しっかり花粉を落としてから
ワックスがけをすると
花粉が付くことを予防出来るので、
ワックスがけ自体はおすすめします!

ワックスがけをすることで
花粉が付いたとしても
落としやすくなるという効果もあります。

ワックスがけの頻度は、
ワックスにもよりますが
月1くらいがおすすめです。

まとめ

花粉を落とす洗車方法は、
水で洗い流してから
(出来れば高圧洗浄機を使う)
カーシャンプーでしっかり洗い、
クロスで拭き上げることも忘れずにする
というのがポイントでした。

落としにくい花粉には
クリーナーを使い、
シミになってしまった場合は
熱いお湯をかけると
消えるということでした。

花粉でシミが出来たり、
腐食の危険性があるというのは
ちょっと意外でした。

大事な車を傷つけない為にも、
花粉の多い季節は
こまめな正しい洗車で予防が大切ですね。

放置しすぎなければ
基本的に水で洗い流して
洗車するだけで花粉は落とせます。

車に花粉が付き、
雨などに濡れると車に吸着し、
乾く時にペクチンが排出されて
塗装を傷めて、
最悪の場合シミが出来る
という流れなので、
一番良い洗車のタイミングは
花粉が付いて
雨が降る前か
雨が降って乾くまでです!

後で読みたい場合は忘れない内にマーク