唇の保湿に欠かせないリップクリームですが、その名の通り基本的には唇に使いますよね。
唇は顔の皮膚の中でも特に薄く、乾燥しやすいデリケートな部分です。
ということは、唇に塗って問題なければ顔の他の部分に塗っても良さそうじゃない?と思うのは私だけ???
そこで、リップクリームを唇以外、顔に使っても大丈夫なのか調べてみました。
すると、リップクリームはあくまでも唇に塗るために作られているものなので、顔に塗るにはデメリットもあることがわかりました。
しかし、使い方を工夫することで唇に塗るだけではない使い方が出来るもんです!
今回は、リップクリームを顔に塗るのは本当に大丈夫なのか?
どんなデメリットがあるのか?
顔に使う時のおすすめの使い方は?
唇や顔以外などでも応用した活用方法はあるの?
などについてわかったことシェアします!
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唇に使って大丈夫なら肌が荒れることはない
これまで、リップクリームは唇に塗るものという認識だったので、唇以外に塗るのはなんとなく不安でした。
ですが、冒頭でも説明した通り、唇はとてもデリケートな部分で荒れやすい部分です。
よって、唇に使って問題なかったリップクリームは顔の他の部分に塗っても肌荒れなどの心配はなさそうです。
リップクリームの成分は、種類によって少しずつ違いますが、ほとんどのものに多く含まれているのがワセリンです。
そして、メントールやミツロウ、ラノリン、ショウノウなどのリップクリーム以外のスキンケア用品でも使われる成分です。
つまり、リップクリームを顔に塗ることでの肌荒れなどに関しては心配ないと思われます。
むしろ、敏感な部分に使うものなので他のスキンケア用品よりも優しい成分が含まれていると言えます。
こちらもご参考に:友達同士でリップの使い回しは危険です!
リップクリームを顔に塗ることのデメリットや注意点
リップクリームの成分的にも顔に塗るのは大丈夫だということでしたが、とはいえ唇に使うために作られているものなので、顔に塗ることのデメリットや注意すべき点などがいくつかあります。
リップクリームで顔がベタベタ
まず一つ目のデメリットは「保湿力が高すぎる」ということです。
唇は、擦れたり飲食をすることで乾燥しやすく、リップクリームを塗っても落ちやすいです。
なので、唇に潤いをしっかり閉じ込めるために他の保湿用品よりも油性成分が多めに含まれており、顔に塗るとベタベタします。
リップクリームの減りが早い
そして二つ目のデメリットは「広い範囲に塗るのには向いていない」ということです。
リップクリームは粘り気が強く、塗った時の伸びが良いものではありません。
持ち運びがしやすいようにコンパクトなリップクリームがほとんどなので、リップクリーム1つの量もそんなに多くはありません。
唇に塗るだけであれば気にならないことですが、顔に塗るとなるとリップクリームの減りが早く、コストパフォーマンスが悪いです。
リップクリームで目元がスースーするかも
最後に注意点なのですが、リップクリームにはメントールが含まれているタイプのものがありますよね。
唇に塗ると爽快感があって良いのですが、顔(特に目元)に塗るとスースーしすぎるので向いてないかと思います。
顔に使うリップクリームはメントールが含まれていないものにしましょう。
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リップクリームを顔に塗るならこんな使い方がおすすめ!
リップクリームを顔に塗ることの欠点について紹介しましたが、使い方によってはリップクリームを応用することが出来るので、おすすめの使い方をいくつかご紹介します。
メイク直しに使う
メイクがよれて目元についてしまったアイラインやマスカラなどを落とすなど、メイク直しをしたい時にリップクリームが使えます。
綿棒にリップクリームを少しつけ、落としたい部分に馴染ませるだけでメイクを落とすことが出来ます。
これは、リップクリームに含まれている油分がメイクを落としてくれています。
綿棒1本とリップクリームがあれば出来るので、外出先で便利ですね!
ポイントメイクの下地に
乾燥していると、アイシャドウやチークがうまくのらなかったり落ちやすいです。
そこで、アイシャドウやチークを塗る前にリップクリームを薄く塗っておくだけでアイシャドウやチークがしっかり密着して落ちにくくなります。
セルフヘアカラーの時に顔周りを保護する
自分でヘアカラーをすると、顔周りや耳、首などにカラー剤がついてしまって肌まで染まってしまうことありますよね。
ニベアを塗ると良いというのが有名なのですが、リップクリームでも代用可能です。
おでこの生え際あたりや耳、首元などにリップクリームを塗ることで、肌が染まってしまうのを防げます。
リックプリームの唇・顔以外の活用方法
顔に使う時におすすめな使い方をご紹介しましたが、顔や唇以外でも応用出来る使い方がいくつかあったのでご紹介します。
指先や爪の保湿に
顔の保湿に使うには保湿力が高すぎてベタつくというのが欠点でしたが、寝る前に指先や爪を保湿する時に使うというのはおすすめです。
しっかり潤いを閉じ込めて保湿してくれるので、乾燥しやすい爪周りの保湿に向いています。爪が乾燥して剥がれたり、割れてしまったりするのを防ぐ効果が期待できます。
さらに、ささくれが出来てしまっている時でも使えます。
ささくれの部分にリップクリームを塗り、絆創膏などで上からカバーしてあげることでより効果が高まります。
ただし、ささくれ部分には絶対メントール入りを使わないように注意してください!
靴擦れ予防に
新しい革靴やパンプスなどを履く時は靴擦れが心配ですよね。
そこで、足首や足の甲など靴擦れしそうな部分にリップクリームを塗って滑りを良くすることで靴擦れになりにくくすることが出来るのだそうです。
衛生的に気になる場合は、一度手に取ってから塗ると安心です。
噛んだファスナーを治す
もはや肌に使う方法でもないのですが、噛んでしまったファスナーを治すのにもリップクリームは使えます。
ファスナーの両側にリップクリームをつけると滑りが良くなって治るという仕組みです。
固形石鹸もよく使われますが、どう頑張っても治らないという時にリップクリームで一度試してみて下さい。
こちらもご参考に:使用期限が過ぎたリップの再活用法
まとめ
リップクリームで顔全体を保湿するために使うにはベタついたり伸びが悪いなどのデメリットがいくつかありましたが、メイク直しに使うなど便利な使い方もありました!
特にメイク直しに使うのがおすすめで、実際に私も目の下についたマスカラを落とす為にリップクリームを使ってみましたが、簡単に落とすことが出来ました。
また、顔だけでなく色々な部分で応用することが出来ることも分かりました。
コンパクトで持ち運びやすいので、「リップクリームならあるんだけど・・・」という時に、色んな使い方を知っていると役に立ちますね。