毎年暖かい時期になると、自宅の庭の木に毛虫が大量発生するのですが、息子が庭で遊ぶようになり、なんとか毛虫が来ないようにする方法はないものかと色々調べだしました。
ネットでは毛虫の駆除方法ばかりがたくさんありますが、最初から毛虫を発生させない方法を突き止めたので、今回はそれをシェアします!
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毛虫が来ないようにするには予防が大切
毛虫が来ない庭を作るには、予防が大切になってきます。
では、毛虫の発生を予防するにはどうしたらいいのでしょうか。
その具体的な予防法を解説していきます。
まず、ポイントは孵化する前の毛虫の卵を退治するということです。
毛虫は卵を秋口に産みつけるので、冬の時期に卵のついた葉や枝を切り取っておく事で、生まれてくる毛虫の数を少なくする事ができます。
ただし、卵にも毒針毛がついているので作業時は注意が必要です。
そして、卵の見落としのことも考え、木酢液を週1回程度定期的に散布していきましょう。
この他にも、樹木や灌木類などをこまめに剪定して風通しを良くする事で、鳥やスズメバチなどに食べてもらいやすくなるのでこちらも怠らず行いましょう。
このように、普段からできる予防はありますので、ぜひ試してみてください。
毛虫が発生する原因
そもそも毛虫とは蝶や蛾の幼虫です。
体に毛や棘が生えているものを毛虫、毛のない幼虫はイモムシ、青ければアオムシと呼ばれます。
毛虫は鳥やスズメバチや他の虫などに食べられる事が多いため、卵を葉っぱの裏になるべく多くの卵をまとめて産み付けます。
そして、孵化してからも集団で生活するため、一か所にまとまって発生してしまいます。
そのため、毛虫のいる木などに殺虫スプレーをしても、毛虫に効いてない場合があり、かえって毛虫の敵になる鳥やスズメバチがいなくなり、逆効果になってしまうことも考えられます。
毛虫の大量発生はこれらの理由だと考えられます。
毛虫の駆除方法
予防はしていても、毛虫が発生してしまえば駆除しなければなりません。
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では、発生してしまった場合の駆除方法も紹介していきます。
まず、毛虫の毒針毛に触れてしまう事があるので、作業時は
長袖長ズボン・手袋・帽子・メガネ・マスク・ゴム手袋をして肌を露出させないようにしていきます。
駆除をする前に、あまりにも毛虫の数が多すぎて自身での駆除が困難だと感じた場合は、業者に依頼するという事も考えましょう。
毛虫を見つけたら、葉または枝ごと切ります。
そして可能な方はバーナーなどで燃やし、完全に息の根を止めましょう。
燃やすのが困難な方は、ビニール袋に切った葉や枝を入れ、しっかり密封して燃えるゴミとして捨ててください。
見落としのないように、全ての毛虫を駆除していきましょう。
こちらも参考に>>毛虫を寄せ付けないための5つの対策
そもそも毛虫とは?
そもそも毛虫とは蝶や蛾の幼虫です。
体に毛や棘が生えているものを毛虫、毛のない幼虫はイモムシ、青ければアオムシと呼ばれます。
毛虫の中にはチャドクガなど毒針毛を持つ種類もあり、毒針毛に触れたり、刺されたりすると皮膚炎を起こす事があり注意しなければなりません。
毛虫の基本的な情報を知っておくことも、予防や駆除をしていく上で大事になってくるのでおさえておきましょう。
まとめ
今回は発生の原因から駆除・予防方法までをまとめました。
毛虫を来ないようにするには、冬の孵化する前の予防が大切になってきます。
毛虫の発生に困っていた方は駆除では肌を見せない、予防では孵化する前の卵を狙うなどそれぞれポイントを押さえながら行なって、子供達が毛虫を気にせず遊べる快適な庭造りをしていきましょう。