天ぷらなどの揚げ物って料理の中でも難易度高めですよね。
先日、れんこんの天ぷらと
かき揚げを作ったのですが、
きちんと火が通っているのか
いまいち分からなくて、
焦げてしまったりして
うまくサクサクに揚がりませんでした・・・。
そこで、
料理教室に通っていた姉に聞いたところ、
揚げ時間と食材に合った油の温度を知っていれば
美味しい天ぷらが作れるとのことでした!
今回はサクサクに美味しく天ぷらを作れる揚げ時間や
作り方のポイントをシェアします。
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油の温度が大事!食材別てんぷらの揚げ時間
天ぷらを作る時は、
食材によって適した油の温度と
揚げ時間があります。
葉物野菜や魚介類、キノコ類は
比較的火の通りやすい食材なので
180℃くらいの高温の油で
ささっと揚げます。
揚げ時間は
葉物野菜だと20秒くらい、
魚介類で30秒から1分ほど、
キノコ類も1分程度です。
さつまいも、かぼちゃなどの
根菜類は160℃から170℃くらいの中温で揚げます。
さつまいもは約3分、
かぼちゃは約2分程度揚げます。
さつまいもやかぼちゃは
切る厚みによっても
火の通り加減が変わるので注意して下さい。
今回はどちらも厚さ7ミリから8ミリくらいの場合の揚げ時間です。
葉物野菜は高温の油で揚げると言いましたが、
「せっかくなので葉の青みを残したい」という場合は
150℃から160℃くらいの低温の油で揚げると
青みを残すことが出来ておすすめです。
そして、じゃがいもなどの根菜類も
低温の油で揚げるのが適しています。
大葉やししとうなどの
葉物野菜の揚げ時間は30秒から1分くらい、
じゃがいもは3分から4分くらいです。
しかし、料理初心者の私は
油の温度をどうやって確かめるのか
分かりませんでした・・・!
衣を少し入れてみると
油の温度を確認出来ます。
衣が油糧3分の1くらいのところで浮いてきたら、
油は180℃になっていると判断出来ます。
ですが、料理初心者には
その判断も正直難しいですよね。
鍋に温度計がついている揚げ物専用の鍋や、
油の温度を測る温度計が売っているので、
自信がない方はそのようなものを使用するのをおすすめします!
れんこんの天ぷらとかき揚げの揚げ時間
れんこんの場合、
根菜なので150℃から160℃の油で
3分から4分程揚げます。
かき揚げは170℃くらいの中温の油で
1分30秒から2分程度揚げます。
特にかき揚げは揚がったかどうかの判断が
難しく感じますが、
表面の衣が固まって、
色が薄茶色になっていたらちょうど良い状態です。
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また、お箸などで穴を開けておくと
火の通りが良くなるので試してみて下さい!
サクサク天ぷらに揚げるには?
天ぷらをサクサクに揚げる4つのコツをご紹介します。
小麦粉は温める!
天ぷらの衣は小麦粉ですよね。
小麦粉からグルテンが出てしまうと
ねばっとした衣になってしまうので、
グルテンが出来にくくする為に
小麦粉を電子レンジで温めておきます。
このひと手間で
サクサクに天ぷらを揚げることが出来ます。
一気に揚げない!少しずつ
一度にたくさん揚げると
油の温度が下がってしまうので、
そうすると水っぽい衣になってしまいます。
なので、少しずつ揚げるのがポイントです。
油はたっぷり使いましょう
油が少ないと温度が変化しやすく、
均一に熱が通らなくなる原因となるので、
油はたっぷり多めで揚げましょう。
一度に揚げる油の量は、
お鍋の半分から3分の1くらいが良いです。
キッチンペーパーに天ぷらを直接乗せない
揚がった天ぷらをキッチンペーパーの上に
直接置いてしまいがちですが、
蒸れてサクサク感がなくなってしまいます!
なので、キッチンペーパーは
バットの下に敷いて下さい。
以上のポイントを抑えておくことで
サクサクの天ぷらを揚げることが出来ます!
サクサクな天ぷらを揚げる手順
ご紹介したポイントを抑えた上で、
実際に天ぷらを揚げる手順を説明します。
手順1.衣をつける前に、
食材に小麦粉を軽くまぶして下さい。
食材の水分を閉じ込めて、
衣をつける際にムラが出来にくくなります!
手順2.先ほどのポイントで説明した通り、
小麦粉を電子レンジで3分程温めます。
手順3.衣液は、卵液1:小麦粉1の割合で作ります。
混ぜる時は、卵液を3回くらいに分けて
少しずつ小麦粉に加えながら混ぜるようにしましょう。
手順4.深めの鍋にたっぷりの油を入れます。
手順5.衣を入れて3分の1のところまで浮いたら
180℃になっているのでOKです!
後は食材によって適した油の温度、
揚げ時間で揚げましょう。
ちなみに、いくつかの種類の天ぷらを作る場合は、
油ににおいがうつりにくい野菜から
揚げるのをおすすめします。
天ぷらの揚げ時間まとめ
食材によって揚げ時間は異なり、
それぞれ適した油の温度もあるということでした。
これまではどの食材も同じ温度で
時間も気にせず色を見て揚げていたので、
これからはそれぞれの食材に合った
揚げ時間、温度で揚げようと思いました!
また、サクサクに天ぷらを揚げるコツも
是非試してみて下さい!
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