奨学金を旦那に払ってもらうのはあり?

奨学金を返済中の友人がいます。その子は結婚して妊娠して体調が悪くなり、仕事をやめざるを得ない状況になってしまいました。体調も心配なのですが、仕事をやめてしまったため、奨学金の返済についてすごく悩んでいました。自分の奨学金を旦那に払ってもらうのは申し訳なくて、頼みづらいし、立て替えてもらえる人はいないし、貯金もそんなにあるわけではないからすぐに返済できなくなるし、と。奨学金は本人が返済するのは当然だと思いますが、本人の返済が困難になったとき、どうすればいいのか、旦那が返済していくことはありなのか、調べてみました。

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奨学金を旦那に払ったもらうのはあり?

奨学金 旦那に払ってもらう

「あり」か「なし」かで答えるなら「あり」です。結婚して家族になったので、旦那が妻の奨学金を返済していくことは問題がないことです。家庭によっては家族のお財布を一緒にしているところもあります。お財布が一緒であれば、奨学金が旦那の給料から返済しているのか、妻の給料から返済しているのかなんて分かりませんよね。今までは共働きだったから返済も苦にならなかったかおしれませんが、片方の収入だけになってしまうと、家計のやりくりが厳しくなって急に奨学金の返済が負担になることがありますが、借りたものなので、返済していく必要があります。それは旦那の給料からでも全然問題ないことです。夫婦でお財布が別の場合は、旦那に話してみるのも良いと思います。嫌がられる可能性は高いと思いますが、一生添い遂げると誓った仲です。しかも今回は妊娠が原因で職を失うわけです。夫婦で協力していかなければいけません。嫌がられるのを前提に、でも家族であること、子どもが預けれるようになるまで働けないこと、子どもは夫婦2人で育てていくこと、その間に収入が無くなる、減ることはもともと想定できたことなどを盛り込んで話してみてください。協力してもらえない場合は、逆に旦那に何かがあっても協力できない可能性が増えるということです。夫婦はお互いが助け合う必要があります。

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奨学金を旦那が払いたくないと言った場合

奨学金を旦那が払いたくないと言った場合に、奨学金の返済が滞ると保証人や連帯保証人に催促がいってしまいます。保証人や連帯保証人に迷惑をかけたくない場合は、「返還期限の猶予」という制度を利用しましょう。失業や病気、災害、新たに進学などでどうしても返済ができなくなった場合、一定期間の返済を猶予してくれるという制度です。妊娠によって失業してしまった場合も適用されると思いますので、一度問い合わせてみても良いと思います。

奨学金でもめないために

奨学金 旦那に払ってもらう

人生の中で大きな転機を迎える可能性が多いのは女性の方です。今回のよう妊娠で職を失ったり、旦那の転勤や結婚によって、キャリアを失う選択をしなければいけない可能性が多いのは今の世の中では断トツに女性です。結婚する前に奨学金の返済があること、どちらかが収入を失った場合でも返済し続けるということを話し合っておくと、いざというときに悩まずにすむと思います。

まとめ

私の意見としては、結婚しているのだから奨学金は旦那が返済していくのもありなのではないかと思います。しかも今回の理由は、妊娠です。2人の子どものために職を失ったわけです。子どもが生まれたら家事育児を2人で支え合ってしていかなければいけません。経済的にも同じです。奨学金の返済も2人で支え合っていってほしいと思いました。また結婚前に奨学金があることを伝えておく大切さを知りました。奨学金の返済で悩んでいる人に少しでも参考になれば嬉しいです。

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