我が家の庭には植物を植えてあるのですが、最近毛虫が多く発生していて困っています。。。毛虫は見た目も気持ち悪いですし、庭だけならまだしも、あまり増えてくると家の中に入ってこないかも心配です。
しかし、毛虫は柔らかい葉っぱならなんでも食べるそうなので、植物を植えているなど草や木がある庭であれば毛虫がいるのは諦めなければいけないのかな・・・と思っていました。
ですが、少し気持ち悪いですが、毛虫を寄せ付けないように対策を徹底リサーチすることを決めました!
毛虫が来ないようにするにはどうすればいいのか?
そもそも毛虫がたくさん集まってきてしまう原因は何なのかなどについて調べたことシェアします!
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毛虫を寄せ付けないための対策法5つ
・薬剤を使う
害虫駆除ができる殺虫剤をあらかじめ撒くことで毛虫が増えるのを予防できます。
毛虫が発生し始めてからでも効果は出ますが、前もって撒いておく方がおすすめです。
毛虫が駆除できるとされているものであれば何でも良いですが「オルトラン液剤」という殺虫剤は毛虫対策に良いと評判です。
ホームセンターでも売っているところもありますが、アマゾンなどのインターネットでも手に入ります。
注意点としては、使う殺虫剤が庭で育てている植物や木などにかけて大丈夫なものなのかということは確認しておきましょう。
また、家の中に毛虫が入ってきて困っている場合は、玄関や窓など入ってきそうな場所にも撒いておくと良いです。
・植物を減らす
せっかく育てている植物を無理になくすのは嫌ですよね。
ですが、雑草や必要のない木などを減らすことで毛虫の住処が減るので、毛虫対策になります。
・毛虫の天敵を利用する
毛虫の天敵を呼び寄せることで、毛虫を減らすことが出来ます。
例えば鳥は毛虫を食べてくれます。
鳥の餌箱を庭に取り付けるなどして鳥を呼び寄せることで毛虫も食べてくれるかもしれません。
ただし、あまりにも鳥が集まりすぎて今度は鳥の糞が悩みに・・・
となってしまうリスクもあります。
・ハーブを植える
香りの強いハーブは、虫除けの効果があると言われています。
おすすめはペパーミントです。
ペパーミントは育てるのが難しくなく、手間もかからないのでハーブを育てたことがない人でも簡単に育てることが出来ます。
これは毛虫駆除だけでなく、その他の害虫にも効果がありますし、育てたミントはデザートに添えたりも出来るのもいいですよね!
また、ミントは育てるのが面倒な場合はインターネットやホームセンターでも手に入ります。
・卵を駆除
地道な作業にはなりますが、卵を見つけて一つ一つ駆除していくことで対策することも出来ます。
蛾は葉っぱの裏に卵を産むので、葉っぱの裏を確認していくと卵を見つけられると思います。卵を見つけたら、葉っぱごと切り取って燃やすなどして駆除します。
卵の棘には毒があるので、素手で触ったりしないように気をつけてください。
また、木の幹に繭(まゆ)を作って成虫になる場合もあるので木の幹に繭がないかも見てみてください。
繭はヘラなどを使って削ぐと取れます。これも燃やすなどして駆除しましょう。
毛虫を見つけた時は?
・ケムシジェットや固着剤を使う
ケムシジェットは、ゴキジェットの毛虫バージョンのような感じで、見つけた毛虫に直接かけることで駆除することが出来ます。
木の上にいる毛虫にもケムシジェットは使えますが、毒針毛が飛び散る可能性があります。
そこで、チャドクガ用の固着剤スプレーを使うのをおすすめします。
殺虫剤は含まれておらず、毛虫をそのまま固めてくれるものです。
ペットや小さな子供がいるので殺虫剤はあまり使いたくないという時にも固着剤はおすすめです。
・かなり大量の毛虫を駆除する時は・・・
1、2匹の毛虫であれば、ケムシジェットか固着剤で良いですが、もっと多い量の毛虫を見つけた場合は「スミチオン乳液」という薬剤を水に薄めて撒きます。
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毛虫が集まる原因!毛虫の好む場所とは
そもそも、毛虫はどうして集まってきてしまうのでしょうか?
そしてどんな場所に集まるのでしょうか。
これを知ることでさらに対策がしやすくなると思います!
・天敵がいない環境
先ほどご紹介したように、毛虫の天敵には鳥などがいますが、当然天敵が少ない環境であれば食べられてしまうことがないので毛虫はどんどん増えていきます。
天敵は、鳥の他にも蜘蛛やカマキリ、トカゲなどがいます。
・毛虫の好む植物がたくさんある
冒頭でもお伝えしましたが、毛虫は柔らかい葉っぱが好きです。
草花や野菜、庭木・・・などどんな植物でも毛虫は発生してしまいます。
具体的にどんな植物を好むのかは、毛虫の種類によってそれぞれ異なるので、毛虫の種類と一緒に好む植物もこの後ご紹介します。
毒がない毛虫もいるが・・・そもそも毛虫とは
毛虫は、蝶や蛾などの幼虫で(ほとんどの毛虫は蛾の幼虫)、棘がたくさんある幼虫のことを毛虫と言います。
明確に区別する基準があるわけではないですが、毛がない幼虫は「イモムシ」、緑色の幼虫は「アオムシ」という風に呼び方が変えられています。
昔から「毛虫は毒があるから触っちゃだめだよ」と言われていたので、全ての毛虫に毒があるというイメージですよね。
しかし、実際は毒をもっている毛虫は一部です。
毒をもっているのはドクガ科とマダラガ科、イラガ科、ヒトリガ科、そしてカレハガ科の幼虫の中の一部です。
とは言っても、毛虫を見分けるのは素人には難しいので基本的に毛虫には近づきたくないですよね。
なので、どんな場所にどんな毛虫がいるのかを一部ご紹介します。
・チャドクガ
まずはチャドクガという毛虫です。
毛虫の中でも最も有名な種類だと思います。
(特徴)
体の色:茶色
好む植物:ツバキ、サザンカ
毒:あり
チャドクガに刺されてしまうと赤く腫れ上がってしまうので、すぐに病院へいきましょう。
ツバキやサザンカの花は綺麗ですが、チャドクガがいないかどうか注意して下さい。
・ドクガ
(特徴)
体の色:黒と茶色っぽい色
好む植物:桜の木
毒:あり
チャドクガより毒は弱いですが、刺されてしまうとかなり腫れます。
お花見の時など桜に近く機会はあると思うので注意しましょう。
・マツカレハ
(特徴)
体の色:白と茶色
好む植物:松の木
毒:あり
チャドクガ、そしてドクガよりも更に弱い毒をもっています。
しかし、刺されるととても痛いですし、腫れます。
その後1〜2週間はかゆみもあります。
ちなみに、毛虫に刺されてしまった時のために「ムヒアルファEX」があると安心です。
毛虫だけでなく、クラゲなど毒を持つ生き物に刺されてしまった時に使えます。
毛虫に刺されたら病院へ行くべきですが、応急処置としてこれを使うと良いです。
毛虫が来ないようにするにはまとめ
大事に育てている植物が食べられてしまったり、自分が刺されてしまうかもしれない恐怖もあって毛虫は本当に困りますよね。
そんな毛虫を寄せ付けないために今回ご紹介した対策を是非試してみて下さい!
こちらも参考に>>毛虫を来ないようにするためには予防がマストだった