私の実家のおでんの具には
昔からタコが入っているのですが、
先日私が作ったおでんに
タコが入っているのを見て
主人の友人が驚いていました。
おでんに入れる具材は地域によって
結構違いがあるようで、
タコを入れるのは主に関西なのだそうです。
ただ、そのタコなのですが、
私が作ったものはとても硬くて
実家で食べたような
柔らかいタコに出来ていなかったんです。
どうすればおでんのたこを柔らかくて美味しく出来るのでしょうか?
おでんに入れるタイミングや下茹で・下処理の方法を変えれば良さそうですよね!
そこで、おでんにタコを入れるタイミングや、
おでんのタコを柔らかくする方法などについて
調べてみたのでご紹介します。
Sponsored Link
サクッと要点だけ見る→
おでんのタコ柔らかくする入れるタイミングは?
おでんの具材を入れるタイミングは、
・最初から
・中盤(15分から20分加熱後)
・後半(25分から30分加熱後)
この3つのどれかになります。
おでんのたこはいる入れる?
タコに関しては、
出来上がりを柔らかくしたいのであれば最初から入れるのが良いです。
なので、少し硬めが好みという方であれば、
中盤から入れるのでも良いと思います。
おでんのたこを柔らかくするには弱火でしっかり煮る!
私のように、
タコが硬くなってしまったという場合は
大抵、煮る時間が足りなかった
ということが原因だと思われます。
最初からタコを入れて煮込めば
ある程度煮ることは出来ますが、
それでも足りない場合もあるので、
確実に柔らかくするには
「弱火でじっくり煮る」
ということがポイントになります。
煮込めば煮込むほど
柔らかくなるということで、
弱火で1時間から2時間ほど
煮込むと柔らかくなります。
結構時間がかかるので、
圧力鍋があれば短時間で煮込むことが出来るので
おすすめです!
しっかり煮込んで柔らかくしてから
おでんに入れると、
柔らかいタコが食べられると思います。
おでんのたこは刺身用のタコがおすすめ
おでんに使うたこは、
生ダコではなくスーパーに売られている
刺身用のタコがおすすめです。
生ダコだと、下処理が結構面倒です。
生ダコはまずぬめり取りが必要になります。
大量の塩で30分くらいしっかり塩揉みします。
Sponsored Link
こうすることで、
生臭さが取れるのと、
ぬめりが取れてタコが柔らかくなります。
下茹での時間は3~5分ほどです。
刺身用のタコの場合でも、
タコの赤身がおでんの出汁に移らないように
下茹では必要なのですが、
1分くらいと短時間の下茹でで十分です。
タコは茹ですぎてしまうと
硬くなってしまうので
気を付けましょう。
おでんの具材を入れる順番
タコ以外のおでんに入れる具材の順番をご紹介します。
最初に入れた方が良い具材
・こんにゃく
・大根
・ゆで卵
・厚揚げ
最初に入れた方が良いとされるものは、
比較的味が染み込むのに
時間がかかるものですね。
こんにゃくや大根は、
十字に隠し包丁(切り込みを入れること)をすると
味が染み込みやすくなります。
中盤で入れた方が良い具材
・きんちゃく
・じゃがいも
・結び昆布
・ちくわぶ
ある程度煮込む必要があるけれど、
煮込みすぎたくないものは
中盤に入れると良いですね。
後半で入れた方が良い具材
・つみれ
・ちくわ
・さつま揚げ
・はんぺん
練り製品に関しては、
煮込み過ぎてしまうと
うまみ成分が出て行ってしまうので、
軽く温める程度がベストです!
特にはんぺんは元々柔らかいので、
入れるのは一番最後で大丈夫です。
もちろんおでんの具材を入れる順番は、
お好みで変えても問題ありませんが、
火が通りにくく、
味が染み込みにくいものから入れる
というのが基本になるので参考にしてみて下さい。
おでんのたこを柔らかくするまとめ
おでんに入れるタコは、
1.刺身用のタコを使用する 2.下茹ではさっと1分程度でOK 3.柔らかくするために じっくり弱火で1時間から2時間は煮込むか、 圧力鍋を使う 4.入れるタイミングは一番最初
こうすることで柔らかくなるということでした。
下茹でし、煮込んでおく必要があるということで
少し面倒ではありますが、
おでんのタコって
ちゃんと柔らかく出来ていると
すごく美味しいですよね!
おでんは色んな具材から
美味しい出汁が出ていて、
そこにタコのうまみも加わることで
より味に深みが出るので、
まだ食べたことがない方もおすすめです。