阿部詩は誰に負けた？敗因は反則を見逃した誤審判と目つぶし

パリオリンピック柔道女子52㎏級で優勝候補だった阿部詩（24歳）が2回戦で敗退した件で、大号泣がみっともないだの見苦しいといろいろ話題になっていますが、

うたちゃんの地元兵庫県神戸市出身の私は、今回の試合で誰に負けたのか？
誤審かも？本当は反則で勝っていたと言われる根拠、
反則を見逃した審判は誰なのか？
敗因は目に指がはいったから？
など調べたことをシェアします。

阿部詩は誰に負けた？

対戦相手はウズベキスタンのDiyora Keldiyorova ディヨラ・ケルディヨロワ（26歳）
彼女は世界ランキング1位のポイントを獲得していました。

ちなみに阿部詩選手は世界ランク9位です。
なぜ強いのに9位なのかというと、ポイントが獲得できる大会にたくさん参加しなかった。
ケガでの欠場もあり、自分にとって必要な大会のみを選んでいたからです。

他の強豪選手はポイントが獲得できる大会にはすべて参加するくらいの気持ちで活動してると思います。

で、今回9位ということでシード権がもらえなかったため、1回戦から参戦し、2回戦で世界ランキング1位のケルディヨロワ選手と戦うことになったのは不運というのか、宿命だったのかと、考えると悩んでしまいます。

もし、阿部詩選手もシード権を持っていたら、2回戦から参戦し、シード権を持っている選手とは準々決勝以降で戦う組み合わせになっていたからです。

もちろん、シード権をもっている世界1位のケルディヨロワ選手も初戦（2回戦）からなぜ阿部詩選手と戦わないといけないのか！？と不安な気持ちはあったと思います。

阿部詩は偽装攻撃で反則勝ちだったのか？

試合は4分間行われますが、開始から40秒程は阿部詩さんが袖つり込みや内股をかけにいき、ケルディヨロワ選手も詩選手の投げ技をかわした後に腕ひしぎ十字固めにもっていたりと、スピード感ある戦いをしていました。

そして、40秒から50秒の約10秒間はしっかり組み合わない状態（Avoid the grip）が続き、両者に指導が与えられます。

その後、阿部詩は袖つり込みや内股で果敢に攻めますが、ケルディヨロワは受け身に徹し、それが消極的プレー（Non combativity）ととらえられ、開始から1分24秒に指導が与えられます。

指導3枚で1本負けになるので、ケルディヨロワは背水の陣です。
受け身で消極的なプレーを、なんとか攻めているように見せないとマズいということで、
1分35秒にはかけ逃げともとらえられる偽装攻撃（False Attack）をします。

本来なら、ここで指導が入り、指導3枚で、ケルディヨロワの反則負けになってもおかしくはなかったはずです。

その後、阿部詩選手が優勢に試合を進め。2分13秒に内股で技ありをとりました。
もうホントに背水の陣であるケルディヨロワ選手は2分35秒あたりで、またもかけ逃げに見えなくもない偽装背負い投げをします。

阿部詩の誤審審判は誰？

で、この誤審を犯したのはドミニカ共和国のオーランド氏（Cruz Cruz Orlando ）

阿部詩が出口ケーリー（カナダ）と戦った１回戦の審判が
永山竜樹選手の誤審をしたと言われているメキシコのElizabeth Gonzalez エリザベス・ゴンザレスさんだったので、阿部詩の誤審もゴンザレスだったとデマがながれているので注意です。

ちなみにパリ五輪2024で柔道日本代表陣を苦しめた審判はなんといっても
ルーマニアの Ioana Babiuc イオアナバビウク氏ではないでしょうか。
被弾したのは男子90㎏決勝での村尾三四郎、女子78㎏準々決勝での高山莉加、混合団体決勝での阿部一二三です。
結果は覆りませんが、本当に疑惑審判が多すぎです。