うわっ、うっかり、やってしまいました・・・
カイロをポケットに入れたまま洗濯してしまい、更にカイロが破れて中身が服に付いてしまっています。
これ、もう1回洗濯したら落ちるのでしょうか?
正しい対処法はあるのでしょうか?
そもそも、使い捨てカイロの中身の成分って何なのでしょうか?
服に触れてしまったけど、体に害はないものなのか心配です。
今回は、カイロを洗濯して破れてしまった時の対処法、そしてカイロの中身はどういう成分で、体に害はないのかどうかなどについて調べたことをシェアします!
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うわっ、カイロの中身が出た!
カイロが破れて服が汚れてしまっている場合、その汚れの原因はカイロの中に入っていた鉄サビです!
これは、普通の洗剤で洗濯をしても落とすことは難しいので、還元系漂白剤を使用することで落とすことが出来ます。
漂白剤には塩素系や酸素系のものもありますが、今回使うのは「還元系」の漂白剤なので注意して下さい。
漂白剤でカイロの汚れを落とす流れ
1.還元系漂白剤を約40度のお湯にしっかり溶かして、汚れた服などをつけ置きします。
(この時、服の繊維を傷める原因となるので2時間以上はつけ置きしないで下さい。)
2.汚れが落ちたら、水でしっかりとゆすいで下さい。(ゴム手袋を付けて、手洗いでしましょう。)
3.その後は、いつもの洗濯の時と同じように乾燥させれば完了です。
つけ置きしてゆすぐだけなので簡単ですが、還元系漂白剤を使用する時の注意点がいくつかあります。
・柄物や色物は色落ちする可能性がある。
・40度以上のお湯でつけ置きしてしまうと、服を傷めてしまう。
・有毒ガスが発生する危険性があるので、他の洗剤や漂白剤と混ぜて使用してはいけない。
・たくさん入れても効果は変わらないので、適正量を守って使用する。
心配な時はクリーニングに出すのが確実
還元系漂白剤を使用すれば、自宅でもカイロの汚れを落とすことは出来るとのことですが、自分でやるのは不安だという時は、自分でやるより多少お金はかかりますが、プロに任せるのが一番確実です。
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先ほどもお伝えした通り、使い捨てカイロの汚れを落とす時には塩素系や酸素系ではなく、還元系漂白剤を使用しなければならないので、きちんと使い捨てカイロと洗ってしまったということを説明するようにしましょう。誤って塩素系や酸素系の漂白剤を使用してしまうと、よりシミが取れなくなってしまうこともあります。
普通のクリーニング店でも可能ですし、シミ取り専門のお店もあるみたいなので、もし近くにあれば利用してみるのも良いと思います。
カイロが洗濯で破れた後の処理
洗濯槽の中にカイロの中身が溜まってしまっている場合、掃除をしっかりしましょう。
そうしないと、洗濯の度に鉄が服に付きますし、洗濯槽を傷めることもあります。
乾燥させてから掃除機で吸い込むだけでほとんどは取れると思います。少しの量であればガムテープでも取ることが可能です。
そして、更に念入りに掃除をするのであれば、いらなくなった歯ブラシなどを使って細かい部分の汚れを落とすと良いです。
庫内のゴミ取りネットなども忘れずに掃除して下さい。
掃除し終わったら、最後に何も入れずに洗濯機を回し、すすぎ洗いをしたら完了です。
それでも不具合が起こってしまったり、詳しい清掃方法を知りたい場合は、洗濯機のメーカーに問い合わせるのが確実です。
カイロの中身は体に直接害なし
カイロの中身って普段目にすることないので、害はないのか心配になってしまいますが、直接体に害があるようなものは含まれていないです。
・バーミキュライト
・鉄
・活性炭
・食塩
・水
以上のものがカイロに含まれるものです。
使い捨てカイロの袋は、「不織布」というもので水に溶けない素材です。
カイロを洗濯して破れることは稀ですし、カイロが破れなければ中身が溶け出すということもないです。
なので、カイロを一緒に洗ってしまっても、カイロが破れていなくて、気にしないのであれば洗いなおす必要もないです。
まとめ
カイロを洗ってしまっても基本的に破れることは少なく、破れていなければ特に問題ないということでした。
しかし、運悪くカイロが破れてしまった時は、汚れた衣類は「還元系漂白剤」を使ってつけ置きするか、クリーニングで汚れを落としてもらいましょう。
そして、洗濯機の掃除も忘れずに行って下さい。