スイカは追熟できないの？熟したスイカの見分け方と正しい保存方法

スイカを買って、カットしたものの、全然熟れていない・・・・
甘くないスイカ。。。

そんな経験をしたあなたと私・・・・

熟れていないスイカってそもそも追熟できるの？
熟したスイカの見分け方は？
みんなやりがり間違っている保存方法って？
美味しくなるスイカの冷やし方など
スイカの扱い方について、調べたことシェアします！

そもそもスイカって追熱できるの？

メロンは追熟をするのでよく勘違いをされますがスイカは追熟が出来ない果物です。

収穫したその日からどんどん美味しさが損なわれていく性質を持つので最適な保存方法をしっかり覚えてスイカを美味しく楽しみましょう♪

熟したスイカの見分け方

＊POINT１縦縞の黒がはっきりと濃いものを選ぶ。

（黒い部分が凹んでおり、表面が所々盛り上がってるとなおよし！）

表面の黒と緑のシマがはっきりして盛り上っているのは元気に育った証拠です。

このようなスイカは甘味が強いと言われています。

＊POINT２音を聞き分けよ！

これは結構有名ですね。じゃあいったいどんな音のスイカが熟した証拠なのか？

正解は「ポンポンという澄んだ高い音」のスイカを選ぶこと！

逆に熟しすぎているスイカは「ボンボン」と低くて、鈍い音がします。

文章だとわからない・・・という方は、こちらで実際の音を聞いてみてくださいね。

▼実際の音はこちら　2：０２〜

＊POINT３つるのまわりをチェック

つるの根元と比較して、その周りが膨らんでいない（つるっとしている）スイカは

未熟な可能性大！

スイカを選ぶ際は根元より周りがしっかりふくらんでいるスイカを選びましょう♪

スイカの正しい保存方法

さっそく、スイカの正しい保存方法を学んでいきましょう♪

保存環境

丸のまま購入した場合は、風通しの良い涼しい場所で常温で保存しましょう。

保存温度

最適な保存温度は１０℃〜１５℃と言われています。
夏の食べ物だけあって、暑さには弱いんですね。

保存可能期間

条件によっても多少異なりますが、２週間〜長くても１ヶ月以内には食べてください。

スイカは収穫してからは追熟しない為、時間が経てばたつほど鮮度や美味しさも損なわれていきますので、できるだけ早めに食べるのがオススメ！

※意外と知らない？！NG保存事例！※

スイカを丸のまま保存する場合、絶対にやめてほしい事・・・

それは冷蔵庫に入れる事です！！！

スイカは夏の食べ物だけあって寒さを嫌う傾向にあります。
先ほど、スイカの保存温度は１０℃〜１５℃とご紹介しましたが、冷蔵庫（野菜室）の温度は約８℃とスイカにとっては寒すぎる環境なのです。

１０℃以下で長期間保存をするとスイカの甘みが落ちてしまいスイカの美味しさは半減してしまうので、丸のスイカを保存する場合は冷蔵庫に入れるのは避けてください。

カットスイカの場合は逆に冷蔵庫へ！！！

しかし、カットしたスイカの保存は逆に冷蔵庫に入れてください。
カットした事で酸化が進んでしまうのを避ける為です。
切り口をしっかりとラップでくるんで野菜室での保管がベスト♪
丸の状態よりも、さらに早めに食べる事をオススメします。

さらにどうしてもすぐに食べられない場合は、タネをとった状態でジップロックなどにいれ潰して冷凍するなどもオススメ！まるごとスイカのシャーベットになりますよ♪

冷凍の場合も２〜３週間をめどに召し上がってくださいね。

スイカの美味しい食べ方

スイカを一番美味しく感じる温度は８℃～１０℃位と言われています。

長時間冷やしすぎると

甘みを失う性質にあるので、食べる一時間ぐらい前に冷水につけて冷やすのをオススメします。

＜美味しいスイカの冷やし方＞

１. バケツ、またはタライなどに水をはる

２. 水に入れたスイカに、布巾やタオルをかける

３. タオルの上から水をかける

普通の水道水でも十分ですが、井戸水なんかで冷やすと夏らしさも相まって最高ですね♪

まとめ

・スイカは追熟ができないので、買う時に美味しいスイカを見極める事と正しい保存をする事が大事！

・スイカを買う時は、緑と黒の模様がはっきりとしているものを選ぶ

・手にとって叩いてみて「ポンポン」と高く澄んだ音が熟した証拠。

・保存する時は１０℃〜１５℃で風通しの良い涼しい場所で保管

・食べる１時間前に水につけて冷やすと◎

こちらも参考に＞＞生のスイカの種に注意