私の家に老犬がいます。
いつも私たち家族の帰宅のたびに喜んで出迎えてくれる、大切な家族の愛犬です。
一緒に過ごした時間は16年。
子犬と呼べないぐらい大きくなってから迎えたので、すでに17年以上生きている老犬です。
白内障など老犬が患う病気もすでに発症しており、覚悟を決めないといけない時期だと感じることが多々あります。
その中でも気になることが、「水を飲む量」です。
最近食事の量は減っても水の量は増えているような気がします。
私のかすかな記憶に「犬は死ぬ前に水飲む」と聞いたことがあったと思ったので、調べてみました。
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犬が死ぬ前に水飲む理由-正常に戻したい-
水分を摂取することで、体を正常な状態に戻そうとするということが考えられます。
普段水を口にするときは、喉が渇いたときや、汗をたくさんかいたときなどです。
死ぬ前というのは、体の状態が正常ではありません。
健康状態は不安定であることがほとんどです。
そのため、何とか体の状態を正常に戻したいと本能的に水を飲むということがあるようです。
犬が死ぬ前に水飲む理由-糖尿病-
実は大病を患っていて、水を飲んでいるのかもしれません。
犬も糖尿病などの病気を患うことがあります。
糖尿病以外にも腎不全や肝臓疾患、甲状腺機能低下症などこれらの病気は人間同様、大量の水を摂取することがあります。
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犬は人間と違い、話すことができず、自らの症状を伝えることができません。
また定期的な健康診断もありません。
そのため、飼い主が気が付かず病気が進行してしまい、死ぬ前に水を飲んでいるという現象が起きている可能性も考えられます。
犬が死ぬ前に水飲む理由-脱水症状-
脱水症状であることも考えられます。
犬種にもよりますが、犬は人間よりも脱水症状になりやすいです。
脱水症状により、死が近づき、水を飲んでいることも考えられます。
夏だけでなく、乾燥している冬場にも脱水は注意が必要です。
脱水は、すぐに命に直結する重大な症状です。
普段から飲みやすいところに十分な水を用意して、脱水しないようにしておくことが重要です。
まとめ
愛犬の寿命から考えて、死期が近いことは簡単に予想がつきます。
残された時間をいかに充実させてあげられるか、我が家に来て良かった、幸せだったと思ってもらえるかは飼い主次第だと思います。
いつも我が家を明るくしてくれて、辛いことも忘れさせてくれた大切な愛犬の死期が近づくにつれて悲壮感にひたるのではなく、いかに少ない時間を大切に過ごしていけるかが重要だと思います。
もし普段と違う様子が見られたら、すぐに獣医さんに診てもらってください。
もしかすると処置で良くなるかもしれません。
普段と違う様子の中でも、「水を飲む量が増えた」などであれば、紹介した理由が考えられますので、気を付けてあげてください。
そして愛犬との時間をできるだけ長く、幸せに過ごしてください。