お悔やみの言葉を友達に送るときの例文と最低限のマナー

友達の大切な人がなくなった時、どういうお悔やみの言葉を贈るべきなのでしょうか。

仲のいい友達だからそんなに硬くない言葉を選びたいけど正式な場で何気なく使った言葉が友達を不愉快にしてしまってはいけないし、、、と悩んでいるのは私だけじゃないはず。

そこで、今回は友達に送るお悔やみの言葉の例文、お悔やみの言葉のマナーについて調べたことをシェアします。

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友達へ送る硬くないお悔やみの言葉例文

「(故人)様が旅立たれたと聞き、信じられない気持ちです。」

「昔、(遺族)さんの家に遊びに行ったとき、ご飯をごちそうしてくれたのを思い出します。」

「何か力になれることがあれば何でも言ってください。」

「(遺族)さんも、今はお疲れだと思います。十分に休んでください。落ち着いたらまた遊びに行きましょう。待っています。」

「急なことでびっくりしましたが、大丈夫でしょうか?
お手伝いできることがあったら何でも言って下さいね。」

このように硬すぎないが、しっかり相手を思いやる気持ちを伝える言葉を使うことが大切です。

ちなみにビジネスなど公式な場合の例文が以下

「この度は、誠にご愁傷さまでございます。心からお悔やみ申し上げます。」

「〇〇様のご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。突然のことでご落胆もいかばかりかと存じますが、どうぞご自愛くださいますよう。ご冥福をお祈り申し上げます。」

「〇〇さんからの連絡で△△様のご逝去(せいきょ)を知り、ただただ茫然としております。
やむを得ない事情によりまして、お通夜とご葬儀に駆けつけることができず、大変申し訳なく思っております。お悲しみの深さを思うと、お慰めの言葉もございませんが、どうかお力を落とされませんよう、願っております。
謹んでご冥福をお祈りいたします。」

共通しているのは、短く言葉を述べることですが、やっぱり友人には、硬くない表現の方が故人をいたむ気持ちや友達・遺族をいたわる気持ちが伝わると思います。

お悔やみの言葉を述べる際の注意点

お悔やみの言葉 友達

いくら仲がいい友達だとしても最低限の礼儀は必要です。
ましてや、友達の大切な人が亡くなった時はその友達もとても落ち込んでいることでしょう。
お葬式や手紙でお悔やみの言葉を述べるときは自分の哀悼の気持ちが伝わるように日常とは違うという意識で述べましょう。

また、お葬式会場に行って直接伝える時は長話をしないようにしましょう。
というのも、遺族は家族葬ならまだしも多くの参列者と挨拶をしなくていけないからです。

なんとか友達の悲しみを和らげてあげたいと思われるかもしれませんが、忙しい相手の立場に立つことが大切です。
他にも、故人の亡くなる直前の様子や亡くなった原因・理由を尋ねるのも相手の気持ちを考えると避けるべきです。

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忌み言葉(いみことば)・NGワード

お悔やみの言葉 友達 例文

忌み言葉とは冠婚葬祭の場面などで使うことは不幸が重なって起きることを連想させる不吉な言葉としてタブーとされています。

お悔やみの言葉の場合は、「重ねて」「くりかえし」「追って」「続いて」などの言葉に加え、「死ぬ」「死去」「九」「苦」「四」などもあります。

正式な言い方である「ご生前」「ご逝去」といった言い方に直して述べるようにしましょう。

宗教言葉

多くの日本人は仏教式のお葬式をあげますが、日本にも少なからず仏教ではない宗教を信仰している方もいます。
もしあなたの友達があげるお葬式が仏教式ではなかった場合、お悔やみの言葉に使うことがはばかられる言葉があります。

例としては、「成仏」「冥土」「供養」などの仏教用語です。
また、仏教式のお悔やみの言葉は「ご冥福をお祈りします。」なのに対し、キリスト教式では「安らかなお眠りにつかれますようにお祈り申し上げます。」、神道式では「御霊のご安寧をお祈り申し上げます」となっており使い分けることが求められます。

多くの日本人にとって宗教はなじみがなく、あまり気にしたことはないという人もいるかと思いますが、故人や遺族にとってはとても大事なものであることもあります。
できるだけしっかり調べて相手に失礼のないようにしましょう。

言葉遣い

「お父様」、「お母様」という呼び方で問題はありませんが、状況に応じて正式な呼び方にするべきでしょう。
相手の父親は「ご尊父(そんぷ)」、母親は「ご母堂(ぼどう)」、祖父母はそれぞれ「ご祖父様(そふさま)」もしくは「お祖父様(おじいいさま)」、「ご祖母様(そぼさま)」もしくは「お祖母様()」と呼ぶのが正式です。

お悔やみの言葉をメールで送って大丈夫?

お悔やみの言葉をメールで送って大丈夫?

突然の訃報の場合、予定が合わず葬儀に行けないこともあると思います。
そういう時はメールでお悔やみの言葉を伝えてもいいのか、失礼に当たらないのかわからないという方もいると思います。

結論から言うと、場合によってはメールでも大丈夫です。
どういう場合ならば大丈夫かというと相手からメールで訃報のお知らせが来た場合です。

文字だけでは冷たい印象を与えてしまうと思い、電話をかけるのは控えたほうがいいかもしれません
なぜなら、相手は葬儀の準備などに追われているからです。
葬儀の準備で忙しいと思われるときはメールで、電話で連絡するのは改めて落ち着いてからがいいかもしれません。

まとめ

いかがでしたしょうか?
お悔やみの言葉を述べるときは状況にあった言葉を伝え、相手への配慮が大切です。
失礼のないようにしましょう。

また、葬儀の後の友達の職場や学校への復帰をサポートしてあげることも大切です。
悲しみの気持ちを伝えつつ、友達が復帰したときに温かい雰囲気でむかえてあげてください。

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