ラップと言えば、サランラップとクレラップのどちらかを思い浮かべる人がほとんどではないかと思います。
実際、サランラップとクレラップがラップの売り上げ8割を占めていると言われています。
うちはサランラップ派!クレラップ派!とこだわりを持っている人もいれば、ラップなんてどれも一緒だから・・・と特に決めていない人もいますよね。
意識しないとどれも一緒に感じるかもしれませんが、それぞれ特徴や良いところが少しずつ違っているので、目的や好みの使い心地によって使い分けるのも良いかもしれません!
そこで今回は、サランラップとクレラップそれぞれの特徴や違いと第3のラップや端が取れないときの取り方についてまとめたことシェアします!
Sponsored Link
サクッと要点だけ見る→
サランラップの特徴!シンプルで王道
サランラップの素材は「ポリ塩化ビニリデン」というもので作られています。
酸素と湿気を通しにくい素材なので、食べ物の劣化を防いでくれてにおい移りしにくいです。そして、熱にも強い素材なので電子レンジを使用する際や冷凍保存する際に使うのにも適しています。
サイズは15cm、22cm、30cm、そして業務用の45cmがあります。
長さは20mと50mがあります。
ラップの厚みは0.011mmです。
サランラップのパッケージや作りはシンプルです。
ラップ=サランラップというイメージが強いと言えるほど王道なラップという感じです。
昔からあり、特に変化はないように感じますが、少し細くなって持ちやすくなっていたりカットする歯の形がM字になっていて切れ味が良くなっているなど、ちょっとずつ使いやすいように改良されているみたいです。
クレラップの特徴!パッケージが凝ってる
素材はサランラップ同様「ポリ塩化ビニリデン」です。
サイズも全てサランラップと同じサイズが売られています。
厚みは0.010mmとなっており、クレラップの方が薄いですがほとんど一緒ですね。
ラップ自体に大きな違いはありませんでしたが、サランラップとクレラップの違いはパッケージにあります。
まず、クレラップの箱には、サランラップにない滑り止めがあります。
側面も持ちやすいように面取りされているなど工夫がみられます。
また、箱がきちんと閉じているかどうかが一目で分かる「閉じたかチェック」というものもあります。
そして、クレラップ一番のアピールポイントである「クレハカット」です。
カットする歯の部分がV字になっており、力を入れなくてもスパッと気持ちよく切ることが出来ます。
サランラップとクレラップ値段の比較
それぞれパッケージや歯の部分に違いがあるということが分かりましたが、値段はどうでしょうか。
購入する店舗によって値段は異なるので、価格.comのサイト上での最安値で比較します。
まずサランラップの値段です。
15cm×20m:125円
15cm×50m:280円
22cm×20m:140円
22cm×50m:283円
30cm×20m:148円
30cm×50m:365円
次にクレラップの値段です。
15cm×20m:119円
15cm×50m:224円
22cm×20m:143円
22cm×50m:261円
30cm×20m:143円
30cm×50m:371円
その時によってどちらかが高かったり安かったりと変動はありますが、数十円の差でほとんど変わりはありません。
サランラップとクレラップ以外のラップ
Sponsored Link
ここまではサランラップとクレラップについてご紹介してきました。
この2つが8割の売り上げを占めているため知名度には劣りますが、他にもラップはあります。
3番目に知名度があるのが「ポリラップ」です。
ポリラップはくっつかない
ポリラップは無添加のラップです。
素材はポリエチレンで、燃やした時に塩素系ガスやダイオキシンなどが発生する心配がなく安全です。
少しでもエコなものを使いたい方におすすめです。
サイズ展開はサランラップなどと同様15cm、22cm、30cmです。
長さは10mから100mと短いものから長いものまであります。
ラップ自体の厚みは0.010mmなのでクレラップと同じです。
どのラップも使ったことがありますが、サランラップやクレラップはくっつきやすく、食品やお皿にきっちり密着してくれますが、それに比べるとポリラップはくっつきにくいと感じました。
ですが、無添加ということで安心感がありますし、お菓子作りを行う際などラップの使い道によってはくっつきにくい方がありがたい時もあるので、うまく使い分けると良いですね。
ラップの取り方は輪ゴム!
現在我が家ではサランラップとクレラップの両方を使用しておりますが、どちらもパッケージがどんどん改良されて使いやすくなっており、ラップの切れ端が分からなくなってしまった・・・ということは少なくなったなと感じています。
それでも、慌ててラップを切り取った時など、ふとした時にラップの切れ端が分からなくなってしまうことありますよね。
なかなか見つからず、イライラしてしまいます。。。
そこで、ラップの切れ端が分からなくなってしまった時の対処法についてもご紹介します!
まず、輪ゴムを使った方法です。
指に輪ゴムを巻き付け、ラップを擦ります。
左回しと右回し両方試してみると、切れ端が出てきます!
また、セロハンテープを適当な場所に貼り付け、引っ張ると切れ端が出てくるという方法もあります。
さらに、ラップが途中で半分に切れてしまうこともありますよね。
そんな時は、切れ端2つを一緒に引っ張ってしまうとずっと直らないので、引き出しやすい方を片方だけ引っ張っていくと良いです!
まとめ
サランラップとクレラップでは、売り上げがわずかな差でサランラップの方が上なのだそうです。
サランラップはシンプルな作りだけど王道で安心感があるイメージがあります。
クレラップはパッケージに色々工夫がみられてカットのしやすさが魅力です。
CMでも小さな女の子がイメージモデルになっており、子供でも簡単に使うことができるくらいカットがしやすいです!
厚みに少しの違いはあるものの、ラップ自体に大きな違いはありませんでした。
この2つがラップの売り上げ8割を占めているだけあって、どちらも強度や密着しやすさなどに関しては満足して使えると思います。
パッケージや使い心地など、それぞれ工夫の仕方が違うので、使い道や自分の好みに合ったものを選ぶと良いですね!
これまで特にこだわりがなかったという方もぜひ意識して選んでみてください!