大学生が一人暮らしを始めたとき、住民票を移さない人も多いですよね。実は、実家を離れて暮らす大学生が住民票を移しているのはわずか26%だそうです。
大学生とはいっても、大学生活を送りながらアルバイトをする人も少なくありません。そんな時にバイト先に求められるのが「住民票」。住民票を移していないままバイト先に実家の住所が書かれた住民票を提出しても大丈夫なのか、気になりますよね。
今回は、大学生の一人暮らしは住民票を移さなくてもバイトができるのか、住民票の提出を求められる理由についてご紹介していきます。
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大学生の一人暮らしは住民票を移さなくてもバイトできる
冒頭で説明しましたが、大学生の一人暮らしは住民票を移している人が少ないです。なので結果から言うと、住民票を移さなくてもバイトはできます。バイト先が住民票の提出を求めるのは、履歴書に書いた内容に誤りがないかを確認するため。年齢や名前、生年月日などきちんと正確に記載されているかを確かめるためなので、住所が実家であっても実家に親が住んでいることがわかれば何も問題はありません。
ただ、住民票は実家の住所であっても、履歴書には今住んでいる住所を書いておきましょう。
大学生の一人暮らしでも住民票は移しておいた方がいい
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大学生である一時期の一人暮らしなので住民票を移さない人も多いのですが、住民票を実家のままにしておくと、運転免許の更新やパスポートの申請とするときに実家に帰らないとできないため不便を感じることもあります。大学生の間に選挙があったときも、実家の住所で選挙権があるため実家に帰らなければ投票もできません。
住民票を移すのは最寄りの役所に行けば簡単にできるので、できれば住民票は移しておきましょう。
ちなみに、転入届は引っ越してから2週間以内にすることがキ義務づけられているので、早めに手続きを済ませておきましょう。
住民票を移さなくても現住所で課税される
アルバイトをしていると、年末調整などの書類の提出を求められます。住民票を移さないでいると、年末調整の書類に実家の住所を書けばいいのか今の住所を書けばいいのか悩みますよね。その時は今の住所を書いていても大丈夫です。
住民税の規定は、その年の1月1日に居住しているところに納税することになっているので、住民票を移していなくても今の住所に納税することになります。
ただ、大学生のアルバイト程度では住民税を納付するほどの給料にはならないことがほとんどです。
まとめ
大学生の一人暮らしは住民票を移さなくてもバイトができるのか、住民票の提出を求められる理由についてご紹介してきました。
大学生は、住民票を移さなくてもバイトはできます。ただ、住民票を移さないことで手続きが面倒になることもあるので、できれば住民票は移しておきましょう。