ミニトマトの水やりの頻度やタイミング(時間)と量は意外と難しいです

ミニトマトは比較的育てやすい野菜ということで、最近我が家でも育て始めたのですが、
野菜を育てるのは初心者なので、基本である水やりの仕方ですらきちんと知らない状態です。。。

せっかく育てるので、美味しいミニトマトを育てたいです。
その為にも正しい水やりの頻度やあげる時間帯などは知っておきたいなと思いまして、そこで今回は、ミニトマトの水やりの正しい方法として、
頻度や適した時間帯、量など徹底的にリサーチしたことをシェアします。
水やりのタイミングやあげる時間帯、水のあげ方などは特に重要です!

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ミニトマトの水やりの頻度について

ミニトマトの水やりの頻度について

プランターで育てる場合

ミニトマトは、水をあげすぎてしまうと根っこが成長しないので、毎日あげる必要はありません。
ミニトマトの原産地は雨が少ない場所なので元々乾燥には強いので、そこまで心配はいりません。

また、あげる頻度は季節や天気によっても異なるので、規則的にあげるのではなく、ミニトマトの状態や土を見て判断するようにします。


例えば、30度を超えるような真夏日であれば、朝と夕方の1日2回水やりが必要な場合もありますが、置き場所によっては土の乾きが遅いため2回も必要がなかったりするので、一概には言えません。

水やりの基本として、「土の表面が乾いていたらたっぷりあげる」と良く言われています。
ですが、ミニトマトを育てるには土が25〜30リットルは必要なので、これだけの土の量となると土が乾くまでかなり時間がかかります。

なので、表面だけ乾いて鉢の中の土は全然乾いていないということも起こります。
その状態で水やりをしてしまうと、水のあげすぎになってしまい根っこが腐ってしまうことがあります。

これを防ぐためにも、土の状態を確かめる時は毎回手で触って湿っているかどうかを確認します。
更にミニトマトの葉っぱの状態を見ることで、より正確に水分が足りているかどうか判断出来ます。
葉っぱが少し垂れ下がってきた状態が水分不足のサインです。

プランターの場合は、重さを覚えておくことでも土が乾いているかどうかを判断することが出来ます。
これは、何度も行って徐々に慣れていくしかないですが、水やりをする前の鉢の重さと水やりした後の鉢の重さを覚えておきます。

これを大体でも覚えられるようになると、土が乾いた状態の時の重さに近い=水やりのタイミングと分かるようになります!

地植えで育てる場合

水やりをするタイミングに関してはプランターの時と同じように判断するので、土が乾いているかどうか、そして葉っぱの状態はどうかというのを見ます。

基本的にはプランターよりも地植えの方が土が乾きづらいので水やりの頻度が少ないです。
ただし、苗が植えられたばかりの時はまだ根っこが張っていない状態なので、根っこが広がるまでは乾燥させすぎてしまうと良くないです。
1週間も経てばきちんと根付いて成長し始めるので、それまでは乾燥させすぎないように注意して水やりをする必要があります。

ミニトマトの水やりは、プランターで育てる場合と地植えで育てる場合、どちらも頻度ははっきりと決められません。

天気やプランターの大きさ、日当たりなどによってそれぞれ頻度は異なるので、夏は1日2回、冬は2日に1回という風に決めてしまうのではなく、毎日ミニトマトをしっかり観察して、土を触って水は足りているかどうか判断します。

最初は判断するのが難しく感じるかもしれませんが、毎日観察することで少しずつ水が足りている時と足りていない時の判断がつくようになってくるそうです!

ミニトマトの水やりの時間は午前中に!

ミニトマトの水やりの時間は午前中に!

次に、水やりを行う時間帯についてですが、午前中がおすすめです。
特に、夏の暑い日は午前中に水やりをするようにします。

気温が高い時間帯に水やりをしてしまうと、土の中で水の温度が上がり、根っこが煮えるような状態になってしまいます。

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涼しくなる夕方でも良いのでは?と思いましたが、夜に水分が多いと必要以上に成長してしまう「徒長(とちょう)」してしまうことがあるので、出来れば避けます。

暑い時期は午前中の出来るだけ早い時間に、涼しい季節でも午前中にはあげておきます。

株元近くからそーっとかける

水をかける際のポイントもご紹介します。

高いところから勢いよく水をかけてしまうと泥跳ねが起こり、それが原因でミニトマトが病気になってしまうことがあります。
ミニトマトに限らず、植物に水を与える時は低い位置から優しくかけてあげるようにします。

株元をビニールで覆っている(マルチを敷いている)場合、
泥跳ねの心配はありませんが、花や実に直接水をかけてしまうのは良くないので、やはり高い位置から水をかけるのは良くないです。

花に水がかかると花粉が流れてしまいますし、実は割れてしまう可能性があります。

ミニトマトの水やり量は少なめの方が甘くなる!?

ミニトマトは、与える水分を極力少なくすることで甘みが強いミニトマトが作れるという風に言われています。

確かに、少ない水分で育てられたミニトマトは糖度が増して甘さが強いです。
しかし、家庭菜園でこれを行うには難しいのではないかと思われます。

先ほど、ミニトマトは乾燥に強いとお伝えしましたが、甘みが増すように水分を調整するというのはとても難しい技術で、少し間違えればミニトマトは枯れてしまったり病気になってしまいます。

なので、ミニトマトを育てるのは初心者だという方は、まずは水やりのタイミングがしっかり分かるようになるのを第一目標にして下さい!
だいぶ慣れてきて、もっと甘いミニトマトも作りたいなと思った時に、与える水分を調整する方法を試してみて下さい。

ちなみに、甘くなりやすい品種を選んだり、リン酸成分の含まれた肥料を使うなどの方法でも甘いミニトマトは作れます。

ミニトマトもできれば雨除けをする

ミニトマトもできれば雨除けをする

必ずしも雨除けが必要という訳ではありませんが、

・雨に当たることで実が傷ついたりするのを防げる

・泥はねからミニトマトを守ることができるので、病気を予防出来る

・雨除けしないよりは水分を抑えられるので甘くなりやすい

以上の3つのメリットがあるので、雨除けしないよりはした方が良いです!

梅雨の時期は特に雨が多く、雨除けを一切していないと水分を取りすぎてしまう可能性もあるので、せめて梅雨の時期だけでも雨に当たらないようにしてあげた方が良いかと思います。

ちなみに、ミニトマトではなく大玉トマトの場合は、水分を取りすぎてしまうと実が割れて黒くなる「裂果」という現象が起こりやすいので、必ず雨除けする必要があります。

ミニトマト水やりについてまとめ

ミニトマト水やりについてまとめ

ミニトマトの水やりに関するポイントをまとめると、以下の通りです。

・水やりは乾いた土にたっぷりと!

・頻度は一概には言えないので、
「葉っぱが垂れ下がっているか」と「土は乾いているか」
主にこの2つを確認して水やりのタイミングを判断する!

・水やりをするには午前中のできるだけ早い時間帯がおすすめ

・水やりは株元の近くからそーっとかけてあげる

・与える水分を抑えることで甘いミニトマトは作れるけど、
まずは水やりの基本をマスターする!

・雨除けは絶対ではないけどした方が良い

水やりと一言で言っても、気をつけるポイントなどはたくさんあって、水やりの仕方でミニトマトがどう育つかが決まるのでとても重要ですね!

水やりのタイミングはすぐに分かるようになるものではないと思うので、地道に毎日土とミニトマトの様子を観察することからはじめてみてはいかがでしょうか。

こちらも要チェックページ:ミニトマトのわき目を取らないとどうなる?

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